脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

歳を重ねる

2020年11月10日 | 経営以外の話
最近「歳を重ねる」という言葉の意味が分かってきたように感じます。
「歳をとる」これは身体的な衰えを感じさせる言葉ですが、「歳を重ねる」は経験が積み重なっていくイメージです。
良い歳の重ね方をしている人。
「昔は」「オレの時代は」を言いませんね。過去の栄光には価値が無い事を知っているのです。
我を通さず、分をわきまえる。
例えて言えば、10個のお菓子があって3人で分ける。
一人3個で1個余りますが、この余りは必ず他人に譲るというイメージです。
お菓子なら分かりやすいですけど、これが時間なら。
割り当てられた時間を分ける、話し合いなどがそれに当たるかと思いますが、我を通す人は独演会になります。10個のお菓子を総取りですよ。
「平等に分けた」と思っていても、それは「選んだ」ではなく「押し付けた」結果です。
同じように手に取ったお菓子が、全く違う味わいになります。

先日の安全会議では、残念な歳の重ね方をしている人が多いと感じました。
特に、我々のように「組織の競争、共存に揉まれない生き方」をしていると、我が強くなる傾向にあるようです。
気をつけねば。

「我を通す」と「信念を貫く」は全く意味が違うのですが、混同している人も多いように感じました。
これも気をつけねばなりません。

一歩引いて、俯瞰してみる、視野を広げる努力。
これが無くなると「ただの頑固おやじ」になるように思います。

歳を重ねる。薄いタオルを重ねてクッションにしていくイメージが良いです。
決して「重ねたから、下のタオルが引き出せなくなった」「重みで潰れてしまった」にはならないように努力したいです。
コメント
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