脱サラして一人親方になりました

脱サラして独立。我が道を行く男の独り言

経営戦略

2019年06月30日 | 経営
私のような事業形態で「経営戦略」という言葉を使う人は少ないと思います。
「そんな難しい事を考えるより、腕を磨いたほうが良い」
これには反論しません。

私は「特殊な技能」と「要求される技能」は別だと考えています。
前者は美術的価値の訴求。後者は商業的価値です。
私の技能は後者。そうすると「要求される」を「要求に応じる」と一緒に考えねばなりません。

もちろん、特殊な技能を有した上で、要求に応じるのがベターです。
本来は、そこを目指すべきなのかもしれません。

ただ、商品自体が便利になり、機械化はもちろん、AIによる「自動化」も進むと考えれば、生き残りの道をハッキリさせるべきだと考えるのです。
私に特殊な技能を求めるのは不可能。
それなら「要求される技能」をトコトン追及すべきだという事です。

要求される技能は、手先の器用さ、仕上がりの美しさだけではありません。
対応、提案力も含めての話になってきます。

今一度、この「要求される」と「要求に応じる」を徹底的に追求せねば、今の苦戦からの脱却は図れそうにありません。
自分がどうやりたいか、ではなく、相手(お客様)が何を望むか、です。
ここを見失っているように感じました。

市場を調査する事と、それに関わる人、会社の事も考える。
もっと頭を使わねば、技術を持たない私が消え去るのは当たり前なのかもしれません。

売りたい、儲けたい。
これじゃダメですね。
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上半期を振り返り

2019年06月30日 | 経営
予想を超える苦戦を強いられた上半期。
これが、そのまま続くと仮定した場合・・・・

売上はまぁまぁなんですよ。
何か大げさに書いているので「余程、苦労しているのか?」と思われるかもしれませんが、家族を養うだけなら問題無いのです。
質素倹約するだけ、、、、、ですらありません。
金持ち自慢ではありませんが、この収入でも充分なのです。

ただ、自営業、職人の悲しいところで、年齢と共に売上は減少します。
対応できる絶対量が減るからです。
退職金もありません(自分で積み立て、運用していますけど)
だから、稼げる年齢の時に青天井で稼いでおきたい、可能性がある限りチャレンジしておきたいというだけです。

上半期の話に戻りますが、苦戦と感じる要因が「物販の苦戦」です。
利益の良い商品が売れていません。
昨年までは好調だったのですが、今年の上半期は出ていないのです。

さらに「それでも安い商品が売れている」のであれば、付加価値の訴求、広告で「少しでも良い商品を買ってもらう努力」が可能なのですが、今年は「安い商品すら売れていない」という事実があります。
簡単に言えば、客足が少ないのです。
これが、新メニューへの移行に伴う弊害という点もあります。
が、どうも、それだけでは無いように感じるのです。

見えない部分、見えない敵。
この存在がチラつきます。
上半期、この見えない敵と勝負を続けていました。。。。。

これが大きな戦略ミス。
戦略上、どうでも良い部分を死守し、攻め手を弱めてしまいました。
自ら首を絞めてしまった、という可能性があるのです。

下半期。このまま過ごすワケにはいきません。
取り戻す、いや、失った分以上を勝ち取る。
その戦略を考えています。
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6月度 売上報告

2019年06月30日 | 売上報告
6月度の売上報告を出させていただきます。


■2018年対比:46%
■2014年以降の平均との対比:65%達成
■2014年以降の売上順位:5位

4月の大苦戦、5月の過去最高、6月の過去最低。。。。
ここまでアップダウンが多い年も珍しいです。
経営の難しさを考えさせられる状況だという事、思い知りました。
厳しい、険しい状況。
敢えて、こういう言葉は避けたいところですが、数年後、この状況を振り返る事ができるように書き残しておきます。


さて、現段階での、7月度達成状況(売上見込み)ですが、
■2018年対比:29%
■直近5年平均との対比:30%

また谷が続きそう。。。。
ここまでは予想していませんでした。
過去、これほど苦戦した事はありません。
このまま無策でいるワケにはいきません。

何度か書いている「新メニュー」と「販売を止めるメニュー」
これは長期戦略なので、たった数ヶ月の問題で右往左往する事はありません。

ただ「これが正解」とハッキリしている部分では無いのですが、商売をする上で「相手(お客様)がいる」という事を、もっと見直さなければいけないのかと感じています。
ここ数年は、売上が好調で、狙った戦略の全てが当たりました。
結果が出ると「自分が正しい」と思い込み「オレの言う事を聞いていればいいんだ!」と増長してしまった可能性があります。
元々、奇襲戦法で戦ってきたのに、いつの間にか「オレのやり方が王道だ」と勘違いしていたのか、という事です。

お客様がいる。
「売る」ではなく「買っていただく」

商い=「飽きない」
この苦境、苦戦を楽しめるように、この経験が将来に活かせるように、乗り越えていきます!
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