オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

陽気な未亡人。

2012年01月20日 00時15分07秒 | わたしの好きな曲


デアゴスティーニの『隔週刊オペラ・コレクション』があと2巻で完結となっていたのでした。
(全65巻)
最初の頃はきちんと買ってたけど、結果として揃えたのは30冊くらいだったなー。
そのうちの6割がまだ封を開けてすらいない(笑)
単巻として2000円は破格の価格でしたけど、買い続けるのには微妙に腹が痛い、、、、。
全体としてこのシリーズは「値段相応の映像が多い」(←2000円で買えるシリーズは他に無いのになんていう言い草) が「たまに素晴らしい物が混じってる」でした。
オペラは多分に好き嫌いがとっても効いてくる分野なので、プッチーニとかワーグナーとかは全然食指が動かぬ。ヴェルディは音楽は好きなんですけど映像として見る気は起きなくて、ほとんど本棚に収めたままなのでした。
個人的に、このシリーズの中で宝物にしたいくらい気に入ってたのは、第1号クライバーの『カルメン』と第31号ベームの『後宮』、第39号ミンコフスキの『天国と地獄』、第52号ゲルギエフの『ボリス』、第62号『メリーウィドウ』くらいでした。って、これだけかよ! (…見てないだけ見てないだけ!!)

で、さっき観始めたんですけど、メリーウィドウが素晴らしい!
未亡人が美人なんです。
ダグマル・シェレンベルガーという人ですって。
最初、胸の谷間が非常に魅力的な美人(ウーテ・グフレラー)が出てきて歌っていたのでこの人が主人公の未亡人かと思っていたら、
本当の未亡人がもっと美人だったっていう。
指揮はフランツ・ヴェルザー=メスト。2004年。
映像はなかなかにキレイ。

私はこのメリー・ウィドウっていうオペレッタが大好きで大好きで、シュヴァルツコップの歌うCDをそれはもう愛聴してきたのですが、、、
聴く一辺倒だったので話のスジがまったく分からん。



今回のDVDに由来する動画はユーチューブでは上のものだけみたいです。
(ウソ、ちゃんと時間をかけて捜してないから)
だから、ダグマル・シェレンベルガーちゃんの魅力をあなたにも見てもらうために、別オペラから。



カールマンのオペレッタ『伯爵夫人マリツァ』から。
気品と分かり易い神々しさと馬鹿馬鹿しっぽさを併せてごったくさを出すのがオペレッタというものの真髄みたいよ。
ダグマルちゃんは私が心に抱く「陽気な未亡人」とは若干食い違うけど、これはこれでまたよし。















なんか、メリーウィドウ、思ったより動画が少ないな。
もっと素晴らしい映像はたくさんあるはず。




そして! 最後に我らがエリーザベト・シュワルツコップフ嬢!
そうか、私がダグマル未亡人に違和感を感じるのはコップフ氏のせいだったんだな。
「紅の豚のジーナに似てるような感じだよね」という私の未亡人観はこの人(のCD)に由来していたのだった。





全曲の動画があった。(2時間07分)。凄いね。やっぱりこれは全部続けて観た方が面白いですよね。オペレッタ風の作り。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿