オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

家康楽市。

2014年04月26日 17時40分06秒 |   神君家康

<2014年3月26日に竣工したばかりの浜松城天守門>

足のケガが完治しました。もうどこも痛くありません。
浜松城公園で2日間にかけて「家康楽市」というのをやるというので見に行ってきました。
今回で第5回目だそうです。



浜松に越してきたばかりのころ「浜松人は誰も歴史に興味が無い」「徳川家康が浜松にいたことすら知らない人の方が多いと思う(みんなどうでも良いと思っている)」と独りでプンプンしていたことを懐かしく思い出します。一体、こんなに「家康、家康」「出世、出世」とばかり言う町になってしまうだなんて、どこの私が予想したでしょうか。昨年の出世大名家康くんの茶番は関心が無かった私ですら背中が痒くなりましたが、まあ、終わってみれば良かった出来事だったと思います。

「浜松産 食のイベント 家康楽市 In 浜松出世城」は「春の陣」と「秋の陣」が行われるそうで、つまり第5回目の今年は3年目だということです。
すべては「浜松福市長 うなぎイヌ」が政変により失脚し、「出世大名家康くん」が出世を果たした2011年以降のブームですよね。家康くんはゆるキャラとしてはけっこう遅出だったイメージがありますけど、ゆるキャラブームってまだ継続してるんですか?







10時ぐらいに会場に着きますとやってましたのが武将隊のショー。
浜松には武将隊がいませんで、この方々は岡崎市の武将隊。「グレート家康公「葵」武将隊」といって、はるばる武将の名産地の岡崎からやってきてくださったそうです。とは言っても肝心のグレート家康公は来ておられませんで、今日いた3人は、左から服部半蔵、酒井忠次、赤い人がわれらが浜松出身の人斬り兵部だとか。まぁ、井伊直政公が来てれば浜松的には万事良い気がしますけど、榊原康政も本多忠勝も岡崎よりも浜松の方でより活躍したのにね、プリプリ、とか思ってましたら、HP見たら井伊直政も酒井忠次も14時に岡崎城の公演に出演することになってる。13時ぐらいまで浜松にいたような気がするんですけど、四天王も大変ね。(※よく見たら、わかりづらいところに3人は浜松にいると書いてありました)
これはどうも、浜松にも自前の武将隊が欲しいですよねえ。井伊直政(※浜松出身者)は必須として、井伊谷三人衆(※浜松出身者ではない)と大沢基胤(※浜松出身者)と飯尾連龍(※浜松出身者)とその妻・椿姫(※フランス人)と叶坊光幡(※浜松出身者ではない)あたりを入れて。(←地味ね)。朝比奈とか小原とかもいいですねえ。



岡崎の井伊直政はかっこいい。



2日目(4/27)の武将隊は、酒井忠次が抜けて、井伊直政、服部半蔵、榊原康政(=右のヒゲ男)の3人が来てくれていました。改めて、武将隊はすごいです。こんなに動きにくそうな衣装なのに、歌って踊って飛び跳ねられる訓練を存分にしていることが見て取れました。更に全員がそれぞれ交代で司会ができる話術も身につけているみたい。おっかけらしき人もたくさんいて、本当に彼らはアイドルなんだなと思った。




面白いと思ったのは、会場に何人も家康公がいたことで、



この人(真ん中の黒い歯朶具足の人)は何かの重鎮らしくて、ずっと会場を威厳を保って歩き続けていた。何の人なんだろ?



「徳川三姫」と一緒に。



浜松ではまだ家康くんは大人気。家康くんふわふわ、おこさま200円。



金陀美鎧の家康公はなんと神谷昌志氏と歴史講座をやっておられた。
神谷昌志という方は浜松歴史界のスーパースター。昭和4年生まれですから今年85歳になられるのですが、話は明晰でとても力強く、つくづく元気だ。わたくし、ほっとして泣きそうになってしまいましたよ。実物を拝見するのは初めてですけど。



最後に『井伊直政誕生物語』という劇(劇団砂喰社)という劇があり、そこに出てきた徳川家康。この役者さんがすごく良かった。声がとっても良い。でもこの役者さんはメインイベントである『三方原合戦』では武田方の指揮官をやってました。かっこよかった。3週間前に行った細江の姫様道中でも井伊直政の劇をやってましたので、同じ劇団の方かと思ったら違った。一つの町で違う劇団がそれぞれ井伊家の物語を語り伝えているとは、とても頼もしいことだと思いました。それぞれの劇団は全然別の語り口と描写でありましたよ。今回の砂喰社は井伊直虎の誕生(1550年頃)から関ヶ原の戦い(1600年)までをわずか40分で描写していて、こんなごちゃごちゃした時代を40分で収めるのは凄い、と思いました。細江の劇では井伊谷三人衆と悪家老の小野但馬守に光を当ててましたが、こっちのそこの部分をバッサリと斬ってました。それも良かったと思います。今川氏真役の役者さんがとても愛らしい方でした。

ゆるキャラと、そんなにゆるくないマスコットキャラクターもいっぱいいました。



一番頑張っていたように見えたのが地元・遠州信用金庫の福理事長・えんちゃん。
おなかにポケットがあるので有袋類かと思われますが、公式サイトを見ても「秘密にしてね」としか書かれていないので謎のキャラクターであります。ただ、サイトのイラストを見る限り(このグルミの見た目からは想像できないんですけど)この子は羊ですね。「なんで浜松に羊?」と思うし有袋類に羊はいないんですけど、ほら、浜松の工業力の源は明治期の繊維業にありましたから、それと関係していると思われます。お腹の袋は遠信の勢力圏の東限が「袋井」であることを示しているのかしら。キャラは本当は蚕の方が良かったんでしょうけど虫はグロいですからね。意外と天竜の方ではジンギスカンも名産ですよ。



浜松と言ったらやっぱり鰻で、丸塚町にあるという「鰻菜詩」の福店長・うなしー。
横のこのお姉様は私がカメラを構えて待機してましたら撮って撮ってと強要してくださった。やたらと知らない他人に対してアグレッシブなのも浜松風であります。



この祭りは「三方ヶ原の合戦を食の文化の上で再現する」ということを掲げておりまして、山梨県のキャラクターもたくさん来ておったのです。甲府のB級グルメ「鳥もつ」のキャラクター、“縁をとりもつ”くん。



山梨名物ほうとうのキャラクターはフーリン(風林)ちゃんとカザーン(火山)ちゃんですって。



御殿場市からは、「富士山樹空の森」のじゅくうちゃんと「御殿場みくりやそば」の“みくりやんがすきー犬”。「ミクリヤンがスキー」とは「シベリアンハスキー」にちなんでいるんですって。ガスキーが手に持っているのは釘を打った棍棒ではなく山芋だそうです。御殿場は世紀末都市なのかと思っちゃいましたよ。どうして浜松と御殿場市が? という点についてはなんか説明してくださっていたんですけど、失念してしまいました。樹空の森というのも聞いたことの無い施設ですけど、3年ぐらい前に誕生した場所だそうで、御殿場の自衛隊が絡んだ公園のようですから、軍事繋がりの話なのかも知れない。「みくりやそば」のPRのために御殿場の役場の方々が有志で来ているのだそうです。大変だ。



これは「ポッカレモン」の忍者キャラ“レモンじゃ”ですね。最近毎晩の私のお供「二階堂の檸檬コーラ割」にポッカレモンは欠かせませんから、レモンじゃには抱きつきたい気分だ。でも、そのとなりにいたこの子は何者なんでしょう? 浜松ってなんかレモンと関係ありましたっけ?





2日間にかけて行われた「ゆるキャラ城落とし合戦」では、出世大名家康くんと公益社団法人やまなし観光推進機構の武田菱丸くんと彦根のひこにゃんが。
この祭りは「食の三方ヶ原合戦」を謳っているので、毎年2回欠かさず武田菱丸君は浜松まで来てくれているそうです。さすが行動力に溢れる武田氏!
祭りは2日間にかけて行われるので「城落とし合戦」も1日目と2日目の2回行われ、今年は第5回のお祭りなので、城落とし合戦は通算第9回戦と第10回戦だったそうです。家康くんと菱丸くんはとても仲が悪く(という設定で)ゆるキャラとしては大先輩であるひこにゃんが仲裁役をつとめるという変な展開。三方ヶ原合戦のとき井伊直政って9歳だったんですけどね。というか、ひこにゃんって井伊直政の息子の井伊直孝がモチーフじゃなかったでしたっけ。

そこに、さらに岐阜市の織田信長キャラの「のぶさま。」と彦根市の「石田三成」(右)と「島左近」が応援にかけつけるという、不思議な不思議な三方原合戦。







「城落とし合戦」というのは浜松でだけ昔から見られる風習で、小学校の運動会で騎馬戦&玉入れのかわりにおこなわれるものだそうです。「浜松で」とはいっても隣市の旧浜北市では見たことも聞いたことも無いものでしたよ。でも、記録では最古の記録は雄踏小学校の昭和15年だそうです。ボールを投げてお城の模型に当て(※中に火薬が仕込んである)相手よりも先にそれを爆発させた方が勝ちなのだそうです。「浜松楽市」では徳川軍と武田軍に分かれて過去8回城落とし合戦をしたのですが、これまで徳川方が1勝7敗なのだそうです。武田軍は圧倒的に強い。で、今回行われた2回戦でも、両日とも武田軍の勝ち(笑)。浜松は累計1勝9敗。なんと、ここまで史実に忠実なお祭りなんですね、岐阜の信長様も満足だと思います。
決して作為的に武田軍が勝つようになっているわけではなく、実は合戦に参加している子供達はみんな浜松の子供たちなので、無邪気に城攻めをしてるんですけど、徳川軍(白軍)の子供たちもちゃんと頑張ってるのに、どうしても武田(赤軍)の方が勝ってしまうというのが、見ていてほほえましいものでした。このまま今後も毎年武田が勝ち続けて欲しい、そう思います。

武田軍の子供たちもみんな「家康くん」の帽子をかぶっているのがなかなか。



歴史的に実際に爆破戦のあった城郭は湖西市の宇津山城攻防戦(1568年)。
三方ヶ原合戦(1573年)は城の取り合いの戦いではありませんでした。それに先立つ宇津山城の戦いの故事こそが三河及び遠州での手筒花火文化の起源の一端を担っていると私は考えています。いづれ闘将浜松市が現・湖西市を倒し(合併して)さらなる出世を果たしたあかつきには、是非とも宇津山戦の爆破の史実を再現してもらいたいものですよね。



「徳川三姫」というのは、お城の近くの貸衣装屋さんが毎回選定しているものだそうです。この着物はとっても高価な物だとのことです。中のモデルさんは近くの芸術系の学校の学生さんだとか。右から、長女・亀姫(母は築山御前)、次女・督姫(母は西郡の局)、三女・振姫(母はお竹の方)ですって。家康には娘が5人いたんですけど、3人しか選ばれないのは、家康の浜松城時代に誕生していたのがこの3人だけだったからだと思われます。というか家康ってすごいです。長女・亀姫は駿府で、次女・督姫は岡崎城で、三女・振姫は浜松城で、四女・松姫は伏見城で、五女・市姫は駿府城で、ちゃんと産み分けている。(市姫が江戸城で生まれていれば完璧だったのに)。亀姫と振姫の姉妹は15歳の年齢差があったそうです。長女亀姫と末妹市姫は47歳差。天下人の娘も大変だ。





三女の振姫のみが浜松ゆかりの姫ってことですね。
でも振姫の母の竹の方は武田家に縁のある女性。(穴山氏の傍系の娘)。神谷昌志氏の御本によりますとお竹の方が家康の側室となる2年前(1580年←天目山の戦いの2年前)に振姫は生誕したそうであります。どうなってるんだ?



お子様に井伊の赤備えを100円で貸し出すコーナーもあり、また大人でも和服で会場を訪れれば各店舗でいろいろと特典が受けられるというイベントもやっていたそうで、全体的にコスプレ祭りのような雰囲気でした。



わたしが子供の頃にこんな祭りが近くであったら、狂喜乱舞して泣いて喜んだでしょうにねえ。(無かった)。さすがにこの歳になると感激も小さくなってしまっているのが悲しいところであります。



武田の菱丸くんはタヌキキャラかと思ったら、甲斐犬をモチーフにしているとのことでした。そりゃそうですよね、狸といったら徳川家康の専売特許ですし信玄公が狸になる理由がありませんものね。



岐阜ののぶさま。は頭の後ろに名札がつけてあって、ご当地キャラ初心者の私に優しかった。実はのぶさま。は犬や猫科のキャラではなくて、「狼」キャラなのだそうです。



武将姿の太鼓隊がいて、この方々はこの祭りの為に結成された浜松の方々で、今回が初お披露目だったそうですが、説明を聞いたら浜松の自衛隊の方々だそうでした。なんだよー、自衛隊は大嫌いだ。(←憲法に違反した存在だから)


こんな説明書きもありました。本当ですか?






さて、「食の祭典」なので、がんばっていろいろと食べて見ましたよ。



まず、憎っくき武田軍が誇るグルメ的万能栄養食、ほうとうから。300円。
う、うまい。私が毎日家で作っている鍋料理と同じ感じがしますが、家の鍋ではカボチャなんて入れはしませんからねえ。家の近くでほうとう麺売ってるところ無いかなー。(捜してないだけで静岡では普通に売ってる気もします)。豚は「甲州信玄豚」という銘柄だそうです。とりもっちゃんはいたのに、甲府名物・鳥もつを売っている店はありませんでした。痛風の私は鳥もつなんて食えないがなー。



われらが浜松を代表する食材といったら「うなぎ」。ロシア料理サモワァールの出店で、「うなぎピロシキ」(500円)を買ってみました。名前の通り、うなぎの入ったピロシキです。(鰻の入ってない普通のピロシキは250円で売られていた)。つまりうなぎ部分だけで250円ってことだ。



食べかけ写真でごめんあそばせ。ピロシキって旨いなぁ~。揚げた皮のところが信じられないくらい旨い。そして、ロシア料理ですらウナギを入れるだけで浜松料理となってしまうのですから、鰻とは偉大な食材です。サモワァールとは浜松駅のすぐ近くにあるお店で、小学生ぐらいのときよく連れて行ってもらった記憶がある。苺ジャムをたっぷり入れるロシア紅茶が大好きでした。大人になってからは一度も行ったことがありませんけど、少なくとも40年以上の歴史のあるお店ってことですよね。懐かしくなって「つぼやきキノコ」(600円)も注文してみました。



おおぅ、これこれ。小学生の頃、これが大好きだったなあ。中にはグラタン状のシチューが入っています。大人になってから(男のやもめなので)シチューやグラタンなんて何十年も食ったことないなあ。これは家庭科が醸す味だ。ほろりと悲しくなりました。これに鰻が入っていたらもっといいですネ。



続いて食べてみましたのが、サゴー浪漫館の「家康公の長寿めし」(400円)



食べ方を説明されずに渡されたのですけど、実は容器は二重になってまして、下の段には熱々のあんかけが入ってる。上の御飯をあんかけの中に投入して食べろ、ということなのかしら。いや「あんかけ」というのは上からかけるから「あんかけ」なのであって、これに逆に何かを入れられる場合はなんていうのかしら。あんかけられ? これが「家康めし」たる由縁は、家康公は常々長寿の秘訣を「麦と味噌」(あるいは具だくさんの味噌汁)だと語っていたからだそうです。麦、、、 五穀米?赤米?に見えますけどこれは麦飯なのでしょうか。味噌が焼き味噌だったらもっと家康っぽかったのになぁ。家康はあんかけは好きだったのかなあ。かけられあんの中には鰯のつみれがごろごろ入ってまして、とても美味しうございました。









続きまして、割烹みその(千歳町)の出店より、浜名湖名物・ふぐの唐揚げ(500円)。
サバフグですって。甘ーい甘酢がたっぷり絡めてあります。タコのげそ揚げもおまけして入れてくれました。ふぐは美味いですね。部位によってとても噛み応えのある箇所がある。3切れぐらい入っていました。



そのあとは、鰻料理店・鰻菜詩の出店から、うなぎコロッケ(150円)と鰻さつま揚げ(2枚100円)と鰻エキス入りスティックパイ(100円)と三色ウナギおにぎり(200円)を。
もう、ウナギと名前が付いていれば何でもいいと思っていますね。

コロッケはどこに鰻が入っているかわからなかった。



スティックはうなぎパイと共通するような風味。



さつま揚げめちゃくちゃおいしい。



このおにぎり(団子)も完成度が高かった。




“浜松新名物”弁天福まんじゅう。
(300円だったのですが、終わり近かったので200円にしてくれました)
実はこれが「食の三方原合戦」において甲斐の宝刀に対する浜松軍の今回の主力だったそうです。
「春野紅茶で煮た遠州夢ポークを、三方原のじゃがいもで包んだご当地グルメ」。
地元の食材ばかりを使った一品ってことですね。
浜名湖の要素がありませんが、どうして名前に「弁天島」が付いているのかといいますと
形が「弁天島の鳥居に沈む夕日を見立てました」
とのことです。
これを作ってるのが弁天島の有名な料理店「太助」であるからでもあります。

まんじゅうはほとんどジャガイモでして、箸で割ると中に豚の角煮が入っています。
うまい。あんの部分がうまい。
ごちそうさま。


・・・さすがにもう食べられません。
(※これらを2日にわたって食べました)
甲州と遠州の料理対決の勝敗がどうやってつけられるのか知りませんが、総じて美味しかった。
つくづく「浜松は食材の可能性に満ちている」と思いました。
似たようなイベントがあったら、ぜひまた行ってみましょう。





そうそう、浜松商工会の展示物がこれでした。
新しく、浜松五社神社(=徳川秀忠の産土神)と浜松八幡宮(=浜松全体の鎮守)の絵馬をスクエアエニックス社の『戦国ixa』の図柄にしたんだそうです(笑)。わざわざ公式の人に頼んで絵馬にしてもらったんですって。なお、ゲームでの徳川家康の図柄はすでに新型第三バージョン(駿府人質時代の家康公)に変更になっておりますよ。この絵馬の家康公は第二バージョン。

商工会では来年の「徳川家康公顕彰四百年祭」に向けて「浜松 闘将・家康プロジェクト~天下取り挑戦伝説~」というのをやっておるそうでして、興味深く見ていましたら商工会の若い人が熱く説明してくれました。曰く、浜松で家康が過ごした苦難の17年間が、その後泰平の300年を生み出したエネルギーの源である。商工会は壮年期の家康の闘気を浜松人にアピールすることで、今後の商工業の発展に繋げるつもりである、と。まるで昔のどこぞの私が考えていたようなことを・・・ こんな若い人がたくさんいるのなら浜松も安泰だ。浜松城天守閣も早く新しいのに建て替えて欲しいですね。

でもこの新型絵馬(ではなくて「出世手形」と書いてある)、1つ戰圓ですって。一般の絵馬に較べて倍ぐらい高い。



関係無いですが、今回のこのお祭りでわたくしの一番の収穫というのが、前からほしくてほしくてたまらなかった『伊豆の頼朝 史蹟と伝説』という本を、近くの古本屋で1000円で見付けたことでありました。この本、静岡県の図書館だったらどこでも置いてありますけど、静岡県田方地区文化財保護審議委員等連絡協議会の編纂で、要は非売の本だったんですよ。なんでこんな店にこんな美本が。この本は昭和54年のものですが、未だに伊豆の頼朝本の中で一番の集大成であります。これは次の伊豆行きがはかどりますぞ。
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(つづきです)。

2014年04月25日 22時03分59秒 |   北浜名湖暮らし

舞阪の岐佐神社(ハマグリとアカガイの二女神を祀る)の祭礼の模型。


外に出ますと、鰻プールがあります。



鰻プールこそウォットのメイン。
ここは水産試験場でありまして、浜名湖分場の役割とはずばり鰻なのです。
ここも「シラスウナギの量産化」を使命にしていると聞いたことがあります。実現するといいですね。

鰻プールを上から眺めると、こうなります。



「露地池」と呼ばれるものが12個並んでいるのですけど、お客さんが覗けるのは2つだけ。上の歩けそうになっている通路には立ち入れず、あくまで横の小さな小窓から「研究施設を少しだけ覗いている体」であります。
われわれが覗けない他の10つのプールにはあんなものやこんなものが飼われていて、あんなことやこんなことが極秘裏に実験されているに違いないね。(カラのように見えるプールもありますけど)

であるからして、ここで見られる鰻も何かの実験対象であるはずなんですけど、ここで何が行われているか、そしてここ数年ずっと(※私が来たときという限定ですけど)水位が低く保たれて鰻がよく見えなくされている理由が、よくわからない。

水位が低いんだけど、よく見たらオオウナギがちゃんといましたよ!



よく分かんない?
ううん、肉眼だともうちょっとよく見えるんですけどねえ。もっと見やすくしてほしいですねえ。





うなぎ“にも”ってことは他にもうなぎパイの形をしたウロコを持った生物がいるってことですねえ?



その隣の錦鯉プール。
ここも浅い。ここでは錦鯉で何の実験をしているんだろう?



外の庭で一番広い面積を使っているのが「タッチプール」。
名前の通り、砂地の生き物と触れ合えるコーナーなのですが、ここが本当は一番学習的に重要な区画なのですね。



ここにいる魚はメジナ、コショウダイ、シマイサキ、クサフグ、ヘダイ、ムラサキウニ、サンショウウニ、と書いてありますけど、上から見る形でどの魚も素早いのでほとんど見分けが付きません。そして、あるときと無いときがあるのが、これ。



「この水槽にはボラの稚魚(ボラの子供)がいます。そっと観察してください」と書いてあります。よく水辺に小さい魚にが群れていて、小さい子供が「メダカ?」と言ってる場面をよく見ますけど、あれが主にボラだと知るだけで大きな勉強になると思うのです。ボラはいっぱいいるし、ボラは美味しい(のもいる)。



牡蛎棚や角立網を小さな模型で再現しているコーナーもあります。
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さわってきたよ。

2014年04月23日 17時42分43秒 |   北浜名湖暮らし


足のケガのリハビリをかねて、またウォットに行ってきました。
鸚鵡貝にさわりに。
そうです、前の記事で「感激した」と書きながら、あのとき私はオウムに触らなかったのです。矢張得体の知れない物になんか矢鱈に触りたくないもの。
でも、家に帰ってから、「やっぱり惜しかったな」「鸚鵡貝と遊べる機会なんかそうそう無いよな」という気持ちがイースト菌を練り込んだ小麦袋のように大きくなっていったのです。というわけで再訪。


(5月6日まででしたか。なぜかこの案内板にはオウムガイのことが書かれてない)

アクリル板の向こうで鸚鵡は所在なげにぷかぷか浮いていまして、「こんなの触って楽しいのか?」と一瞬疑念が涌きましたものの、狭い投手口から手を突っ込んで「どうやってあそこまで手を伸ばすんだ」と思っていたら、つつつつつ、と貝の方からこちらへ泳いできた。なんて協力的なオウムなんだ。まるで「触って、触って」と言ってるかのよう。(実際はエサを求めての行動なのかしらね。オウムガイって何を食べるんでしょうね。)





で、つかんだ感触ですけど。
かたい。(あたりまえだ)
写真を撮ろうと横にしたり上を向かせたり、いろいろしてましたら暴れる暴れる。「もういいだろ、離せよ」というように、ぶんぶん逃げようとする。が、鸚鵡貝の場合は水を噴出する口(漏斗)が前向きに向いているので、殻の後ろの方を持っている限りいくら水を吐いてもお前は私からは逃げられない。あははははは面白いなあ鸚鵡貝。「ぶぅん!ぶぅん!」と水を吐く感触は中々他では味わえない。ふだんは脚だけで泳ぐんでしょうけどね。触手は意外と長い(何本あるんでしょう)。まだこの頃のイカタコ類には吸盤が無い。





ヤア、ボクピーチャンダヨ



前回はいなかったヤシガニ(推定18歳)も今日はおりましたよ。



なんと、二重の水槽に頑丈に閉じ込められている。水槽は傷だらけ。なんと、そんなに危険な動物だったのか。触れるんじゃなかったのかよ。



水槽が傷だらけすぎて、あまりよく見えません。
そして狭すぎて、あまり動きません。そもそもヤシガニはそんな動く動物じゃないですね。
それにしても、これで18歳ですか。(あまり大きくないように見える)。沖縄おそるべし。ヤシガニっておいしいそうですね。



説明版もいっぱいで、とても楽しかったです。この幽霊蟹も展示されていればなお良かったんですけどね。(見たところただの赫手蟹)



<ウォット見取り図(1階)>

さて、折角なので、ウォットにいま何がいるのかを記録しておこうと思います。
来るたびに展示品が変わっているのは確かなのですが、変わってないのも多々あるので、この記事を書いていても「あれ、ここは3年前はどうだっけ」とか「この魚は前にいたっけ」とか思うのばかりだから。一旦記録しておけば今後もウォットを3倍楽しめると思う。
あと、前回間違ったことをかなり書いていたのでその修正も。

まず「パンダ水槽」。



前回「ちらっとパンダウナギが顔を出した」と書いたんですが、今日はいくら目をこらしても存在を窺い知ることはできませんでした。「その白い筒の中にいるんでしょ」と思われると思うのですけどその中には何もいない。(前回もそこにはいなかった)。おそらく後ろの岩の下に隙間があって、その下にいるんだと思います。カワアナゴしか見えなくて(鯰もいるんですけど)「一体なに水槽なんだよ」「パンダウナギは死んだんだ」と思っても仕方の無いところなんですが、パンダウナギはいます。(見たもん)。これはあれですね、「幸運のパンダウナギを見られたらその日3時間だけ幸せになれる」とか噂を流したらいいと思いますね。だってパンダウナギですよパンダウナギ。そんなの滅多に見られないよ。(※茨城の大洗水族館と九州の高千穂峡淡水魚水族館 にもいるらしい)
ウォットのパンダは1998年に近くの養鰻場から寄贈されたもので、そのとき2歳仔だったといいます。ということはいま18歳ですか。


(※これは2008年12月の写真)
以前にはパンダウナギとは別に「銀色の鰻」というのもいましたよね。
今はいないように見えるけど、パンダと同じように岩の下に隠れているだけかもしれません。



「長いもの水槽」。
いるのはハモ×2、マアナゴ×2?、クロアナゴ×2、ダイナンウミヘビ×2、ホタテウミヘビ×2。長くないのに一緒に悠々と泳いでいるのはハマフエフキ(とても美味しい)とニセクロホシフエダイ。ハモもこのくらいの大きさの魚になると襲わないんですね。



みんな仲が良い。



前には10羽ぐらい舞っていたミノカサゴはもういなくなってしまったんだと思っていましたが、1羽だけ残っていました。「毒のある魚水槽(正式名は「毒・トゲ・歯 ちょっと危険な水槽」)」。
ここにいるのはミノカサゴ、コグチフサカサゴ、ハリセンボン、ハコフグ(幼魚)、サザナミフグ、シマヒメヤマノカミ。「本当に危険な魚」じゃなくて「ちょっと」。面白いメンバーだというのがわかりますね。ミノカサゴは飾りですね。(こいつはかなり危険)

ひとつだけ魚名リストに説明の無い魚がいて、「この顔が愛らしい黒い魚ってなんだろなー」と思って眺めてたんですけど、



これってサザナミフグですか。(説明版のサザナミはもっと白い色)



白いのと黒いのが並んだ図。
サザナミフグは肝臓・卵巣・精巣だけでなく、皮膚からも毒を流していてそのせいか肉にも毒が浸み込んでいると言われている食べられない魚。(誰も食べないので肉部分の毒の有無は不明)。画像検索してみると、サザナミフグは本当に多種多様の色をしている。最大50cm。こんなに個体差が激しいんじゃ、フグ調理免許を持っている方々は、どうやって見分けているんでしょう?


名前の由来となったお腹のさざ波模様。



「毒水槽」「長いもの水槽」に並んでいるのが「アマモ場水槽」。
江戸時代に争うほど獲ったのに、浜名湖のアマモ場はまだまだ広い面積が残っているそうですね。
アマモ場に棲む魚は小さい魚ばかりなので普段の私なら通り過ぎてしまうのですけど、よく見たら楽しいのだと思います。

アマモはナイロン紐で作った偽物です。
この水槽にいる魚は、イソギンポ、ヒメハゼ、アカオヒセシマハゼ、サンゴタツ、ナベカ、ハオコゼ、アイゴ(幼魚)、アミメハギ、イソスジエビ。



歯虎魚が群れているところか一番の見所になるのでしょうかね。



イソギンポ(玉子をかかえています)。こういうのを面白く思うようになったらお魚好きもかなりなものになってる。



見えますか? 変なところに入り込んでいるヤツがいる(歯虎魚)。
ピクピク動いてますのでこの子は元気です。決して不慮の事故ではなくてこいつは自分からそこまで入ったのだろう。狭いところが好きな人はいる。



そして、砂場のアイドルといったらこの子ですね。ナベカ。
日本全国どこにでもいる魚で、砂場よりはむしろ岩場の磯だまりによく見られる魚ですが、それにしても美しい。あまりによく見られすぎてお魚愛好家にはちっとも大事にされない魚ですけど、容易に捕まえられて。塩水さえ用意できれば(汽水でも大丈夫)飼育も丈夫なので、それなりに人気がある。生態もおもしろいし、これはアイドルになりうる。
ナベカは漢字で「那辺加」と書きます。地方名がとても多くて伊豆では「三島女郎」「三味線弾き」などと呼ばれた事もあるそう。見た目の派手さが芸者を連想させるんですね。それがどうやって「那辺加」などという意味不明な共通名に統一されていったのか、とても不思議。






「アマモ場水槽」の対面は、4つの個水槽。便宜上、「北側の個水槽(1~4)」と呼ぶ事にします。
上部に「アマモ場ってなぁ~に?」という説明書きがありますのでここもアマモ場水槽であると錯覚しそうになりますが、ま、アマモはそれほど関係無いようだ。ここは普通に「浜名湖の砂地に棲んでいる魚コーナー」だと思います。浜名湖は一般に水深がとても浅いです。
順番に見ていきましょう。

水槽1


名付けて「フグ水槽」。
いえ、この中にはふぐはコモンフグとヒガンフグしかいなくて、他の魚(ヒブダイ、アオハタ、マハタ)の方が数が多いんですけど、とにかくフグの動きが活発で、完全にふぐだけが主人公なのです。ただ、フグの軌跡が速すぎてほとんど写真が撮れない。



ヒガンフグとコモンフグの見分け方は簡単ですね。(白抜きか黒抜きか)。両種とも、肝臓・精巣・卵巣それから皮にも毒があるんですけどザザナミフグと違って肉は喜んで食べられるんですって。ただ、全く毒を持っていない個体は多いらしいし、逆に東北地方で捕れるものは肉にも毒があるとのこと。それはどうやって見分けるんだ。つくづくフグ料理士さんって凄いと思います。ヒガンフグはトラフグに続く「美味しいフグ・ナンバーツー」だそうです。

水槽2


「たて縞よこ縞水槽」。
カゴカキダイ、イシダイ、イシガキダイ、キュウセン、オヤビッチャ(幼魚)、オトメベラ。



カゴカキダイ(左・おいしい)とキュウセン(右・おいしい)。
実は魚の世界ではふたりとも「たてじま」なんですってよ。へえ。

水槽3


なんかとりとめのない水槽。
マツカサウオ、アカマツカサ、ネンブツダイ、オオスジイシモチ、イサキ、イトフエフキ。

水槽4


ヒラメ・カレイ水槽。
これは個人的に見ていてとても楽しい。ヒラメが大好物でして、えへへ。
浜名湖には多くの種類のヒラメとカレイがいるということをアピールすべき。
ここにいるのは、ヒラメ、イシガレイ、ネズミゴチ、クラカケトラギス、クサフグ、クロホシフエダイ、オキフエダイ、コロダイ。

ヒラメ・カレイを眺めて楽しいのは「意外と泳ぐ」ということですね。
見てますと、ひらひらひらひらひらいつまでも泳いでいるのがいます。

「カレイの美味しさランキング(刺身編)」は 1.マコガレイ(大分の) 2.マツカワ 3.ホシガレイ 4.イシガレイ でしたっけ。(※カレイはどれもおいしい)。浜名湖にはどれもいます。種類がやたら多いカレイに対して、ヒラメは基本的に「ヒラメ」一種類。(ガンゾウビラメやコケビラメもいますけど「ヒラメ」とは別種とされる)。カレイと違って、「ヒラメ」はヨーロッパやアメリカにはいないそうですね。(※日本のと同じ種類の「ヒラメ」は、という意味で地中海には「砂ヒラメ」という種がいる)。「シタビラメのムニエル」は英国?の名物料理ですけど、ヨーロッパでよくムニエルされるシタビラメは日本のと違って右向きだと聞いたことがあります。(普通の左向きの赤舌平目も高級魚として君臨しているというのでややこしい)



ネズミゴチも美味しいですよ。(食べたこと無いですけど)


大水槽。


前に「魚の数が少なくなった気がする」と書いてしまいましたけど気のせいでした。
ここにいる魚はそれほど変動は無いけれど、たまに異動がある。(いまは黒鯛がいません)


マダカ、ヒラスズキ、アオハタ、ゴマフエダイ、コロダイ、コショウダイ、シマアジ、ドチザメ、ナンヨウツバメウオ、ネコザメ、ヒケソリダイ、マダイ、ヤイトハタ、カンパチ、アカエイ、クエ、ウツボ。
派手なのがおらず重量感のあるのがいいですね。
私のお気に入りはやっぱりマダカ(スズキ)ですけど、ウォットのサイトによりますと一番人気はアカエイ、次いでサメ類なのだそうです。人気って分かんないですね。



マダカとはスズキの地方名ですけど、出世の町浜松では「支配者の魚」と呼ばれている魚です。浜松城近くに浜松のヌシの棲んでいた「鱸谷」という古代遺跡がある。本などでは「出世魚スズキのフッコぐらいの大きさを三河・浜名湖ではマダカという。「スズキになるのは未だか」の意。60cmを超えるとスズキへと変わる」と書いてあることが多いのですが、これは画一的な事典の記述の弊害で、実は浜名湖でも地域差が大きいものです。とくに浜松南部は、旧可美村を本拠地とするスズキ一族の影響と威勢が強いせいでよっぽど出世に出世を重ねた個体でないと(=市長レベルにならないと)スズキと呼ぶ事は少ないです。いくら大きくてもマダカをマダカと呼ぶ事は間違いでは無いのです。それとは別に、私は昔からトヨタ派なので、マダカのことはいくら出世してもマダカと呼びます。マダカの洗いおいしい。静岡県は東京都よりもスズキが多いそうで、クラスに5、6人はスズキくんがいました。伊豆のスズキ、駿河のスズキ、遠州のスズキは別系統だそうで、遠州の場合、徳川家康の遠州入りにいち早く付き従った井伊谷三人衆の鈴木重時がその祖なのかと思いきやそうではなく、源義経の伝説的な家来の鈴木重家をその源流としており、浜松のスズキ家の本家(篠原町)は1411年に今切れ口に漂着したという伝説を持っているそうです。その87年後に大津波で今切が崩壊しました。(ただし伊豆の大瀬崎のスズキ家の方がより本家に近い系譜を持っているそうだ)
今度スズキが都田へ引っ越すと聞いたんですけど、どうなるんですかねえ。
ヒラスズキも「ヒラ」と付いてますけど、実力は部長クラスだそうですよ。(美味しい)



とても大きいシマアジ。じゅるり。



カンパチ。浜名湖にはこんなに大きくなったのはいないでしょうけど。
左下のシマのあるタイは・・・・・・ コショウダイ。



「トラフグ水槽」と「エゾイソアイナメ水槽」。
ここがおそらく一番目立つ位置にある水槽ですね。
「遠州灘といったらトラフグ」、これをアピールしないと。
普通は遠州灘で獲りますが、湖内にも普通に入り込んでいるそうです。
トラフグ水槽にはトラフグのみ5頭。エゾイソアイナメ水槽にはエゾイソアイナメ5体とハシキンメ2匹、エビスダイ2匹、それからイズハナトラザメとナヌカザメが入っています。

トラフグは以前は南側個水槽のbやdにいたんです。(2頭)。その時は他の魚と一緒にいたせいか、落ち着かず、盛んに泳ぎ回っていることが多くて容易に写真を撮らせて貰えなかった。
それがトラフグのみの水槽になったら、5頭とも、なんと動きが優雅になったことか。他の魚がいると心安がないんですかね、虎ですから。
今はいくらでも写真を撮らせてくれる。







この可愛らしい歯がキケン。



この模様だと何か虎なのかさっぱりわかんない。
砂地で休んでいると背びれがクタってなるのが愛らしいのですけど



泳いでいるときの下腹びれも「そんなところにそんな立派な羽根がっ」という作りで、よく見たらよく動いてて美味しそうですね。(鰭酒、、、じゅるり)



ハシキンメは深海魚なので、深海域の無い浜名湖にはいません。



エビスダイも深海魚では無いですけど浜名湖内にはいないようですね。
顔が怖いのでハシキンメの方が見応えがある気がしますが、水槽に天井からの照明が当たる箇所がありまして、その下に来るとエビスダイがきらきらと赤く光ります。これはキレイだ。


南側の個水槽(a~d)


水槽a


「コバンザメ水槽」。
ここにはコバンザメ2匹、クエ(幼魚)、マゴチ、イネゴチ、ゴマフエダイ、コブダイ、アカエイが入っていますが、なんとなくコバンザメが主役。
コバンザメには、誰かにひっついているときに「くつろぐな~」とかいう感情があるのかしら。
この水槽には何にもくっつく相手がいないのであきらめの表情で転がっているコバンザメが逆にとても愛らしい。





そしてマゴチ。
わたくしの最近の最愛の魚のひとり。(とてもおいしい)
右側はクエの幼魚。

水槽b


「ワカメ水槽」。
メバル、コブダイ、タカノハダイ、カサゴ、アナハゼ。
隣りの水槽cと合わせて「釣って楽しい魚たち」ですね。
浅い砂地を想定しているみたいで、ここにいるのはみんな子供たちです。

ちなみに検索したんですけど、私はワカメとコンブの見分けがつきませんでした。
これは・・・ ワカメで良いですか?



メバルの子供かわいい。

水槽c


「牡蛎棚水槽」。
セイゴ、コショウダイ、アイゴ、メジナ、イスズミ、カワハギ、ウマヅラハギ。

メジナやメバルは釣り人に愛される魚ですけど、滅多にスーパーで見かけることは無いですよね。
釣り人にのみ食される食魚!(というほとでもないですけど)。いろんな魚を自分で釣ってさばける人に憧れます。



この白いのと黒いのは両方コショウダイなんでしょうね。
背びれの形が全然違うように見えますけど、実は同じ。
黒コショウと白コショウ。はッ! だからコショウダイか。

水槽d


「マダイ水槽」。ニベとアカハタもいます。





こんな説明書きがあるのですけど、よく見たらこの水槽の中はマダイしかいないのです。チダイと見分けようとしても無益なこと。惜しい。
血鯛は近所のマックスパリューでよく小さいのを売ってますので(安い)、買って塩焼きにしてます。
魚は丸焼きが一番簡単でうまいですよね。




「ふれあい水槽」。
小さな魚がたくさん入っています。
水槽の下部に手を突っ込んでおさかなに触れるようになってるんですけど、私もいい年したおっさんなので、いつもここは素通りしていました。
・・・今日は、せっかくなので小魚に触ってみましょう。恥ずかしくない恥ずかしくない。



カメラを構えながらなのであんまり深くまで入らないのですが、
手を突っ込むと、一瞬小魚が集まる。
え、なんでなんで、ウチで飼ってる人なつっこいメダカでさえ手を差し入れると逃げるのに。
ただ、それは一瞬だけで、
ドクターフィッシュみたいにツンツンしてくれるのかと思いきや、
一瞬で全員が興味を失って散会する。なんだよ~、もっと触れ合おうよ~



なぜかここには魚名の説明版がありませんので、触れ合いたいお魚の名前を呼んで追いすがることができません。
ちぇっ。

チョウチョウウオやクマノミぐらいはさすがに分かりますけどね。



・・・と思ったけど、チョウチョウウオってやたらと種類が多くてカタログ見るとクラクラしますね。
これは、トゲチョウチョウウオ。控えめなトゲ。



これは? ・・・ハタタテダイ。



・・・なんと、たったこれだけ書いただけで1万4千文字を超えてしまいました。
全部の魚を記述するって(しきれていませんが)やたらめんどくさいですね。
つづきます。がんばります。
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メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第6番ヘ短調。

2014年04月18日 17時14分57秒 | わたしの好きな曲


久しぶりに車を運転して。
そういえば私の愛車でのヘビーローテーションはメンデルスゾーンに移っておったことを思い出したのでした。

メンデルスゾーンといえば、生まれた家は大富豪で、その名も「フェリックス(幸運)」で、その容姿は「天使のようだ」と言われ、「神童」ともてはやされ、祖父は高名な大哲学者で、4才離れた美人の姉も音楽の才があり、その姉とは幼い頃から演奏を通じて魂が一体化し(おかげで彼は生涯シスコンだった)、多彩な友人にも恵まれ(ウィキペディアにはメンデルスゾーン1歳のとき彼の家でフェルディナント・ダヴィッドが生まれたと書いてあるんだけどわけわからん)、働く必要もない身分なのに職は向こうからどんどんと舞い込み、奥さんのセシルもまた美人で、子供たちもまた天使で才能に恵まれ、人が知らない曲を2、3演奏するだけでなぜか自分の名声が高くなっていく、そういう人でした。唯一の弱点は「祖父が元ユダヤ人だった」ことぐらいですかね。
こういう人にはいろんな人が悪口を言うんです。「メンデルスゾーンには精神の深みが足りない」「心の飢餓が無い」と言ったのはワーグナーと宇野功芳だけじゃないそうです。

ですが、そんな南方熊楠でさえも文句が言えなかったのというのがこちら。
38歳のとき、最愛の姉が突然病死し、彼は悲痛にむせびます。2ヶ月後に作曲を始め、2ヶ月後に完成し、体調を崩し、2ヶ月後に彼も死ぬ。残ったその曲には、彼の生涯の栄光は一切繁栄されてなく、ただただ姉への強い血反吐だったのでした。これを書いたから彼も死んでしまったしまったのだと思うほど。
残された妻セシルがとてもかわいそう、と思うほど。


<姉のファニー>

なんというか、この映像を見ると、「若い人が演奏するにふさわしい曲」と思う。
最初の方、みなさんとても必死な形相をしているのですが、私も車の中でこの曲を聴くときは似たような顔になってます。
それが終楽章になると無心な顔となる。
そして、終結部になると(この映像では[25:30]のところ)どうしても泣いてしまいます。
うううう、みんな死んでしまうんだ。


が、基本脳天気な彼が死の間際じゃないとこんな曲を書かなかったのかというとそうでもなくて、弦楽四重奏曲第2番イ短調(18歳のときの作品)も、同じような気迫を持っておりますよ。

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さわれるよ。

2014年04月15日 20時18分34秒 |   北浜名湖暮らし


すみません。
伊豆へ小旅行へ行くつもりだったのですが、急に出かけられないことになり(怪我をした)、少し日延べします。

かわりに弁天島のウォットに行ってきました。
(歩けないから伊豆行きを諦めたのに、ダメなやつ)


「ウォット」というのは人工島・弁天島の渚園にある「静岡県水産試験場の浜名湖分場」に付属している小水族館で、水族館と言うよりは「浜名湖体験学習施設」と名乗っています。つまり、私のようなおっさんが行くようなところではなく、お子様たちが浜名湖と触れ親しむための施設なのですよね。でも、とても楽しいところなので、私はぜんぜん構わず行く。
小水族館なので、たくさんのお魚を期待していくとガッカリとすると思います。
だが、その魚がすべて(?)浜名湖と遠州灘のすぐ近くで獲られた魚だということが、とても価値があるのだ。(私にとって)


私が「ウォットに行く」というのは、「ウナギを眺めに行く」という意味です。
実はウナギというのはとても不思議な習性を持つ魚で、意外とひとなつっこく、お茶目で、悪戯好きで、お遊戯好きで、群れることが好きで、人語を解す。
建物の外にウナギプールがあってそこに数十匹の鰻が入れられており、運が良ければ、うごめく無数のウナギの愛嬌のある仕草を眺めることが出来る。
ただ、運が悪ければ見られない。
鰻の水槽は実験用の巨大プールなのですが、その横に覗き窓がついていて、水槽の水がいっぱいなら、ウナギが泳ぐ姿がよく見える。ところが水槽の水が少ないと(覗き窓より水位が下だと)、見えるのはただ水面で、暗いその下にただ長いのがいるらしいというのが見えるだけ。
さて、今日は!
どよどよどよ、今日もダメでしたよ。水少ないよ。ウナギ、みんな影に入っちゃってるよ。(夜行性だから)
実を言うと、過去10回ぐらいここに来た中で、ウナギを良く観察できたのは2回しかありません。
うち一回分は不手際で写真を失ってしまったので、手元にあるのは2回目の10枚弱の写真のみ。
ああ、あの愛らしい鰻をまたじっくり見たいなあ。・・・また来よう。
(この水槽にはマルモラータ鰻(=ヒバゴンの正体だと言われている)もいると書いてあるのですが、見たことがありません)


2009年2月に撮った写真。ここでも書いたか。

建物の中にもウナギ展示槽がありまして、そこには特大のウナギがいるのですけど、



今日は何も見えない。
いつもは3匹ぐらいいるんですけどね。


<カワアナゴ。・・・穴子>

この水槽にはナマズとカワアナゴも入っていてそれは存分に眺められますが、肝心のウナギがいなければ仕様がないじゃん、と思って館内をひとめぐりしてからもう一度覗いてみましたら、



岩の下からパンダウナギが顔を出していました。
大白熊猫! いたのか! ここ2年くらい来ても姿が見えなくて、「死んじゃったんだなあ・・・」と思ってたんですが、まだまだお元気だったのでした。
ウナギの寿命は88年ですからね、長生きして欲しいですね。


さて、浜名湖には見てて楽しい魚介類がいっぱいいるのですが、
ウォットは小水族館なので、水槽の数はそれほど多くありません。
が、魚は一般に寿命がそれほど長いものでもないので、ウォットでも定期的に魚が入れ替えられている。
「だいたい半年から1年に一回ぐらい来れば楽しい」というのが私の体感です。
前回はいつ来たんでしたっけね。

まず目立ったのがコチラ。



以前、十数羽のミノカサゴの舞っていた水槽には、今は舞阪のトラフグ。
そうですよね、トラフグといえばウナギ、ドウマンガニと並ぶ「浜名湖で三大見てて楽しい生き物」の一峰ですからね。フグにもいろいろ種類がありますが、トラフグは中でもずば抜けて「身体が大きい」のです。見応えがあります。しかも食べられます。愛でて良し、食べて良し。一番美味しい(と言われる)のは肝。以前は一番奥の水槽で展示されていたのですが、一番目立つここに移動したんですね。良いと思います。水槽の中には大きいトラフグが6、7頭飛び回っているんですが、動きが速すぎて、鮮明な写真を撮るのは私のカメラでは無理です。





が、こんなふうに砂で遊んでいるのもいました。
フグはとても無邪気なんですよ。いくら人が水槽に顔を近づけようが意に介せず、ずっと自分の好きなことだけをしている。
トラフグの寿命は10年ほどだそうだそうですが、食べ頃なのは4・5歳の頃なんですって。寿命が88年もあるウナギは1年半~2年で食べられる(@養殖の場合)のにね。
フグなんて海だったらどこにでもいそうな感じがしますが、トラフグの産卵地として知られているのは日本に10箇所ほどしか無いそうです。うち4箇所が九州、2箇所は瀬戸内海、能登、若狭、秋田に一箇所、太平洋には一箇所。下関がフグの名所のわけが良く分かりますね。太平洋の場合、伊勢湾口にある阿乗が唯一でして、下関一辺のフグとは親戚関係が遠い感じですね。浜松のトラフグも当然生まれは三重なのですけど、海流調査の結果、遠州灘沖に留まっているフグが一番数が多いのだとか。フグは海流に乗って房総~紀伊半島の間をぐるぐる泳ぎ回っていて、東京湾に入っていくやつらもいるそうです。かわいい。
ウォットにはトラフグ以外にも、クサフグ、シオサイフグなどがいました。それらと見比べると、虎河豚の化け物じみた大きさが目に付きます。
ご多分に漏れず、佐鳴湖の蜆塚遺跡からはフグの骨が発見されています。縄文時代から浜松人は河豚が大好き。でもそのフグはマフグだったそうです。トラフグの骨の化石が発見されたら浜松的には一大ニュースです。




そして、フグ水槽の隣には、また会えました、エゾイソアイナメ。
5年前に初めて見て、その愛らしさに一目惚れした魚です。謎のお魚なんですが、鍋にすると美味しいんですって。
以前は特設水槽にサメと一緒に一匹だけ泳いでいたんですが、今回はもっと大きい水槽に、ハシキンメ、エビスダイらと共に4匹ぐらいのエゾイソアイナメが。エゾイソアイナメって遠州灘でもたくさん獲れるのでしょうか。
ぬるぬるよく動く魚なので、その愛らしいお姿はやはり写真にはよく写りません。





不思議な手触りでありそうなそのお肌を鮮かに写真に撮ってみたいんですけどね。どうしてもブれる。


それから、見てビックリしたのが



“長いモノ”水槽。
おおおお!



ハモだ! ハモがおる!
そりゃハモも遠州灘の名産で湖内でも結構捕れるそうですが、ハモってすこぶる凶暴で近くに居るもの何でも噛みつくんじゃなかったんですっけ? こんなに雑多な水槽の中に入れておいて大丈夫なのか。しかも大きいのと小さいのと2人おる。私ここでハモを見たのは初めてだと思いますよ。(※調べたらハモは数年前からウォットにいたようです)。次はタチウオに挑戦していただきたいですね。



やはり狭そうにしているように見える・・・
目の先に、咬まれたような刺されたような黒いのと白いのと2つの点があるのですが、これは決して喧嘩してできた穴とか瑕とかで無くて、ハモの写真を見ると必ずこうなっています。何の点なのでしょう?
(頭のうしろの方にある点は決闘傷)



大きなホタテウミヘビが2人。パンダウナギに見えますがウナギではない。
意外と美味しいそうですが、ハモ以上に骨がやっかいすぎるのが原因でほとんど食べられないそうです。あと、美味しそうなマアナゴや美味しそうでないクロアナゴなども一緒に泳いでいます。



こんな大きく凶悪な人たちの中に、ただひとり、ダイナンウミヘビ。
踏みつぶされちゃいやしないかっ
(頭の上の囓られているシッポはハモのもの)




大水槽は、魚の数がちょっと淋しくなっている(気がする)。
以前は真鯛とか黒鯛がもっとたくさんいたような。
でも、私の見たいのは“浜松の主”マダカなので、どうでも良かったりはするのでしたが。
美しいなあ、マダカ。この、背がうにょんと曲がっているのは個体差じゃないんですよね。
出世しない平のスズキも大型ですが、こんなに曲がらない。




それから、もうひとつビックリしたのが、
「企画コーナー」の片隅の「タッチプール」の中にいたこいつ。
オウムガイに触れるよ!!

(じーーん)、かつてオウムガイに触れる水族館なんてあったでしょうか。
「いくらでも好きなだけペンギンに触っていい掛川花鳥園」と同じくらいな感激を覚えました。



この日は人が少なかったので暇そうにしているオウムガイ氏(アクリル板越し)。
もっとこう、うにょうにょと、もっとタコらしくめきめきうにょうにょしていてくれてたらおっさん嬉しいのに。
この手の挿入口の広さは、「オウムガイは水中から出してはいけない」という意味ですよね。
お子様大丈夫かな。

「浜名湖にオウムガイっているのかな?」
と思ったんですけど、ここは「静岡富士山空港から行ける琉球の海」の特別企画のコーナーだったのでした。沖縄にオウムガイっているの?(解説によるといないこともないらしい)
沖縄コーナーはまもなく期間終了みたいな雰囲気でしたが、かつてはここで「ヤシガニに触れるコーナー」もあったらしい。なんとっっ。マジっすかっっ。「ハモに触れる」のと同じぐらい危険なような。
(※ここを見ますと、オウムガイのみ期間終了後も(好評の為?)ずっと触れるようにしてあるような。)


2階に行きますと「エビカニコーナー(解放実験室)」があります。
浜名湖は海老蟹の豊富な湖でもありますので、ここを訪れるのもまた楽しいのですが、魚以上にエビカニは寿命が短いので、入れ替わりも激しい。
ここに来ると、いつも巨大なドウマンガニを見ることが出来るのです、が!



ち、ちっちゃい・・・
あの2万円ぐらいはしたと思う特大級なドウマン氏はおなくなりになってしまったのか。
ドウマンはおっきくてなんぼの動物なので、こんな小さいのに入れ替えないでも、よらっせ雄踏で2800円ぐらいのを(私が前に買った値段^^)買ってきて入れれば凄く見応えがあるのに、、、
と思ったのですが、ドウマンガニの寿命って2年か3年なのですって。
つまり、私が過去6年間何度かここに来ては「よぅ、相変わらず大きいなぁ」と勝手に思っていたあの見事なドウマン氏たちは、数回は代替わりしていたことになる。
1年でそこそこの大きさになるのだとしたら、小さいものから育てた方が楽しいのですか。

それ以外にも、ここは雰囲気がかなり変わっていました。



クラゲ水槽ができてる。それも一つだけではなく「小クラゲ水槽」がいくつも。いるのはミズクラゲただ一種ですけど。
ミズクラゲは大きくなるとグロいので、ここに展示されているのは小さいもののみ。小さければミズクラゲの群れはオシャレに見える。
展示するだけあってクラゲの発生方法はかなり不思議なもので、ストロビラから一枚一枚剥がれてクラゲになるところなんかは見てみたいと思いますが、実験室の片隅にある冷蔵庫の中にはクラゲのポリプが並べられて保管されているのを見ることができます。冷蔵するのがいいのでしょうか。


ドウマンガニと同じくらいショックだったのがマダコ水槽。
実験室の奥にそれなりに大きくて良く動くタコがいたのですが、



いなくなってる・・・
この写真ではわかりづらいんですけど、写真の上部に小部屋が作ってあって、そこに子ダコが入っています。
ここも代替わりか。

マダコの寿命って諸説あるんですが、飼われてるのは短いそうですね。
「1年が普通で、たまに2、3年」だそうです。(個人が飼う場合)
「タコは頭が良い」と良く聞きますけど、ウォットのタコは本当に頭が良かった。私はタコが大好きで、よく水槽の前に座り込んでずっと眺めていたりするのですが、タコは「よし、お前の相手をしてやろう!」と言ってるかのような動きをする。完全にこっちを見て私を認識しています。水槽から離れて別の水槽を眺めに行くと、だらーーっとしてしまいますが、タコを見に行くと「お前の為に踊ってやろう」とウニウニする。ウォットのタコはなかなかでした。


(※在りし日のタコさん)2012年5月

と、悲しくなって水槽に近づいたら、



小箱の中で子ダコがダンスを始めた。
やっぱりタコはタコだなあ。
(写真じゃ分からないですけど小さいです)
「タコは3歳児ぐらいの知能を持つ」と言われてましたよね。(予言ダコ・パウルのとき)
仔ダコは何歳児ぐらいなのでしょう? 仔ダコはかわいい。

コメント (6)
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