オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

嵐で難破した船が(ジュリオ・チェザーレ)。

2009年12月22日 10時14分59秒 |   ヘンデル

私にとって2009年は、ヘンデルだけを聴きまくった1年になりました。
もともと偏向の強かったわたくしですが、あんなに好きだったシューマンやショスタコーヴィチもほとんど聴かなくなり、ほぼヘンデルのみを聴き続けた。

特に、9月ぐらいに検索中に見つけた上のダニエル・ドゥ・ニースのクレオパトラの映像にやたらと惚れてしまってネットでDVDを買ってしまった(7000円ぐらいした)ことが引き金になって、そしてデアゴスティーニでもDVDオペラコレクションの創刊されたことが後押しして(今のところ全巻買ってます)、DVD収集にも乗り出すことになりました。
今はまだ『ジュリオ・チェザーレ』と、ジャルスキーの『アグリッピーナ』と、ピノックの『タメルラーノ』と、アントナッチの『ロデリンダ』の4枚だけだけど、来年はきっともっともっとDVDを買いまくるぞー。
ダニエル・ドゥ・ニースはたしか、この2005年のグラインドボーン音楽祭で不慮の事態によって突然主役に抜擢されて、このときに見せた演技によって突然世間に注目されて突然売れっ子になったんじゃなかったっけ。私はこの人(の歌声と仕草)にとてつもなく惚れてます。ネット上の情報では賛否両論、格別美人でもないと思うのですが、この人のクレオパトラはすばらしい。とてつもなく魅力的で魅惑的です。ドゥ・ニースはインタヴューでは「クレオパトラは一般的には最期の自殺の悲劇的なイメージがあると思いますが、彼女は少女のころはいたずらっぽい子どものような一面もあったわけで、教養深い知的な部分も愛もすごくヘンデルは理解していたんじゃないかと思います。この舞台ではクレオパトラは16歳という設定なのです」と言っていて、たしかにそれはもっともだ。このヘンデル設定の大作クレオパトラ映画を計画したら、きっととても楽しいものができるんじゃないか。

ヘンデルの「ジュリオ・チェザーレ」は彼の一番の代表作とされており、40作近くある彼のオペラ作品の中でも、いろんなオペラ本で紹介されているのは常にジュリオ・チェザーレです。タイトルの「ジュリオ・チェザーレ」というのは英語で言うと「ジュリアス・シーザー」のイタリア語読みで、ラテン語だと「ユリウス・カエサル」、ギリシア語だと「イウリオス・カエシオス」、モンゴル語だと「カサル・オッチギン」で、ロシア語にすると「ロイガーとツァール」、日本語だと「素佐之男大神」ね。わたくし個人的にはチェーザレよりも「アレッサンドロ」や「アグリッピーナ」の方が好きなのですが、あくまで一般的には「ジュリオ・チェザーレ」が一番のヘンデルの代表作。物語の展開と楽曲の安定感と笑いのツボ(←宦官のニレーノによって)にかけては抜群な作品です。

物語では、細部にヘンデルの創作が混じっているそうですが、物語全体はわたくしたちがよく知っている「帝王カエサルと世界一の美女女王クレオパトラ」の物語のすじに従って物語は進みます。バロックオペラとしては設定にそんなぶっとんだところはございません。(唯一、エジプトの帝王トロメーオ(=プトレマイオス13世)が若干強い気がしますが、ヘンデルによって変人造形されており、物語的には好ましい箇所になっています)。この、アリア「嵐で難破した船は」Da tempeste il legno infranto は、終盤に近い第3幕の佳境で歌われる曲で、トロメーオによって海に突き落とされ死んだと思われていたカエサルが、実は生きていて帰還したと知ったクレオパトラが勇んで歌う喜びのの歌です。これまでクレオパトラは(弟の)トロメーオに蔑まれいじめられていたのですが、この時点をもって勝利者への道を突き進むことになる、そんな転機の歌です。

ダニエル・ドゥ・ニースの別バージョンのクレオパトラ

なんか軽そうに歌っていますが、こんなのをオペラでは演技も付けながら(ドゥ・ニースの場合は踊りながら)6分も歌いまくらねばならんのだから、普通の人だったら死んじゃうと思います。


これはすごい。2008年の映像。パワーアップしてる。
もはや『カストラート』のファリネッリばりの超音波。 ※2005年のグラインドボーンのドゥ・ニースの別の曲 ★クレオパトラが絨毯の中からカエサルの前に色っぽい様子で出てくるシーン
★エジプト風の踊りをおどけて踊るシーン(@ヘンデルにとってはエジプト風)

この画像でクレオパトラ7世にこづかれているのが彼女の弟(であり夫である)トロメーオ王(プトレマイオス13世)なのですが、この歌では妻である姉に浮気癖を責められているものの、オペラ的には終始高慢な姉よりも弟の方が高位に立っており、その点が歴史好きの見所のひとつです。

★カエサルを籠絡する為にクレオパトラが入浴後着替えるシーン。そんなに色っぽくないがヘンデルの歌のおかげでかなりエロっぽい


★わたしをかわいそうだと思わないの

★楽しそうなクレオパトラ

★カエサルが死んでしまった

で、DVDを聴けば聴くほど残念で残念でならなくなってくるのは、クレオパトラの相手役であるローマの大統領カエサル。クレオパトラの存在感が強すぎて、まるでクレオパトラが主人公のような作品ですが(実際その通りなのですが)、ヘンデルの時代にはタイトルの通りに、カエサルの方が存在感が高い演出がなされていました。
1724年の初演の時にカエサルを歌ったのは「セネジーノ」という名前のカストラートの大人気歌手。カストラートというのは外科手術によって「女性の声の高さと男性の声の力強さを同時持つ」といわれていた存在で、とりわけこの劇のカエサルはとんでもなかったそうです。
現在ではカストラートがいなくなってしまったので、このDVDでもサラ・コノリーという女性歌手がカエサルを歌っており、そのコノリーもなかなかなのです。でもやっぱり一度はカエサルをカストラートで聴いてみたいですものですよね。CGでもいいから。なおちなみに、このオペラの初演では、カエサルとトロメーオ王と宦官のニレーノのそれぞれを別々のカストラートが歌っており、つまり3人もカストラートが出演していたのでした。ヘンデルはカストラートが大好き。

参考までに1994年の映画『カストラート』でヘンデルを歌うファリネッリ。

 

話をクレオパトラに戻して。
せっかくなので「難破船の歌」の聞き比べ。
あなたもこれらを観比べて、この中からどうしてわたくしがドゥ・ニースのに最も惹かれ、これが一番だと唱えるようになったのかという理由を拝察していただけると嬉しいのですけれど。


★ナタリー・デッセイ盤。 ドゥ・ニースと同一の舞台・演出・振り付けを使用したもの。(2012年でメトロポリタンですって)
(パロです)

★今をときめく当代随一の女傑、チェチーリア・バルトリのクレオパトラ。 さすがにドラマチックな歌い方。 ドゥ・ニースとは違いますね。

★端正なクリスティーネ・シェーファー。

・・・見つからない。

★スミ・ジョーのクレオパトラ。

一番可憐なんじゃないかしら。韓国のひと。
聴いた中で最も高音で、力を押し出さずに歌っていて、それがなかなか可愛らしい。

★サンドリーヌ・ピオーのクレオパトラ。

ドゥ・ニースのと正反対にあるかのようなクレオパトラ。
身振りが大きく情熱的。一世代前の歌い方かと思ったら、この演奏は2008年で、指揮してるのはルネ・ヤーコプスですって。ヤーコプスの1991年版(クレオパトラはバルバラ・シュリック)だったらCD持ってるよ。こんな演奏だったっけ? やるなヤーコプス。

★マグダレーナ・コジェナーの演奏。

これは、私が初めてCDを買ったミンコフスキ盤です。 この演奏をわたくしは一番車の中で頻度高く聴いてる。 コジェナー美しい。 ただ、ドゥ・ニースと比べて歌い方に若干の揺れが加えられている。

★レア・パルトリッジの自由奔放なクレオパトラ。

いくらヘンデルは自由に歌っていいといっても、これはやりすぎなんじゃないでしょうか。
前半部分が切り取られているのでかわいそうですけど。

★スーザン・ラルソンのかわいそうなクレオパトラ。

声は非常に好みなんですけど。
振り付けの一部がドゥ・ニース版とよく似ているのはどうして? パロ?

1990年、ピーター・セラーズの革新的な演出。
「現代の中東に置き換え、テロリストの爆弾で破壊された国際ホテルを舞台にしている」んだそうで。私にとっては意味不明で、どうしてこの場面でクレオパトラが水着にならないといけないのか分かんないんですけど、非常に評価の高い演出だそうで、近いうちにDVD買って話のスジを確かめてみねばと思っております(※2017年4月)。カエサルがホテルを破壊するテロリストの側なのでしょうか。

★アニック・マシスの動かないクレオパトラ。

いろいろ見比べると、逆にこのように動きの少ない画像にも好みだと思えるようになってきたりして。
この歌、身振りをせずに歌うのはかなり難しいよ。
少人数古楽器で演奏している様子を見るのは文句なしに楽しい。

★ヴァレリー・マスターソンの時代演出。

歌声と歌い方はそうでもないのに、演出にどうしても時代を感じてしまう動画。
マスターソンは25年ぐらい前が全盛期だったひとです。でもすばらしい。英語。

★モンセラート・カバリエ。

「時代を感じさせる演奏」というのはこういうのを言うのです。
演奏も歌い方も演出も。カバリエとマスターソンは10年ぐらいしか違わないはずですけど。

★ジョーン・サザーランド。

サザーランドは私にとってはもう伝説の時代の人ですよ(存命の人ですが)。
40年前の録音ですって。

コメント (3)
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デーン人の冬。

2009年12月18日 07時45分23秒 | ラーメン


リン・チーリンってきれい。
折角買ったからこのDVDについてもちゃんと書きたいんですけど。(映画自体は面白くなかったんだけど)

12月1日から10日まで毎日ラーメンを食べ続けたのですが、11日には食べられなかった。(お泊りの日だったので、いつものようにうちのお店で食べようとしていたら、忙し過ぎて売り切れてしまったのです)。だから記録は10日でストップ。おかしいでしょ? 私はこんなにラーメン好きを名乗っていて常々「ラーメンだけを食べて生きている」と言っているのに、その実はたった10日しか連続では食べ続けたことがないんですよ?

なので、来年もがんばってラーメンを食べようと思います(笑)
ただ、毎日ラーメンを食べていると写真が溜まりすぎて、ラーメン日記以外の記事が書けなくなるのが要注意

12月28 ワンタン軒(高丘町)

ようやく来たぜ!
課題としていた「忍者の系列店に順次訪問」。
手元にある本によると、現在は伊左地で来々軒をやっている忍者の大将がまだこのお店にいたころ、常連として通っていた現店主が、店を貰って現在に至っているのだという。・・・・どういういきさつなんだろうね?
高丘の町はまるで迷路で、店にたどり着くまでにかなり迷いました。
店に入るとまず目立つのは片隅の巨大な製麺機。

壁にメニューが貼ってあるのですが、来々軒と同じ「支那そば」とか「伊賀忍たまラーメン」もありますが、「黒潮らーめん」とか「すりごま美人」とか「俺の塩らーめん」とか、微妙に違うのも多々あって、楽しい。

で、名前に惹かれて黒潮ラーメンを注文しました。来々軒で言う土佐っこラーメンの事ですね。800円。

厨房はとても見晴らしが良く、作っている様子をずっと見つめていることができました。
良い香り。そして良い感じのスープ表面のザラザラ感。
これがちゃんと来々軒の大将に匹敵するぐらいにウマくて、感嘆しきりだった。すごいぞ忍者グループ! 味の細部がほんの若干忍者のと変えてあるような気もしたけど、私ごときには一回来たぐらいでは詳しく説明できない。

ただ唯一特筆すべきは、たまごが忍者玉子じゃない事。
そういえばラーメン本に載っている写真は(私の知っている限りでは)どれも忍者たまごではない。メニューの「伊賀忍たまラーメン」とか「塩忍たま」とかはどうするんだろ?

12月28 貴長(細江町気賀駅駅舎)

3度目の訪問。
シンプルな普通のメニューの味を確かめに来ましたよ。
「らーめん」(600円)に味付け玉子(100円)を投入。
・・・・なんだこりゃー、(しんぷるなのを頼んだからあたりまえなのですが)味が一方向からしか感じられない。まったくの期待はずれ。もっと強みがあったら良かったかと。スープの澄み具合は感動するほどだったけれど。麺もやわくて細くて好みではない。
・・・やっぱり貴長は塩らーめんに限る。

12月26 醤油専門なかむら屋(佐鳴台)

お風呂屋さんに似たラーメン屋さんということで一部で有名なお店。
味は家系に近いという事なのですが、ネット上ではこのお店についていろいろな情報が飛び交っておりまして、その様々がこれまでのわたくしに全てマイナスに作用してまして、家から遠いし、なかなか来ようとは思わなかった。だがしかし、いざ来て食べてみたらなんと! まさしく私のストライク! なんでもっと早く来なかったんだろ!

各種トッピングが増量されている「なかむら屋」(850円)を注文。
うまい、うまいぞ! 本来ラーメンにマッチしないはずのワカメまでもが旨い。
家系って言うよりは、美味しい感じの「うまいラーメンショップうまい」に似ているような感じがしましたね。
もっと詳しく感想を書きたいので(※この文章を書いているのは食べに行った1ヶ月後です。さすがにもう詳しく書けない)、また行きますぞ! 深夜1時までやっているのはありがたい。店員さんもおばちゃんも内装もすべてが私には好印象でした。

12月25 うちのおみせ

またもお泊まりの日。なのでお店で食べた。塩ラーメン。
ここで食べられるのも残すところあと1回。(お泊まりの仕事そのものも4ヶ月ぐらい無くなる)。しみじみ食べた。これはこれでいいんじゃない。

12月24 蔵前家(細江町中川)

23回目の正直。
味普通でキャベチャー投入。うめー。
うめーがしかし、もっともっと硬くゴワゴワしたキャベツのラーメンも食べたいな。
伊豆に行きたいよー。めそめそ。

12月21 よっし屋(旧浜北市中条)

2度目の訪問。
前回が醤油だったので、今回は「豚コク味噌ラーメン」を注文、788円。
・・・・あれ?
前回醤油で食べたときに好ましく感じた、あの不思議なブタの香りが無い。
味は前回と同じ感じなんだけど、加えられた味噌が香りを消し去り、また打ち消し合って味噌までも感じ取れなくさせてしまっているのかな。今日の私にとってはなんとも不可解なラーメンでした。
また来ることがあるとしたら、醤油にしよう。

12月21 貴長(細江町気賀駅)

2度目の来訪。
ぶっかけ葱ラーメン、800円。
前回は塩を食べたから、今回は味噌でも食べてみようかなーと思いながら訪れたら、なんかあつらえ向きの新メニューが。迷わず注文。
これがね、わたくし好みの素晴らしい重さを持った、ボリュームのあるラーメンだった。
スープは濃くて野菜が多い。上にまぶしてあるカリカリなのは、食べているときは「ポテトの揚げたの?」と思ったんだけど、どうやらワンタンの皮を揚げてあるものだとのことです。
ただひとつ、麺がやわかった(細いからね)のが残念なところでした。
だが、また食べに来たいと思った見事なラーメンでしたよ。

12月19 ホームラン軒(半田山)

2度目の来店。
前回来た時から、数ヶ月。このお店の美味しさは私の頭の中で勝手にイメージ増大されておりまして、「非常にとてつもなくとんでもなく大変おいしい」というこの感想は、本当に本当だっけ? 早いうちに正しい姿に修正しておかなきゃ、と思って改めて行ったのでした。確か最初の時は「おいしいけど私の求めているラーメンでも無い」とも思ったんですよね。今風でないから。
チャーシューメン、750円。
改めて食べてみて。うめー。とても濃いのです。醤油の味が。
「なんといっても濃い」。印象はこの一言に集約されます。これはたまに食べに来なければならない味の濃さですぞ。また来るぞ。

12月18 うちのお店

うちのお店。
私がこのお店があるうちに宿直があるのも、残すところあと2回。
みそ。じんわりするおとなしいみそです。

とても寒い夜だった。私がお店に入る時に、店の入口の自動扉の前が非常に水で濡れてまして、「?」と思いながら中に入ったのですが、おねえさんたちに「裸足の人見なかった?」「あれ、足跡だよ」と言われた。なんでも、おねえさんが出前に行って5分後に帰ってくると、出た時には無かったぐっしょりの足跡がたくさん残されていたそうです。中にいたお姉さんによると、そこに人が立ったらぜったい自動扉が開くはずなのに、訪問者は無かったそうなのです。そんな冬のミステリーがあった夜。
このお店、浜名湖に面していますからね。

12月17 かさいのどさん子(笠井町)

前回来た時に気になった、煮込みラーメンシリーズ。
店内にかなりとてつもない新しい看板が飾られておりまして、「牛肉煮込みラーメン」とか「肉野菜煮込みラーメン」とか「キノコ煮込みラーメン」とか「カキ鍋煮込みラーメン」とか15種類弱のメニュがあって、どれも一律750円ですって。
サンプル写真もいくつか示されていまして、今回はその中から見た目が一番ハデな「カニ煮込みラーメン」(750円)を注文してみました。

どうですこの見た目?
北海道や伊豆の観光ラーメン店によくありそうですが、伊豆でも1000えんは取ると思います。
実はワタリガニ(ガザミ)は浜名湖の特産でもありまして、意外にこれも御当地ラーメンであるのかもしれない。

出てきて食べてみて。
出てくるまでにかなり長時間煮込まれていたわりには、カニの風味は薄い。ほんのり香る程度でとても透明度の高いスープです。なので食べながらカニを思いっきり解体しながらワシワシほぐしかき回しながら食べたら、次第にそれっぽくなっていきました。麺は煮込み用の堅くて太い麺で、これは好みでした。

12月14 蔵前家(細江町中川)

22回目の攻撃。
前から一度やってみたかったこと。
チャーシューメン(850円)に白ネギ(100円)と青ネギ(100円)を両方投入。味はふつうで。
うわーーい! やった! この見た目!
シャクシャクでポリポリで抜群です。

このお店、チャーシューは赤身が多い物のことが多いのですが、チャーシューメンにしたときは脂身の多いものを増やしてくれている気がする。ただ、年のせいでチャーシューメンのとき味濃い目にすると難渋することが多くなっています。味ふつうでだったらまだまだ行けるぞ!

12月13 むつみ屋(浜北大橋通り)

数日前に美濃口園の豆乳ラーメンを食べたときにふと思い出したのが、これ。
「北海道すぺしゃる北の恵みらーめん」、850円。
ミルク入りだというのです。

牛乳入りのラーメンってぎょっとしますが、食べるとなかなか合うとは、いろんなところで耳にします。
高いし。だが出てきてびっくり、メニュー表の写真とだいぶ違ーう。


(※公式サイトより) だが沈んでいただけで、必要な物は全部入っていました。当然ながら。

食べてみると、さすがにスペシャル。
おいしいよ。乳によって味噌はまろやかになり、やっぱりシチューのような感触になるんですが、ラーメンだという感じはちゃんとする。あたりまえだけど。
表面の茶色のカリカリは揚げ玉葱ですね。アスパラだけ薄くスライスされていて不満足でした。

面白かったのはコーン掬いだけの専用と思われる変なレンゲが別に入っていたこと。こんなの初めて見た。

12月12 ラーメンカフェ・ワコー(舘山寺町)

この日も昼休みに30分しか時間が取れず(お泊まり明けなのに夜8時まで労働という(つまり34時間勤務)アホみたいな日でした)、ここに来ました。ほぼ1ヶ月ぶりですが、前回食べたカレーラーメンはこの日記に書かなかったなー。そういえば1年前の舘山寺の三尺坊大権現の火祭りの日もここでラーメンを食べた。だからおそらく7度目ぐらいの訪問ですわ。壁の張り紙がだいぶ増えてる。「宮内庁御用無し」という変な会に入会したそうです。

塩ラーメンのチャーシューメン(800円)を注文。
見た目がだいぶ進化していませんか? 味はすでに忘れてしまいましたが、特筆すべきことのない普通っぽいうまさ。昼休みにはなかなか良い。香りもよい。塩ラーメン、とても良いと思います。

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