オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

キシュの王エンメバラゲシ。

2012年06月29日 12時34分01秒 | ラーメン


私の家から車で20分ぐらいのところに「シルクロード・ミュージアム」という変梃な小美術館がありまして、仕事の関係でちょっと行く機会があったのですが、まあおかしな施設でして、気に入ってその後も何度か訪れている。本当に変な場所で素晴らしい。
中でも素晴らしいのは、「戦王アッシュールナツィルパル2世の碑文」があることで、ナシルパル王を崇めている私はこの展示の前からはなかなか離れることができない。
「アッシュール神の代理人、エンリルとニヌルタによって選ばれた者、アヌとダゴンに愛された者、大いなる神々の剣、アッシュールナツィルパルの宮殿。彼は偉大なるトゥクルティニヌルタの子、トゥクルティニヌルタはアダドニラリの子」と書かれているんですって。素晴らしい。
アッシュールナツィルパルは軍事を強化してメソポタミア全土に遠征を行った王で、いわば“戦争/恐怖帝国”アッシリアの代名詞。首都をアッシュールからニムルドに移したことも業績のひとつで、この楔文字はこの新宮殿の床を飾っていたという。 …床?



7月11日 甘藍屋(東区大蒲町)


お休みの日、「ちょっくら昼飯でも食べに行こうかな」と家から10分のジパングまで来たらお休み。「ならば」と大喜のレタスラーメンを目指したらここも休み。浜松のお店って水曜日休みが多いんですよね。なので甘藍屋に来ました。2回目。軽く昼飯を食うつもりだったのに、思いっきり遠い昼食となっちまった。

前回「醤油ラーメン」を食べたので、今日はまだ食べてない「味噌ラーメン」を食べて見ようかと思ったのですけど、思い直して再び醤油の「豚そば」(880円)を注文してしまいました。一月前に来たときのあの味を、再確認したい。お昼にはお得なセットがたくさんあるというので、「スープ茶漬けセット」(+100円)を追加してみました。
昼は混み合ってる。前回夕方来たとき、客わたし一人でした。

甘藍屋のスープ、ひどく甘くて重い。これをまた味わえて満足です。
何より気に入っているのは分厚く焼かれたチャーシュー。焼くことによって甘くなっているのですが、スープの甘みとも良く混じり合った感じとなり、満足感がより大きくなります。うむ、これは完全に好みのお店となるだろう。



スープ茶漬けもおいしかったですよ。






7月10日 福太郎(中区西丘町)


仕事終わり22時半頃、6訪目。
言ったとおり疲れ切った身体で来たよー。
鶏白湯のチャーシューメン。スープが美しいです。また来たいです。

7月5日 来々軒(西区伊左地町)


今日も夜勤前。20時頃。もはやこのお店は私は忙しくない時の夜勤前にしか来られないからね。
久しぶりの忍者トンコツだ! これが大好きなんだなあ!
今日も若い店長(?)はいなかった。33回目。この回数カウントも若い店長(?)になってからの回数なんだよ、、、寂しい
忍者の人の忍術は今日も絶好調。
いろいろお話をしたんですけど、数ヶ月前にした会話をもとに話しかけてくるのは目を見張ります。
私の家から数歩くらいの圏内に、忍者の人の初〇〇の人(@ロマンティックなニュアンスで)がいるんですって。
本当だとしたらすごい。・・・でも私のご近所アンテナにはそれにまつわる情報が無いんですよなぁ。不可解さは幻魔の虜囚のレヴェル。

メニューの種類が大幅に減っていました。(唐忍者が復活したかららしい。)

7月2日 蔵前家(旧細江町中川)


今日は朝勤務明けの18時頃。今日はちっちゃいにーちゃんでしたよ。91回目。
にーちゃんにしては若干表面が鶏油が多く、マイルドであると感じた。



この日は会社の健康診断があった日だったんです。
バリウムが胃に残って抜群に気分が悪かった中での蔵前家だったんですよ。
日頃不健康な生活を送っているにしては、頑丈な身体を維持していることに無分別な自信を持っているわたくしですが、お医者さんに「太りすぎです、気をつけて」と言われたんですよ。
そうかー、私太ったのか。
(昨年の体重を基準にしたからとも言えますが。去年は酷かったから)
今でも基本的には一日一食生活を送っているわたくしですが、たわけたことに、この「一日一食」にはラーメンは含まれないんですよね。
別にメシなんか喰っても喰わなくてもいいけど、ラーメンを食べる機会は日に何度でも逃したくない。
私の身体は一週間ぐらいなら一切摂食しなくても平気なの。(かつて16日間ビールのみの固定物非食生活をしたことがあります。飲み物は必要なんですけど)
でもこの日記で見ると、最近は、日に3食ぐらいラーメン食ってる日もありますね。
そりゃ太るわよな。うん、太りすぎたと思う。
気を改め、美味しくお酒を飲んで、美味しくラーメンを食べられる日々を送れるよう、してみよう。

6月30日 蔵前家(旧細江町中川)


またも夜勤前、17時頃に。90回目。
またまた店主でした。
この日のスープはうまい具合に濃く、豚の髄がよく出ている感じでとても好みでした。
さすが店主。

6月30日 山岡家(東区有玉店)


夜勤明けに山岡家で朝ラーメン。朝7:00頃。
今日もチャーシューメン(820円)に裏トッピングの菠薐草(+100円)を足してみました。
なんで菠薐草ごときが“裏”トッピングなんだろう?(前回も同じ事言った)
とはいえこの量! すごい。
山岡家の薐草は蔵前家のものと違って、草の香りが遙かに強い。
またいつものおっちゃんでしたけど、今日はいつも通りの茶色でしたよ。
とてもくどくて満足しまして、家に帰ってよく寝られました。



6月29日 蔵前家(旧細江町中川)


夜勤前の17時頃、蔵前家89回目。まぜそばは4回目。
今日も怖い顔の店主が作ってくださいました。もはや、わたくしがこれを食べて満足しないことなどあり得ない。
つけ麺は嫌いだけど、まぜそば(油そば)は大好き。濃くてくどいからかな。



白い麺と透明なスープ上の鶏油が、ムカシタマゴの黄身を崩すと、濃い黄色にぬったりとする。

6月29日 日歩未(旧浜北市中瀬)


日歩未7回目。
このお店にくるといつもついつい器が豪華な「デラックスラーメン」(1000円)を頼んでしまうのですが、今日は課題であった「真空チャーシュー」にがっつり取り組むため、醤油ラーメンのチャーシューメン(920円)を注文してみました。
前回来たときはとうとう「真空チャーシュー」の謎が解けなかったのですが、今日はちゃんと壁に真空チャーシューの能書きが貼ってありました。間違いあるまい。(ただ「真空チャーシューメンください」と言って注文したわけではないため、実は違ったりして)





うむ、このお店は特に好きなお店というわけではないが、このチャーシューは非常に好みだ。
歯応え・歯触りがとても良い。コリコリしていて、蔵前家のチャーシューが非常にコンディションが良いときと共通するところがある。また来よう。



くだんの女性店員が、とても愛想のいい好ましい接客をしているのを見ました。・・・私に対してではなく、私の隣にいた客に対してでしたがね。いいではないかいいではないか。

6月26日 武蔵(中区上島町)


夜8時ぐらいの来店。3回目ぐらいですっけ?
以前に来たのが思い出せないくらい昔なのですが、たしかその時は新メニューの「鶏そば」がまだ無かった。
「新メニューが出来た、しかも鶏」と聞いて、それを食べたくて食べたくてならなかったのですが、なぜか機会ができなかったのです。
最近行動力が復活してきたので、満を持して食べに行こうかなって。

鶏そば(650円)のチャーシューメン(+300円)を注文。
白い。あまりに白すぎて、写真を撮りにくい。スープ表面をズームして撮った写真は全部、白くボケて失敗してました。
食べて見てしばし悩む。「この風味、どこかで同じ匂いを感じたことあるぞ」と。
よく考えてみたら、この味わいって、私の最愛の店“一匹の鯨”の鶏ラーメンと同じなんじゃん。
感激しました。
かつて「天日地鶏」が鶏のラーメンだと聞いて食べに行ったとき、鶏は鶏でも鯨屋さんとは全然違うことに愕然として以来、やっぱり同じラーメンはどこにも無いのね、と思っていたから。武蔵のラーメンは鯨屋さんのと見た目(@鯨屋さんのスープは澄んでいる)と表面上の味は全然違うのに、香りが一緒。これは嬉しい。また来ましょうね。



もう一杯食べられそうだったので、「武蔵らーめん(しょうゆ味)」(650円)も注文してみました。
「醤油味」といいなから、鶏白湯がベースで魚介味を足しているんですってよ。
かつてこのお店に何度か来たとき、いつも“にんにく醤油味”とかいう「新味」しか注文したことがなかったので、他の味が未知だったのです。
うん、この醤油味もなかなかいいですね。とてもオーソドックス。





6月26日 来々軒(西区伊左地町)


32回目。若い店主(?)が今日もいない・・・
忍者の人に「サッカー観に行った?」と訊かれ、また「他のブロガーと間違われてる?」と思ったら「明日天龍川の河原に行くよ」と言われた。やっぱり私のこと明確に認識してるんじゃないか。ほんと幻惑される。忍法紅煙の術。

今日は飛騨中華(750円)を注文してみました。
私のこのお店の支那そばメニューの感想は高いわけではないのですが、以前食べた飛騨中華の思い出が不自然なほど良いので、自分でも不可解な思いが強く、その思い出を修正するために。



なんだこのチャーシューの量。
以前の見た目と全く違う(笑)
“飛騨中華”はこのお店の“支那そば”に魚のダシをたっぷり入れたものです。確かに香りが非常に強く、心地よい。だがスープの味はといえば、上澄みはとても澄んでいて、私にはといえば、若干攻撃性に欠ける。こんな色が濃いのに、剣歯虎的な物を意外にも感じないのです。それが、食べ進めるに従って底の方から濃い物がにじみ出てくる。最近の蔵前家でもそうですが、この二重的な攻撃は意図してやっているものなのでしょうか。とはいえ、もっともっと濃く強く激しく逞しく攻撃に攻撃を重ねてくれる方が、わたくしには好みだ。
このお店の豚骨醤油の味は私の好みの最たるものなのですが、でも、このお店に通っていると、忍者豚骨味よりも、支那そば味の注文を聞くことの方が比較的には多いのですよね。本当に不可解。



6月22日 貴布禰(旧浜北市貴布祢)


3回目でしたよね。
このラーメン屋の隣りにはいつも通っている本屋がありまして、“重い物好き”なわたくしはそこで隔週刊で発売される戦車雑誌の定期注文をしてしまいましたので、今後よくこのラーメン屋さんにも通うことになるだろう。この日は第3号「パットン2」を貰いに行った日でした。
このお店はメニュの数がひどく多い。今日はその中から看板メニュとおぼしき“ねぎみそら~めん”のチャーシュー付き(1050円)を選びました。



ををうっ、キムチが乗っているっ。なんでラーメンにキムチを載せるかね。辛いじゃんか。
ん、でも、だが、しかし、このラーメンを食べてから1ヶ月経ってしまいましたので(今書いているのは7/25)この味噌味と麺についていろいろ言いたいことがあった記憶はあるのだけど、全然覚えていません。このお店に来るときはいつもそうだ。いいです、また来ます。チャーシューだけは非常に個性的であったことを覚えている。





6月21日 福太郎(西区西丘町)


5回目ぐらいかしら。このお店は23時までやってると聞いて、会社が近いのでとてもありがたいのですが、23時っていうと微妙に間に合わないことが多く(※私は閉店時間の1時間ぐらい前にお店に入らないとゆっくり食べられない性格だから)、がんばって来ようと日々誓いを新たにしているところ。
この日は22時ごろ。店内には3組ぐらいのお客さん。
前回食べた「濃こくパイタン」と食べ比べるべく、ノーマルの「鶏パイタンのチャーシューメン」(880円)を注文してみました。麻婆豆腐セットにしようかと思ったら「今日は麻婆は無い」と言われた。

それはともかく、福太郎の鶏白湯は非常にウマイよ。
あくまで「仕事終わりには」という分野においてでですが、淡くなく、濃すぎもなく、ほどよい刺激が身体に駆け巡るかんじの絶妙なスープが味わえる。豚骨と鶏白湯は見た目が似てるんですが、味が(当たり前なんですが)全然違う方向性なんですよね。腹の方に来る物が無く、口触りで強い美味しさの刺激が来るのが鶏白湯。
このチャーシューもとっても好みだ。
また疲れている日に来よう。



6月19日 めん虎(中区助信町柳通り)


3回目。かなりひどい台風がやって来た日。
23時頃、仕事が終わると外がかなり荒れ果てた状態になっていたので、「よし、これならばめん虎の“こく丸”が残ってるに違いない」と思って浜松の町中を目指しました。だって5/28にこく丸の文字を見た日も、かなり強い雨の日でしたからね。
ところが車を走らせていると、浜松の町のところどころの電気が消えてる。停電だ! 舘山寺は無事だったんですけど、和地は真っ暗で、伊左地は大丈夫で、富塚と佐鳴台はやっぱり駄目になってて、という感じで、断続的に停電地区が現れる。体感的には浜松の6割がダメになってる感じ。こりゃーめん虎はどうなってるか、ととても心配だったんですけど、行ってみたらめん虎は開いていました。よっしゃー。

…と思ったら、入口に「こく丸終了しました」「魚介とんこつ終了しました」の立て札が。
とほほほほ、台風の日にダメだったらいつ来りゃいいんだっ。(←昼に来ればいい)
仕方が無いので「熊チャーシュー」(950円)を注文しました。前回と同じ。



前回も書いたとおり、この熊ラーメンのスープはノーマルのものとはかなり雰囲気が違います。なんとなく豚骨醤油の味わいにも近いのですが、それでも九州系ならではの淡くぼんやりとした味の塊が丼の下の方に固まっている。甘いね。



台風のあとなのに、とても賑わっていました。それから家に帰ると、浜北のあたりはまっくら。家で飲むビールすら買う店が無い。「こりゃやべー」と覚悟しながら家に着くと、なぜか私の家の付近だけ電気が点いていました。どうなっているんだ? 私は持病の関係で、冷房をガンガンつけた部屋でないと寝てると死んでしまうので、とても助かった。

6月14日 蔵前家(旧細江町中川)


88回目。今日もちっちゃいにーちゃんで、チャーシューメン(850円)の味濃い目にノリ(100円)とうずら玉子(100円)をトッピング。
前回来たとき、ちっちゃいにーちゃんでも「攻撃性が弱くなってる」と書いたのですが、今日はまた逆で、醤油が鋭かった。やっぱり濃い味至高の私としては、こっちの方が好みなんでしょうかなぁ。チャーシューも久しぶりに好みの物になってたし。うずら玉子は大学とは違って味が付けられてはおらず、これはこれでよし。
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おどま山からじゃっけんノーヤ、お言葉どましらぬよう。

2012年06月08日 02時47分38秒 | ラーメン


加茂花菖蒲園に行ってきました。
“花菖蒲”と“あやめ”と“かきつばた”の違いがいまいち分からなかったんですが、今日そこそこ詳しくなりました。
みみずくとふくろうとこのはずくも見分けられるようになりました。
が、花菖蒲は種類が思いっきりたくさんあって凄い。紫色だけじゃないんですね。「諏訪原城」とかいう品種もありました。



これでもまだ満開ではないらしい。







やっぱり年配の人がすごく多かったんですけど、若者向けに『氷菓むすび』(2ヶ500円)がありましたよ。「3個じゃないのが残念」と思って買いませんでしたけど、あとイラストの小さな色紙もありました。あはは。

『氷菓』っていうのは最近私が気に入っている「何も事件が起こらない」学園ミステリーなのですが、舞台は飛騨高山市なのに、事件の解決が華々しくなされる豪農千反田家のモデルに、この加茂花菖蒲園が選ばれたんですってよ。



6月12日 とんこつ大学濱松キャンパス(中区モール街)


今日こそ満を持してとんこつ大学へ。4回目。夜11頃、やってたけど客は私ひとり。2階にあるハイボール学部がかなり賑やかです。
いつもの「濱松スペシャル」(850円)に今日はさらに「うずら」(100円)をトッピングしてみました。
白い! そして具だくさん!
うまいです。
ラーメン大学のうずらは若干しょっぱい味付けがされているのが特徴。写真を撮ると玉子のいろに引き連られて写真全体が白くなってしまうのですが、スープそのものはとても素晴らしいクリーム色。改めて思ったけども玉ネギも特性のひとつなんですね。

券売機のところに「本日より、お客様のリクエストにより「細麺(ストレート麺)」を追加させていただきましたので、ご希望の方はご注文の時にスタッフまで」という張り紙が貼られていて笑いました。(「本日より」の本日がいつなのかは分かりませんが)ほんとに浜松人ってやつは……ばかじゃねーーの。

6月11日 三九(中区幸店)


今夜もラーメン屋を捜してウロウロと。しぇいしぇい家の前まで行ったら休みだった… そういえば三日前もしぇいしぇいに行こうとしてはやたろうに入ってしまったんですよね。こんなのばっかり。ならばしかたないと2日前に打ち負けたとんこつ大学を目指したんですが、知らない道を走っていたら行ったことが無いお店を見つけた。三九だ!
ザザシティの前にある三九には行ったことがありますけど、幸のお店は初めてですよ。今日はここに決めました。
ところで、「三九」の店名、私はこれまで「サンク」と読んでいたんですけど(だって「サンタ」と対応していると思ったから)、正しくは「サンキュー」だったそうですよ。知らなかった。

店内に入ると、朝0時頃ですが、けっこう人がいます。でもみんなくたびれた感じ(もちろんそんなことを言う私もくたびれきっている)。
店員さんもくたびれた感じのおっちゃんがたったひとり。みんな仲間なんだよね。
腹が減りまくっていたので、醤油のチャーシューメン(850円)にミニカレーチャーハン(290円)を付けてみました。
なぜカレーチャーハンなのかといえば、私はラーメンと一緒にギョーザやチャーハンを食べるのが嫌いだから。チャーハンがイヤだからカレーチャーハンにしたのさ(笑)



三九の麺は太麺だから、おっちゃんゆっくり麺を作っています。
が、その間に次々とお客さんが入ってきて、麺を提供するスピードよりも新たな注文が入る速度の方が上回っている。大丈夫だろうか。なんだかもってりとした空気が店内に漂っています。

「三九」というのは「三太」の派生店。「三太というのは「山岡家」にルーツを持っているお店。
…という情報は知っているけど、私は三太の黄金時代に浜松には住んでいなかったので、詳しい事情が分からない。
今ではモール街に一店舗しかない「三太」(※「細麺三太」が昨年有楽街にできたが)は、最初の開業は「プレスタワー店」だったと聞きます。浜松の町に疎い私にはプレスタワーがどこかもわかんないんですが、少なくとも1999年にはあったという情報がある。モール街の店は2003年で、浜松で山岡家の記念すべき初店舗(有玉店)が出来たのは2006年だったといいます。「三太は浜松人の心の味」と言われたこともあったそうですが、今では浜松では山岡家の方が優勢で(有玉店、入野店、薬師店、小沢渡店の4店舗がある)、臭い臭いと言われながらそこそこ繁昌している。私見で言えば、「三太は臭くない山岡家」です。
さて三九。2年ぐらい前に一度だけ食べた思い出で言えば、「わたしにとっては薄かった」。
その感想は、今回も変わらなかったです。むしろ、「濃い要素をできるだけ排除しよう」という思想の元にあらたに組み上げられたかのようなスープ。三太とは格段に異なってしまったというより他はないです。これは全部、お客さんからの要望なんでしょうねぇ。浜松人は実はあっさり細麺が好きなんだ。





カレーチャーハンはそこそこ辛くて、後悔しながら泣きながら食べたんですけど、まあ美味しかったですよ。

6月10日 天下一品(中区船越店)


今夜もラーメンを求めて遙々中心街へ。とんこつ大学まで行ったらなぜか休みだったので(年中無休じゃなかったっけ?)、近くの柳通りにある天下一品に。浜松店は5回目ぐらいかしら。
いつもながらのスタミナチャーシューメン(850円)に味玉(100円)を付けてみました。
天下一品の浜松店はなかなか評判が悪いのです。
スープが少ないとか関西の天下一品とも関東の天下一品とも味が違うとか。
でも私は幸運なことにこの浜松店の味が大好きなのです。十分こってりしていると思うし、身体に良さそうな滋味は他に代えがたいし、スープの量もそんなに少なくないと思うし。……と書こうとしたら前回も同じ事を書いてた。



6月9日 はやたろう(北区三方原店)


「そういえば藤田屋の跡地ってはやたろうになったんだっけね」と思って寄ってみました。
藤田屋が無くなったのっていつごろの話でしたっけ。あの藤田屋がこんな見た目になってしまってる。
でも、この早太郎も深夜0時までやってるそうです。これはありがたい。夜11時頃に来ましたが、そこそこに混み合っています。

はやたろうでの定番メニュー「黒旨チャーシューメン」(880円)を注文してみました。



何度も言いますが、私が早太郎系で一番気に入っておりますのは、浜名湖の南側にある「坊屋」なのでございます。
坊屋のラーメンは、油でぬらぬらでありながら、力強くスパイシーな鋭利感がワイヤーみたいに束ねられていて、非常に逞しい。名付けて言うなら「胡椒豚骨」かね。
もちろんその基点は佐鳴台にある早太郎本店だったと思うんですけど、本店含め数々ある早太郎の支店より、坊屋のダヴー元帥ぶりはとび抜けていると思う。

で、初めて訪れた三方原店はどうだったのかと言いますと…
坊屋がダヴー先生だったとすると、三方原店はコトシロヌシっぽいですね。かなり油でぬとぬとする。とほほ。
でも、このスープにトマトを入れてみたら、もしかしたら美味しいかもしれないです。



でも、「この機械的なスープってセントラル工業製なのかな」と思ったら、少なくともダシの方はぐつぐつ煮込んでた。びっくりしたぞ早太郎。



6月8日 一番星(東区有玉店)


ついでなのでもう一店、この近所ででかでかと「トマトラーメン」ののぼりを掲げているお店にも行ってきました。夜0時頃、2度目の来店。
このお店は夜2時までやっている貴重な店なんですが、すぐ近くに24時間営業の山岡家がありますので、滅多に足を運ぶことは無い(笑)

以前に来たとき、(夜7時ごろだったと思いますが)全くガラガラで客は私一人で、「大丈夫なのかなこのお店」と余計なことを思ったことを覚えていますが、今回深夜に訪れてみますと、なんと店内はほぼ満員。あきらかにダラダラと暇を潰すぜ系の人々で溢れていました。浜松のこの付近でもこの時間のこういうスペースは貴重なのかな。山岡家ではくつろげないですもんね。

注文したのはもちろんトマトラーメン(880円)。



おおぅ、白い。
「一番星」っていうのはかつて遠州に猛烈な展開を見せた早太郎グループとなにかしらの関係があるお店と言われておりますが、浜松以外にも袋井のあたりにもう一軒あると聞いたことあります。このトマトラーメンは早太郎の「白豚骨」をベースにしているみたいですね。早太郎系では馬郡の「坊屋」(←すごく胡椒っぽい感じが突き抜けている素晴らしいお店)を一番気に入っている私は、この一番星を食べたとき「坊屋の巨大迷宮的人工構築物感があまり感じられないな」とガッカリしたのですが、今回改めてトマトラーメンを食べてみると、



ウマイ! なんだこれ。
すごくトマトが合ってる感じがする。トマトはスープに溶け込んではなくてただ放り込んであるだけなのですが、ややスパイス感のある白スープとはとても良い感じに混じり合っている。このお店ではチーズはオプションではなく、最初からたっぷり入っています。トマトの控えめな酸味が予想以上に心地よく美味しいのです。

むむむむ、昔来たとき「もうこのお店に二度と来ることはないんだろうな」と思ったのに、ひょんな事からその体験を覆されてしまうとは、、、 狐に欺されたような思いでいっぱいです。また来よう。



6月8日 天日地鶏(旧浜北市小林)


5回目。お昼に美濃口園のトマトラーメンを食べたのは、夜にもトマトラーメンを食べるつもりだったからでした。卓上に「新メニュー えびトマトラーメン(ぴり辛です)」という立て案内があって、でも前回来たときに注文しようとしたら「無い」と言われた。
平日のみの一日限定5食だそうなので、とてもハードルが高い。850円税込み。
なので、17:50の夜の部開始直後に来てみるつもりだったのでした。
(※「新メニュー」と書いてあるけど、食べログを見るとこのメニューは少なくとも2月にはあったようですね)



このお店でも、トッピングでチーズ(50円)を付けられます。美濃口園とは違って、小皿に別盛りで出てきます。一見して、美濃口園のラーメンと似たような色ですが、明らかに違うのはスープの匂い。
おおお、これはかなり強烈な海老の香りだ。
私は海老料理にはウトいので(海老蟹アレルギーですから)いったいどうやってこんな香りを出しているのかどこの部位の匂いなのかさっぱりわかんないんですが、海老の殻を良く焼いて焦がして香ばしくしてスープに溶かしたら、こんな感じになるのかな?っていう感じ。
とにかくその香りが強烈すぎて、トマトの味なんてどうでもよくなってしまった。
海老の味もかなりくどいんですけど、美味しいです。美濃口園とは全く違うぜ。かなり満足しました。
チーズは不可欠ですね。



6月8日 美濃口園(旧浜北市小林)


「トマトラーメン」食べたこと無かったよな、と思って行ってみました。午後0時頃。
美濃口園はオーソドックスな作りのラーメン屋で、夜遅くまでやっていて非常にありがたいのですが、本などで取り上げられるときは「豆乳ラーメン」やら「トマトラーメン」やら変な物だけを取り上げられる。お店としてどっちを売りたいんだか、私にはよくわかんないんです。とはいえこのお店の豆乳ラーメンは2度ほど食べたことありますが、トマトはまだ食べたこと無い。なので今日はそれを注文してみました。税込み850円なのですが、「トッピングでチーズを」(100円)と書いてあったのでそれもお願い。すると「ご飯はどうですか?」と聞かれましたので、それはご遠慮申し上げました。



赤い! スープ全体からトマトの香りがかなりします。どろどろです。チーズは既にスープによく溶け込んでしまっています。



食べて見ますと。おお! 思っていたより遙かにウマイじゃないですか。
とまとの味がとても強く、いい感じに脳にアピールしてくるのです。このお店の麺はかなり細く、私の好みからの基準にしてみたら「もっと食べ応えのあるものにしてくれればいいのに」と常々思っていたのですが、このトマトラーメンに関しては、細くて柔らかいこの麺が、トマトとチーズのどろどろに、ぬたぬたと良く絡み合ってとても良い。素晴らしい!チーズが入っててとても良かったんですけど、チーズが無かったらどんな感じなんでしょうか。チャーシューの替わりにはベーコンが入ってました。とても美味しい物を味わわせて頂きました。忘れた頃にまた来たいです。



6月7日 あじ助(掛川市駅前)


私の家からは浜名湖に行くよりは袋井・森に行く方が近いぐらいぐらいなのですが、私は流れる水の上を渡るのが苦手なので(吸血鬼だから)、滅多に東の方へは行かない。
この日は、加茂花菖蒲園に行ってから掛川駅前でラーメンを食べ、そのあと火剣山に登りました。
火剣坊大権現って、わたしは「遠州十七大天狗」のひとりに数えてしまっているのですが、実のところ明確なその資料ってあるのかしら。今回山に登ってきて祠の前にある案内板を読んだだけでは、どうも「火剣坊は天狗である」という自信は持てませんでした。なにか伝説ってありましたっけ? でもなにかしら伝承などあるんだったら、『遠江古蹟圖繪』を書いた掛川在住の兵藤庄右衛門が何も触れてないはずがありませんよね。とにかく、火剣山はその険しそうな名に反して気持ちよく登れる山で、梅雨前に登る山としては絶好でありました。…とはいっても私は小夜の中山公園の方から行ったので、600mしか歩いてないんですけどね。これでも修験道の山であります。

ともかくあじ助。
有名なお店ですよね。なんでも25年の歴史を持っているとか。
入ってみますと思ったより小さな店内で、おっちゃんに「食券を買ってな」と言われた。
食券機の前で悩むことしばし。普段の私だったらこういう時チャーシュー麺を迷わず選ぶ所ですが、「叉焼麺」に並んで「玉子そば」とか「あじ助麺」とか「サムライ麺」とかいう名前が並んでいて、それぞれその説明が無い。「う~~ん、ここはどれを選ぶのが正解なんだ?」と思って、えいっと「あじ助麺」(750円)を押してしまった。その食券をおっちゃんに渡し、席に座ろうと振り向くと、後ろの壁には大きく写真を掲げた案内板が貼ってあった。「あじ助麺」とは「キムチの入ったラーメン」ですって。ががーーん。そりゃキムチはそんなに嫌いでも無いけど、ラーメンには入れたくない。伊豆の天一を思い出すじゃないか。



ま、見た目と香りは天一とは全くかけ離れたものでしたけどね。
香りがかなり魚介臭がする。好みな感じ。麺の太さも丁度良い。
ここにキムチを混ぜ込んでいくんですけど、…なんでキムチ入れるんでしょうね? 豚骨でキムチの回りが洗われ、スープがピンクになっていきます。そんなに辛くない。ま、豚骨味の白菜を食べていると思えばいいか。



午後2時の中断間近でしたけど、お客さんは絶えずぼつぼつ入ってきてました。さすが。

6月6日 金の豚(旧浜北市内野店)


金の豚になってから2年ぶり2回目。
このお店も夜遅く(23:30)までやっているから重宝できるお店なんですよね。すぐ近くに來來亭(0:00まで営業)ができてしまったから、影が薄くなってしまいましたけど。
今まで食べた中でこのお店で一番満足度が高かったのが、山盛極太ラーメン。
2年ぶりにそれ(750円)を注文してみました。



うわぁい。たっぷりの(ゆで)キャベツが愛らしい。
だがしかし、きゃべつばかりが山盛りなのかというとそうではなくて、きゃべつをどけるとそこにはもやしの山があります。もやしいらない…
これが通常盛りなのですが、さらにアドバンスドメニューとして、麺2倍盛り(950円)と野菜2倍盛り(950円)もあるそうです。麺2倍盛りはともかく、野菜2倍ってモヤシだろうが。食えるかっ。(キャベツばかり4倍ぐらいになるのなら、食べてみたいです)。このスープにはキャベツがよく合う。





さらに別皿で忍辱が4粒か5粒ほど付いており、それをモニモニと絞って非常に臭くしてから食べ始めます。
このスープはかなり私好みなものです。
味わいの太さが際立っている。ここはチェーン店ですからスープの安定度もしっかりとした物で、これだけのものを工場で作れるならたいしたものだな、、、 と思いきや、麺をほじくっていると丼の下の方に、さらに茶色い粘着性の濃い醤油の塊がこぞんでいておののく。金の豚、やるじゃないか。
非常に満足でした。
せっかくだから、かつてのとんやん時代に一度も食べたことの無かった「長浜ラーメン」も食べ比べてやろうじゃないか、と思っていたのですが、到底ムリでした。

ところで注文したとき、私は「やまもりごくぶとらーめんください」と言ったんですけど、それをきいたお姉さんは「ごんたひとつ!」と厨房に向けて言った。…ん??
「山盛極太」と書いて「やまもりごんた」と読むのか? もしかしたら「いいもりごんたやまいも」なのかも



6月5日 天日地鶏(旧浜北市小林)


4回目。20時頃の来店。
前回来たとき、限定の新メニューのお知らせが貼ってあって気になったんです。海老トマトラーメン。
なのでそれを頼んでみようとすると、高校生っぽい若者の店員に「すみません、今日はやってないんです」と言われた。「きょうはやってない」ってどういう意味だ?
なので仕方が無いから、赤みそバターラーメン(850円)を注文。



このお店の赤みそラーメンは、鶏そばに続いて気に入っているメニューです。浜北に移転してから食べるのは初めてです。味噌ラーメンと書いてあるから味噌ラーメンを想像して食べると、ちょっと意表を突かれる味がする。ふふふふふ、浜北の旧石器時代人たちにこのユニークさは決してわからないだろうなぁ。また食べにこよ。

6月4日 蔵前家(旧細江町中川)


今日も夜勤。午後8時過ぎにこのお店に来たことは、私には無いんじゃないか。87回目。
この日はちっちゃいにーちゃんです。味濃い目のチャーシュー麺に、味玉とうずら玉子をトッピング。
今日もちっちゃいにーちゃんのスープはよく混ざり合ってる。
このにーちゃんのいつもの攻撃性は、若干弱めに感じた。
濃い目で頼んだのにちょっぴり薄いかな、と思ってたんですけど、食べ進めて行くにしたがって、底の方からじわじわと濃いのが湧きだしてくる。「よく混ざってないのかな」とも思ったんだけど、わざとこうしてあると思うようにしました。今日も抜群に美味しかったです!
鶉のタマゴも、トッピングとしては極めて優れていると思うようになってきました。大きなタマゴとはちがってこのタマゴの味は豚骨醤油のスープによく馴染む。



6月4日 みちの(西区西山町)


夜勤明けの朝。6回目。
行ったのは8時過ぎでしたけど、もう午前は仕舞う体制に入っていたみたい(朝は9時まで)。ごめんなさい。
今日は味噌ラーメンのチャーシュー麺を頼んでみました。950円。

以前に、「挽肉を混ぜているせいで、味が2段階にする」と言われたんですよね。でもしかし私が思うには、まとまりのある太い感じの味噌の味なんですよね。最後の方になって、甘い味のする挽肉の粒が出てくる。ここは塩ラーメンでも味噌ラーメンでも同じ麺なのですが、まるでさっぽろ一番をもちもちにしたような麺で、味噌ではこれか好きなのです。

コメント (2)
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