オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

大丈夫、私の鯨は小さくないです。

2007年12月31日 19時44分34秒 | 自分について言う

うわあ、いつの間にか12月31日です。
メリー・グランミソーカーー♪♪
無為の日々は過ぎるのが早いなあ。多分、今日日記で「一年って早いですね」と書いている人は世の中に百万人ぐらいいると思いますが、私の一年間はその人達と比べても抜群に速い一年のひとりだったと断言できると思います。なにせ、私この一年間に思い出せる程の何事もしなかったですからな! はっはっはっはっ。

とにかく今年一年間は、私にとってあらゆるものを失ってしまった失意の一年間でした。
まだ立ち直っているとは言い難い状況ですが、そろそろやばいぞ。やばいのはもうかなり前からやばいんですけど、やばいぐらいにやばい。でも私は忘れっぽいので、来年の今頃にはすべて笑い話にしてしまっていると思います。…してしまっていられてるといいなぁ。

志木沢郁様にはどんな感謝を捧げても捧げ切れません。
「負ける度に死んどったら、今頃わしなんぞ、ここにおりゃせんわ」
何度も噛み締めました。御本も何度も読みました。力が出ます。もう大丈夫でーす。
ファンレターを書きかったのですが、いろいろ悩んでしまって挫折してました。次の新作を楽しみにしております。
その他の方々への感謝とお別れは4月ぐらいに言ってますので、省略。顔から火が出るので読み直さないでくださいね。
ともかく世の中の全てのことに感謝を!

来年の抱負。
文章の質を磨く。「必ず長文で」というポリシーは変えたくありませんけど、最近長文を書いた次の日は顕著に閲覧数が減ってます(笑)。ここんところ長文しか書いてないので限界まで減りまくり。さすがに読みづらいし、ダラダラしすぎている感が強いのかな。長い文章は皆さんお嫌いなんでしょうか。私は書くのも読むのも大好きです。えっへん。こんなのでも読んでいてくださってる方、ありがとうです! でも、自分の昔書いた文章とか、読むと(自分が)面白いんですよね。最近、性格ばかりか文章も堕落していると思います。小説でも書きましょうか。昨日、昔書いたエルリックのパロディ小説を読んで笑ってしまいました。(※一番下の項です。それ以外の文章は青くて恥ずかしいので読まないでください)。私、こういうのも書けるんじゃん。最近の私は人間的にダメになっていて、それが文章に表れているのだ。
というわけで、文章量は今のままで、密度を倍にさせることを来年の目標としたいと思います。文章を磨くことで自分を高め直そうと。写真には頼らないようにしたい。(←ますます誰も読んでくれなくなります~)
一番充実させたい音楽の記事をたくさん書くこと。ショスタコを「最後」とおもって書いたら、次の記事が続けられなくなりました。あんなに何の内容も無い記事なのに。やっぱり私にとっては音楽というのは常にかけがえがなさすぎるのだなあ。もう新しいCDは買いませんが、なんとか吹っ切りたい。

相変わらず、未完結記事が多かったですけど、それはそれで良かったと思う。
私は放りっぱなしにすることが多いですけど、その方が、かえって不必要に完結してしまうより常にそのことについて考え続けますから。

コオニライフ、何枚かイラストを描いてありましたが放置してましたなあ。何年も前に完結した『アップルパラダイス』の新エピソードが入っていて嬉しかったなあ。このシリーズの舞台となる聖林檎学園には古代王国時代のピラミッドがあったり赤道が近づいてきたり音楽室がオーストラリアにあったりして、殺伐としてない蓬莱学園みたいな感じで変すぎるので大好きなのです。でもこのアップルパラダイス、竹本泉の中期の名作『うさぎパラダイス』が終了した後に始まったものだったので、最初は「うさぎの方が百倍おもしろかったのに」と悪口を言っていたものでした。ルプさらだが復活したのなら、うさぎパラダイスも続編を描いて欲しいものですけど。
この眼がまんまるの猫、竹本泉作品には頻繁に出てきます。作者が異様に猫好きなので、その漫画には猫率がとても高い。で、『ねこめ~わく』の猫の名前はさば菜、『てきぱきワーキンラブ』はじーく菜、『アップルパラダイス』のはふゅあ菜、と覚えていたんですが、さっきアップルパラダイスの第3巻を読み返していたら、ふゅあ菜は仮名で、読者投票によって正式な名前が「まー菜」と決まっていたんですね。そんなこと長いこと読み続けている私ですら忘れていましたよ。ふゅあ菜の名前のインパクトが一番強すぎて。そうかこの子はふゅあ菜じゃないのか。
で、コオニライフの新作では猫の名前は出てこないのでした。重要な役なのに。
さらに、後ろで高笑いをしているのが江崎えりあんという名前で、いつも「変だぜ」と言っているキャラなんですが、彼女は第3巻で、人間ではなく座敷わらしだということが明らかにされたのです。その不思議さは全然描きつくされている感じがしないので、ぜひこれからも描き続けていってほしいのですが… 
もう一人の主人公エミリオを入れ忘れました、、、 男はまあいいや。

…さてさてさて、今日は箱根のヤンダルゾッグ神社へ行くつもりなんですが、何時ぐらいに出発すればいいんだろうか。写真を撮りたいので、明るい頃に行きたいんですよね。でも日中は混みそうです。夜明け頃は眠たい。でも2日は駅伝でさらにとんでもないことになりますので、元日中にいかねばならないし。この神社、元日は特に何もやらないみたいですね。しめしめ。

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『源平天照絵巻・痣丸』。

2007年12月29日 00時06分00秒 |   源頼朝

 

ひさしぶりに面白い漫画を読みました。
歴史の中の「甦返り」を主題とした作品です。

あらかじめ断っておきますが、かなりグロいです。絵柄はかっこいい系なので絵としてはそんなにグロくないのですが、描写はかなりひどいです。また死んだはずの人間が大量に生き返ってきたうえで、歴史に介入しようとします。なんだよ、こんな簡単に生き返れるんだったら歴史なんてものに意味はないじゃん、と思ってしまうくらいにこれもヒドイです。でもそういったマイナス要素はとりあえず保留しましょう。むしろ、そのマイナス要素が極限に突き抜けている感があるので、それがなんとなく面白いといえば面白い。

「死んだはずの人間が実は生きていたり、生き返ったりしたら面白いだろうな」とは気軽に考えることがありますが、それが実際に作品にされてしまったりすると、かなり興ざめです。例えば、「義経の息子と武蔵坊弁慶が生きていた」という設定の『安東』(安彦良和)という漫画がありましたが、なんだかバカバカしさが先行してしまって、あの名匠・安彦氏の手によるのに充実した作品とはいいがたいものになっていました。やっぱり、歴史の物語は現実の歴史が一番面白いんですよね。一旦歴史から退いた人間が再びそれに関わり合おうとして、面白い話になるはずがない。フィクションは歴史には勝てません。

でも、この漫画は意外に面白かった。
なぜだろう、と考えると、「死者たちは積極的に歴史に係わろうとしているが、登場人物は死者ばかりで現実の人間はほとんど物語に登場してこないせいで、表の世界と闇の世界が平和に分離しているように感じる→それほど不快感を抱かない」、「死者は数多く、力も強大なのですが、私たちが知っている歴史人物とは全然別の性格として造形されている。死者が生き返ると性格が変容してしまうのか、作者が故意に読者の期待を裏切っているのか?」ということが挙げられます。とにかく、生き返った源氏の面々は、私の知っている源氏の人たちのイメージとは全然違うので、それが面白かった。一応生きているに人間として、後白河法皇と北条義時が比較的多く登場するのですが、両者とも道化としておどけた調子で描かれているので、不快を感じる余地がなかったですね。
また物語が、作者のネタばらしによると1191年~1192年の短い期間の間に(日本の歴史にとっては重要な年ですが)終了することになっているので、それもいい方向に働いているのかもしれません。

主人公は、平家の生き残りの“悪兵衛”平景清(彼は純粋な平家ではありませんが)と生きていた巴御前です。ファミコンゲーム『源平討魔伝』に想の一部を得ているそうです。ゲームとは頼朝が全然違いますけど、義経はこんなかんじです。オーーホッホッホッホッ。

※参考までに源平討魔伝の映像。弁慶→弁慶→義経→頼朝。主人公は悪七兵衛景清。

頼朝の登場は3:46です。

景清はともかく、この漫画に出てくる巴御前が私は大嫌いで大嫌いでならないのですが、(だって生き返ってきた木曽義仲を軽い気持ちで裏切るんですよ。私が実際の巴御前に感じている愛を返せっ)、それ以上に、敵方の源氏の面々がおもしろすぎて、全体的には好印象な感想でした。

この漫画での死者の生き返りには「神返り」「黄泉返り」の2種類があるのですが、漫画の中では設定上にどういう違いがあるのか明記されません。下位の「黄泉返り」ですら生きていた頃より格段に強くなるというのですが、主人公の景清が人並み外れて強すぎて死者を破壊しまくるせいで、甦った死者が強いという感じが全然しません。逆に「神返り」のはずの義門がこれまたえらく弱いので、結局神返りと黄泉返りの違いは何がなにやら。「新たなよみがえりをどんどん作れる」というのが「神返り」の能力かな。
すべての張本人は、「悪源太義平」です。
彼は平清盛全盛の頃に、後白河法皇が手札として「ダメもとで」作ってみたものなんですって。ところが義平の邪悪が強大すぎて、弟の頼朝をけしかけて京に対抗する勢力を関東に作ってしまったため、あわてた法皇は木曽義仲に征夷大将軍の位を与えて頼朝(義平)と争わせようとしたのですが、アホな義仲が自滅して死んでしまった為、煮え立った法皇は義仲をも神返らせ、それがさらなる混乱を生み起こすこととなりました。

このマンガの義平はかなり不思議な造形です。“悪源太”なはずなのに、とても折り目正しく、兄弟思い。遠謀深慮でしかも僧形です。永井路子の小説で、“悪禅師”なはずなのにとても思慮深くて控え目だった阿野全成を見た時に感じた違和感を、そのまま思い起こさせます。邪悪なんだけど律儀で、義平が生み出した死者の軍団を「八十面党」というのですが、後白河法皇をはばかって面で顔を隠して闇の中で行動しているのだそうです。(法皇が死んだら大々的に顔を出して行動してもよいという約束らしい)。頼朝にも「法皇が生きている間には絶対に京には手出しをするな」と厳命しています。八十面党の人たちはみんな仮面を被っているので、グランブレタン帝国の貴族たちを思い起こさせて、すごくかっこいいんですよね。
この義平の殊勝な様子を見て、「死者は創造主の命令は必ず聞くんだ」と勘違いした法皇が木曽義仲を甦らせたら、コイツは全然言うことを聞きませんでした。義平が僧形になった理由は、続編の回想で語られる予定だったのかな。

諸事情で、「神返り」できる人間は十人が上限だそうです。義平・朝長・義門・義経・義仲の5人は確実なんですが、あと5人は誰なのかな。あと重要な死人として、鎮西八郎為朝・新宮十郎行家・平教経・平知盛が登場するんですが、新宮十郎と教経は作者のネタバレで神返りでなく黄泉返りと断言されてます。鎮西八郎はどうなんだろ。義門の兵器として描写されているので、これも黄泉返りかな。もったいないです。

頼朝の死んだ兄弟のうち、希義と円成は登場しません。
義平の性格だったら甦らせないはずはないと思うのですが。第3巻の197ページに甦った源氏の面々のイラストがあり、そこにひとり見知らぬ人の後ろ姿が描かれております。これだれ? その次のページで景清が、「源氏の死人なら昔一人斬ったことがある」と言っているので、それが希義か円成だと思うのですが、それは続編で語られる予定だったのでしょうか。あああああ、読みたかったな。ともかく、あと4人神返らせられる余地があるのなら(※源義朝は登場すると予言されています)、八幡太郎義家でも平将門でも清盛でも生き返らせまくればいいのに。作者はどうも平家が好きみたいです。このような描き方をしている以上源氏にも愛をある程度は持っていることは確かなのですが、それにしても表現が酷すぎる。それが面白い。平家の方々の方がむしろ大量に怨霊となって跋扈する余地がありそうなのですが、朝長が面白半分に生き返らせていたぶるだけだ。

朝長には「顔が無い」という設定です。史実で首を切られて身体と離れ離れとされたから?と思ったんですが、義平だって義経だってそうなんですよね。
首を持たない朝長は登場時点は平宗盛の首を使っていたんですが、それを知盛に食いちぎられてしまったため、その知盛の首と取り替えます。上のイラストは知盛の首でのイラストですが、そっくりなので宗盛も知盛も違いがわかんないです。
源朝長、兄弟中でもっとも心優しい人間だったはずなのですが、このマンガでは最も邪悪にこころが捻じ歪んだ人物として描かれております。変態です。人って死んじゃうと誰でもそうなっちゃうんですかね。「わたしの朝長さまになんてことをっ!!」と憤慨する気持ちがあると同時に、意外とこれもおもしろいなと思ってしまう自分に忸怩。

義門ムカツク。
しかし、ほとんど謎の人物である源義門がこのマンガで一番印象の残るキャラクターであったことも間違いなく、でもそれは義門がやっぱりナゾで詳細がわからないからこそ作者の筆が羽ばたいたのでしょうね。作者によると「虫を平気で殺しちゃうような子供がそのまま成長しなかった姿」と記されています。ウィキペディアによると「平治の乱の頃には生きていた」とのことですけど、一体どういう弟だったのでしょう。平治の乱の時は9歳~13歳の間でしょうか。

義経はカラス天狗の仮面を被っていることが多いのですが、素顔はやっぱりハンサムさんです。散々な扱いのこのマンガの源氏の中でも、義経だけは別格です。何故か彼だけ羽が生えていて、空を飛ぶことができます。心の無い状態で死人を甦らす主義の義門に対して、義経は「人間の心を入れて」生き返らすと描写されています。(義仲は「気心のある者だけを甦らせている」そうです)。また眼力だけで頼朝をおののかすことができます。義平には「頼朝はオレが殺す」と断言しています。

でも、普段は義経ギライのわたくしですが、この漫画の義経公は大好きです。
だって、ただ天狗の面をかぶっているだけでなく、心の底から天狗になってしまっているから(笑)。義門の顔も、彼が死ぬシーンから察するに、これは仮面であるみたいですね。彼の真の顔も見てみたかった~~(※景清に草薙の剣で手足を切られ、常陸坊によって顔を潰され、さらに鎮西八郎にめり込んで身体を乗っ取った義門をもう一回景清が一刀両断するときに、一瞬だけ義門の本来の姿らしいものが現れます。背の高いハンサムさんっぽかった)

2巻で巴に殺害された(?)木曽義仲は、後の巻で生き返って再登場するのですが、3巻で死んだ義門は、死んだ時の義平の慟哭ぶりから見て、本当に死んでしまったようですね。そう言えば草薙の剣で斬られたら復活できないって言ってましたっけ。朝長は義門を嫌っていましたが、義平は義門を愛していました。結局のところ「神返り」の仕組みが明らかではないので(義経が空飛べたり義仲には腕が6本あったり)、「死人にはどういう制約ごとがあるのか」を推測しながら読むのも楽しかったです。

生きている武将たちは、景清と巴と後白河法皇と服部家永(←伊賀忍者の祖)と北条義時を除いてはほとんど活躍の出番は無いのですが、しかしまったく登場しないわけでなく、ごくわずかに姿を見せてくれるのも個人的にはnice!でした。

死者たちが傍若無人に振る舞うのを見て、ほとんどの鎌倉武士たちは(彼らが死者だと言うことを知らないから)怒り狂うのですが、北条時政と梶原景時だけはことのすべてを知っているかのようです。このマンガでは、頼朝は凄く臆病で恐がりで優柔不断で無口でむっつりすけべいなのですが、そんな頼朝を裏で操っているのが兄の義平です。でも、なんとなくすべてのお膳立てをしているのは時政のようだと感じましたね。時政の顔は一コマしか出てこないですけど。時政は鎌倉武士たちのなだめ役でもあります。景時は、、、 どんな役なんでしょうね。こちらも何か含んでいるようで、かっこいいです。北条政子は登場しません。範頼や全成は名前のみ。

義時は主に京都にいるのですが、なぜか彼に付き従っているのは曾我兄弟です。曾我兄弟の登場シーンはかっこよすぎです。でも「なんでやねん!」と叫んでしまいました。ここは朴訥な伊豆の武士たちの出番でしょうに。
「ここの場面でで仁田忠常とか加藤次景廉とか田代信綱とか天野遠景が出たら最高の漫画なんだがな~」と残念に思いました。

とくに、第2巻で悪兵衛景清に好意を抱く巴御前に対して、景清が冷たく突き放すシーンがあるのですが、理由は、「倶利伽藍峠の戦いで景清の兄・藤原忠綱を討ったのが巴御前だったから」です。(※巴は景清と忠綱が兄弟だったことは知らない)。平家の一員である景清は、決して血類に為された恨みを忘れることはありません。
でも、巴御前以上に景清の一族に対して強い因縁を持っているのは、加藤次景廉の一族です。景清の父・藤原忠清を志摩で捕縛したのは景廉の父・加藤五景員ですし、藤原忠清が参謀として参加した富士川の戦いでは加藤父子は武田軍に従っていて、平家敗走に大きく関与してました(…と思います)。そもそも10年前に伊勢に住んでいた加藤一族が伊豆へやってきたのは、「伊勢で伊藤五の郎党を斬ってしまって伊藤一族と抗争になり、伊勢にいられなくなった」からです。この伊藤五というのが景清の父の藤原忠清のことなのです。…加藤景廉を出せば、源平の恨みと復讐の歴史は、さらに味が出ると思うのに。きっと若い頃から景清と景廉は何かあったと思うのに。

しかし、作者はどこかで「無名の武士をたくさん出してもしょうがない」とおっしゃっていたのでした。無名の歴史人物… 無名の… おおおーーーーん。

という感じで、未だこの漫画おもしろいところがたくさんありますので、思いつくたびにこの日記でもたびたび言及することになると思います。よろしくね。

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伊豆の伝説の頼朝巡り、その5。

2007年12月28日 00時26分52秒 |   源頼朝


伊東市役所にある八重姫の像。

続いて、湯ヶ島へ向かいます。ここには頼朝様が涌かせた木立温泉があるのです。

何度も言いますが、「頼朝様が涌かせた温泉」というのは日本でもここだけです!
(※「頼朝が見付けた温泉」というのは群馬県の草津温泉、川原湯温泉、花敷温泉、沢渡温泉、長野県の塩壺温泉等があるそうなのですが。多いなぁ)
その場所は元国民宿舎の「木太刀荘」(※2年前に惜しくも民間企業に買い取られました)が目印だというので、それを目当てに探します。それにしても、この湯ヶ島温泉のある「世古峡」→「湯道」って伊豆の中でも抜群の雰囲気ですよね。修善寺に継ぐんじゃないでしょうか。むしろ、歴史的要素を除いて来て楽しいという点では修善寺以上じゃないかとも思います。世古峡の一番深い所に、上のような看板があったので、簡単に場所確定。伊豆では、未だに歴史的場所を探す時の最大の手がかりが、何十年も前の大河ドラマを記念して立てられたコレです。この看板は北伊豆・中伊豆一帯に立っています。『草燃える』、観たいなあ。頼朝が主人公の大河ドラマはもう決して作られることはないのでしょうか。『武蔵坊弁慶』や『義経』の時にもっと重要な歴史スポットが追加されることはなかったのか。

その表示は瀬古大橋の真上にあります。近くに無料駐車場もありますので、そこに車を停めて川底に下ります。

発見! 木太刀荘。
夕暮れ時だったので光量が足りず、写真が見づらくてごめんあそばせ。
しかし、あの建物まで歩いていってはいけない雰囲気です。(不審者扱いされそう)。大体、看板のあった橋からあそこまでかなり距離がある。頼朝が涌かせた温泉の上に木太刀荘があるのかと思っていましたが、違うのかも知れない。そう思って付近を歩き回ることにしました。

あった! 川沿いにあった小さな小屋から(写真じゃわからないですが)湯気が立っています。
これだ! ここからお湯を採っている! 同様の施設は周辺にいくつかあるのかも知れませんが、少なくとも周辺を見渡したらこれ以外はありませんでした。

窓が開いてたので中を激写。

…なんだこれ。

また、「周辺には頼朝の刀の跡や馬の足跡が無数に残っている」とのことでしたが、岸辺のほとんどがコンクリで固められ、また岩のほとんどがゴツゴツ状態で、どれがなにやらさっぱり分かりませんでした。残念。

「頼朝様の湯に入りたいな~」と思ったのですが、残念ながらこの付近の旅館は日帰り温泉をやっていないみたいです。木太刀荘ぐらいはやっていて欲しいものなのですけどね。木太刀荘の予算は一泊1万円。うーーん。大体どこからどこまでが「木太刀温泉」なのか良く分かりません。どうしても入りたいのだったら、ちょっと対岸で離れている気もしますが、ココがいいでしょうか。100円です。でも、入るのは勇気が要るかも。

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年の末にラーメン。

2007年12月27日 05時12分38秒 | ラーメン

ラーメンの記録。

1月6日 山岡家(富士店)

今年の食べ初めはこれ。
新メニュー(期間限定メニュー?)があったので食べてみました。
海とんこつラーメン、780円。
桜海老、宮城産岩のり、福島産青さ海苔、小柱がたんまり入っています。
まずびっくりしたのがスープの、刺激の無さ。まいるどです。豚骨醤油から醤油を取ったらこんな味になるのか。しかし、なんか私の好みじゃないな。そもそも私はカップラーメンでもシーフード味は決して買わない性格だったのでした。あくまで好みの問題です。

また、麺が驚くぐらいに堅ゆでです。ゴワゴワなぐらい。
なんで?

そして、海ラーメンというよりは・・・・ しまいには岩のりが拡散してどろどろラーメンになっていました。おもしろかったー。

12月31日 一匹の鯨
 

そして今日は一匹の鯨で塩豚骨ラーメン(690円)と豚まんま(280円)。
写真が、、(右側が)まだぶれちゃった。何やってんだ。
豚まんまは細かーいかつぶしがいっぱいです。

一口目こととんこつの香りがかぐわしいものの、これはもう完全に塩ラーメンです。
おいちい。でも一年前のこってり濃厚な豚骨も食べたいなー、と思いながら食べました。しかし、麺を食べ終わった後に。豚まんま食べながらスープをちびちび味わっている時が一番充実しているように感じましたね。味がジワジワと来る。思えば、その感想は一年前と同じだ。

今年もたくさんラーメンが食べられて、幸せでございました。

12月30日 一匹の鯨

醤油豚骨ラーメン(+チャーシュー2枚)、950円。
うをおおおおおぅっ、魚の香りっ。そして何かザラザラする舌触りっ。
すごいスープがトロトロです。甘い。はっ、もしかしてこれ猪のししに似てる??
思えば、このお店で年間を通じて一番変化したのがこのラーメンです。すごいなあ。とてもおいしいです。これからもどんどん変わってって欲しいです。
底には魚粉と思われる粉が貯まっていて、すごくざらざらして面白かったのですが、魚の匂いはほとんどせず、むしろ魚の匂いで少し衝撃を与えられたのは一口目だったなと、感慨深く思いながらスープを飲み干しました。この手ので最後まで飽きが来ないのが見事です。んまい。

12月29日 天一

また写真ブレちゃった。なんかダメみたい、気を付けないとブレ癖が付いてしまっている。
天一ラーメン、800円。
これ、凄くクセになりそうなスープです。
醤油、味噌、ニンニク、辛味、大量の玉葱と豚肉。
ちょい辛なんだけど、辛いラーメンの私でも全然平気なくせいに溶け混ざっている。だけど汗がたくさん出る。スープが上蓋の裏を焦がす感じ。んまい。
…が、さすがに量が多すぎです。ぶひー。

12月28日 猪のしし

チャーシューメン、750円。
不思議なスープだなー。
やや魚の香りを感じさせる、トロリとしたスープです。
んまい。

12月27日 一匹の鯨

しまった、また写真ブレちゃった。
豚骨ラーメンを食べたくて鯨屋さんへ行ったんですが、「新しくセットメニューを始めた」というのでそれにしてみました。鶏か魚のラーメンのどちらかに、炊き込み御飯とお漬け物が付いて、850円だそうです。平日限定。
これまでも、「お得なレディースセット」というのがあったのですが、あたしレディーじゃないものですからね。ちなみにそれは「お好みのハーフラーメン+サラダ+デザート」で奥様納得の850円です。ハーフラーメンだったらどれでも、デザートだったらどれでもっていうのがなかなか男っぽいねと感心してました。だってみんなメニューで値段が違うのに。鶏のラーメンと豚骨ラーメンは同じ690円なんですが、今回のセットメニューでは鶏は良くても豚骨は駄目らしいです。男には決して甘い顔を見せぬのも、これまた男っぽい(笑)
鶏のあっさりラーメン、基本中の基本。久し振りです。
ほんわか。思えば1年半前に私はこの味に感激したんだなあ~。しみじみ。
ショウガとミョウガが無いのが逆に新鮮です。トリの味~、淡いけど大好き。

炊き込み御飯は「何の変哲も無い炊き込み御飯ですよ」と言われましたが、量はいつもの東京タコライス(250円)に比べてちょっとだけ多めです。お得ね。おいちい。でも私は小食なので、お腹が一杯になりすぎました。

12月26日 吉田家

久し振りに伊東の吉田家に行ってきました。何ヶ月ぶりでしょうか。
日記によると去年の12月以来? ウソでしょ!?)
チャーシューメン、950円。
久し振りですが、何もかもが最高で、食べながら泣きたくなりました。
スープは私の記憶の中にある物より透き通っています。味も一見濃くなく、澄んでいるような感じですが、そんな感想は一瞬で去り、次の瞬間には油や豚骨を始め、いろんな味が一挙に押し寄せてきます。いろんな味が混ざると甘い味になるんですね。記憶の中での私の吉田家の味はもっとしょっぱかったんですけどね。いえいえいえいえ悪口を言ってるわけじゃなくて、甘いのと同じくらい十分魅惑のしょっぱさだったですよ。うんううん、しょっぱい。いうなればしょっぱい味が将軍となって甘い軍勢を率いている感じ。これがすごく美味しいんです。
麺は山岡家ほどの太い麺ではなく、平べったくなったやや太いぐらいのびろびろ麺。でも、そんなに頑固な太さじゃないのに、麺をゆでる兄ちゃんは、何度も何度も麺の様子を確かめながらとても注意深く茹でてました。当然うまい。沼津家も山岡家もこれには勝てないや。松福は別格ですけども。
チャーシューも適度な堅さで最高だったな。もちろんシャクシャクきゃべつも。
やっぱりラーメンは家系が最高だ。ラーメン好きで良かった。
小食なはずな私なのに、食べ終わったあと、もっと食べたくてたまりませんでした。

12月25日 くるまやラーメン(大仁)

あのクセのあるクドい味噌味が食べたくなって、くるまやに行ってきました。
チャーシューメン、830円。写真だとチャーシューメンに見えませんが、ちゃんとチャーシューたくさん入ってます。うそじゃありません。そもそもくるまやではデフォルトではチャーシューが一枚も入らないのだ。
これはいい。たまに食べにくるとすごくいい。のどに貼り付く感じです。
もやしに味が無いのがもったいないです。

12月24日 田ぶし

実は長泉町のじぇんとる麺に行こうとしたのですが、道に迷って店を見付けられないうちに夜10時を廻ってしまったので、憤然として三島の映画館の近くにある田ぶしに行ってきました。
ここは開店直後に2回来たきりじゃなかったでしょうか。
「次は味噌ラーメンを食べる!」と言ったような気がします。
でも、今日はあの赤い魚味を確かめたい気分だったので、特製田ぶしラーメン、630円。
赤い! 嗅ぐまでもなく、もう強烈な鰹節の香りです。
写真だと凄く赤いですが、赤いのは表面だけで、膜になっている赤いのをレンゲでかきわけると、その下には白い豚骨スープがかくれています。その混じり具合は絶妙でしたですよ。これ、こんなに旨かったんでしたっけ。赤い部分は魚そのものですが、、私は魚が苦手なんですが、、魚は刺身でだけ味わえれば良いいちいちスープにするな、と思うのですが、、でも豚骨スープと混ざると思わず唸ってしまうです。わし魚スープが実は好きなんじゃないか。いややっぱり嫌いだよ、美味かったら喰ってもいいけど。
何て言うですかね、表面の部分が凄くこってりで口の全体にねっとりとまとわりつく感じなのに、喉を通りすぎる頃には豚骨の爽やかな感じだけが吹き抜けている、そんな感じなのです。とんこつって爽やかか?

麺はこの店舗特打ちだそうですけど、残念ながら細い真っ直ぐな麺で、全く個人的な好みの問題なんですが、ちょっと残念でした。私は太い麺が好きなのよー。この濃いスープには太い麺が合うと思うのに。ただ、中盤すでに飽きを感じてまして、太い麺だとここがキツくなるのかもね。口が飽きてても気持ちは全然うまくてどんどん食べられるところが不思議なんだけれども。

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戦え! 戦え! 戦え!

2007年12月27日 03時57分04秒 | シルクロード日記

運営からプレゼントされたもう一枚の経験値倍増チケット(なんとこっちは60%でなくて100%ボーナスでした)を使って、無事47レベルにレベルアップできました! 感無量。

合わせて、46レベルの宿題だった『鬼生花退治』の3回目も終了しました。
これでようやく色っぽいこの花お化けさんたちともお別れだ。延々10ヶ月もこの人たちと付き合っていたことになります。
「次の47レベルの宿題は何かな?」とドキドキしてましたら、なんと! 47レベルは宿題が無いんですって。…一体私は何をして過ごせばいいですか?
新しい武器や防具を探そうにも、ちょうどいいの売ってないみたいだし、何も代わり映えの無いレベルアップでした。
しかし露店網を見ていると、なんとっ、ペンギンが売りに出てるっ。お価格は、ゲーム内通貨で19000000円。このゲームにしてはえらく破格の安値じゃない!?(そうでもないか) これぐらいだったらわたし、買えるんじゃない?。売り主さんありがとう! と思って手持ちの金を確認しにいったら、私の全財産は15000000円でした。トホホ。私はゲームの中でも貧乏であったか。

この2日間で、同じギルドの人と久し振りに会うことができました。しかも2人も。
誰かと会話するの、数ヶ月ぶりですよ(笑)。嬉しいなあ。いい人たちばかりだから。でもこのギルド、あまりに人の入りが悪すぎて、要塞戦が導入された今、切り捨てる方向で考えた方がよい、というような事を話されました。しくしくしくしく。やっぱり真面目にゲームを楽しんでいる方々は考え方も現実的なんですよね。私は強くなる努力を全くしていなく、ただ漠然とそこらを歩き回ってるだけで十分なんで、「どうしよう~」と悩んでしまうのですが、、、、 うーーん。
とりあえず「要塞戦は一度見に行きたいな」と思ってはいたのですが、パソコンが重くてホータンの町を歩くことすらままならない今、数百人の戦士が集まる大戦争の場の近くまで行って、ただですむとも思えません。

ついでなので、ヨーロッパキャラでインしなおして、コンスタンティノープルのクリスマスツリーを見に行ってきました。

うーーん、意外と地味?
コンスタンティノープルの町が巨大すぎるせいか、トゥリーは違和感なく町にこじんまりと溶け込んでしまっておりました。意外な話だけど、長安や敦煌で見た方がインパクトあるな、クリスマスツリーは。

と思ったら、コンスタンティノープルにはもう一本トゥリーが生えてました。

王宮の庭に。
コンスタンティノープルは人が少なくて、とても快適だな。しかし「せっかくだからサマルカンドのクリスマスツリーはどんな感じだろう」と思って確かめる為に馬で飛び出したら、森の中でパソコンがフリーズし、そのまま諦めました。
そういえば楽しい楽しいクリスマスだというのに、私はまだ一回もプレゼントをくれるというイベントモンスターに出会ってないですよ。去年のに比べて異様に遭遇が難しいこととなっているみたいです。実は去年の黒山太桃山太にも会えなかったですけど、プレゼントは結構いっぱいもらってたんですよね。今年はまだ一つももらってない。

クリスマスモンスター。どんなのでしょ。

(※追記)
出会いました、クリスマスモンスター!

なんじゃこりゃあ、かわええええ~~!!
ちょい悪熊。
これを倒さないといけません。でも強いかと思ったらえらく弱かった。私の闘気を返せっこのイヌっ、熊じゃなくてぬいぐるみのわんころめっ。(←チョイ悪態)
倒してようやく「赤い靴下」を1つ貰えました。

これをイベント小玉のおねえさんのところに持っていったら、プレゼントに頂けたのは

トナカイさん×5頭でした。
いらない~~。いや、タダだからありがたくいただきます。

それから、町でこんなのも見た。

なんすかこれ?

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