オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

旧石器時代の縄文人。

2015年05月16日 18時52分41秒 |   車で聴くための音楽


今年の元旦の舘山寺の手筒花火。
確か12/30が宿直だったんです。宿直明けで舘山寺に向かって手筒花火を眺め(家に帰った記憶が無いんですけど、まさかこの時間まで会社にいたなんてことはないですよね ←もう覚えていないが)、気分の良くなったわたくしはそのままフラワーパーク裏の庄内村の古鎮守・曾許乃御立(そこのみたち)神社に向かい、さらにそこからわれらが気賀の古鎮守・屯倉水神社に行った後(なぜか停電?だった)、気賀の新鎮守・細江神社(浜名湖の神である須佐之雄神を祀る)に寄り、さらに(わざと井伊谷宮を避けて)井伊谷の井謂神社から宗良親王がご神体の二宮神社(この神社の場合の「二宮」とは「後醍醐天皇の第2皇子」という意味です)に詣で、さらについでに宗良親王の弟君(推定第11皇子)建立の奥山方広寺まで行ったんでした。
「一晩に7社も巡ったんだから、これで今年の私の幸せは間違いないよな」とご満悦のわたくしだったのですが、やはりやりすぎはいけなかったようで八百万の神々から諸罰が下り、5月の私は残業地獄に苦しめられている。武甕鎚の神様、どこの私がこんなに働くのが好きだって言いましたかッッ(大疲労)


本当に残業三昧かつ休日出勤の連続(5月は休んでない)でへとへとなんですけど、唯一の楽しみは「音楽を聴くこと」でして、片道10分の通勤時間を充実させるために、新しく3本の16GBメモリを作りました。やっぱり楽しいね音楽を聴くのは。クラシック音楽はなんせ総量が豊富なので、20年聴き続けても聴き飽きることが無い。クラシック好きで良かったです。



7本目の16GB。
タイトル「トロウル谷(ダゴーリ・インカース)の彗星」。

 (1)~(3).ヘンデル 歌劇『クレタ島のアリアンナ』
    英雄テセウス…マリ=エレン・ネジ(メゾソプラノ)
    乙女アリアドネ…マタ・カツーリ(ソプラノ)
    ミノス王…ペトロス・マゴウラス(バス)
    ジョルジュ・ペトルー(指揮)、パトロスの管弦楽団
    【Mdg】
 (4).大バッハ インヴェンションとシンフォニア
     グレン・グールド(ピアノ)【ソニー】
 (5).大バッハ ゴールトベルク変奏曲
     グレン・グールド(ピアノ)…1981年の盤【ソニー】
 (6).ショパン ピアノソナタ第2番、
    アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、スケルツォ第2番
     マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)【グラモフォン】
 (7).ムソルグスキー 歌曲集『死の歌と踊り』
    ショスタコーヴィチ 交響曲第14番『死者の歌』
     ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、イェーテボリ交響楽団【グラモフォン】
 (8).レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 『海の交響曲』
     アンドリュー・ディヴィス、BBC交響楽団【テルデック】
 (9).リリー・ラスキーヌ ハープ協奏曲集
     ヴィヴァルディ『聖ロレンツォの祝日のために』、ヘンデル 変ロ長調op.4-6
     モーツァルト『フルートとハープのための』、
     ゴセック 2つのハープと管弦楽のための協奏交響曲ニ長調
     【エラート】
 (10)~(12).パガニーニ チェントーネ(寄せ集めの)・ディ・ソナタ集(全18曲)
     ルイージ・アルベルト・ビアンキ(ヴァイオリン)、マウリツィオ・プレダ(ギター)
     【ダイナミック】
 (13).カルミナ・ブラーナ集 第3集
     フィリップ・ピケット(指揮)、ニュー・ロンドン・コンソート【オワゾリール】
 (14).モーツァルト 交響曲集9
     第30番ニ長調、セレナード第4番による交響曲ニ長調
      クリストファー・ホグウッド(指揮)、古楽アカデミー【オワゾリール】
 (15).ハイドン 弦楽四重奏曲集
      第75番ト長調、第76番ニ短調『五度』、第80番変ホ長調
        ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団【ウェストミンスター】
 (16).ベートーヴェン ラズモフスキー第1番&第2番
      ウィーン・アルバン・ベルク四重奏団【EMI】
 (17).ベートーヴェン 劇付随音楽『エグモント』
      ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団【ロンドン】
 (18).ハチャトゥリアン&ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲
      ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
      モスクワ放送響【メロディア】
 (19).諏訪内晶子 メロディ
     チャイコフスキー『なつかしい土地の思い出』、シマノフスキ『神話』
     ラフマニノフ 2つのサロン風小品、ヴォカリーズ、
     ヴィエニャフスキ モスクワの思い出、スケルツォ・タランテラ、
     創作主題による変奏曲 【フィリップス】
 (20)(21).ブラームス ピアノ四重奏曲全集(3曲)
     バリリ四重奏団【ウェストミンスター】
 (22).ボッケリーニ ギター四重奏曲集
     第4番『ファンダンゴ』、第7番、第9番『マドリードの帰営ラッパ』
       ナルシソ・イェペス(ギター)、メロス四重奏団【グラモフォン】
 (23).シベリウス 『白鳥姫』~管弦楽のための組曲集~
     組曲『ベルシャザールの饗宴』、組曲『白鳥姫』、組曲『歴史的情景』第1&第2番
       アリ・ラシライネン(指揮)、ノルウェー放送響【フィンランディア】
 (24)(25).オッフェンバック 軽歌劇『天国と地獄(地獄のオルフェ)』
       ナタリー・デッセイ
       マルク・ミンコフスキ(指揮)、グルノーブル室内管・リヨン歌劇管【EMI】


8本目の16GB。
タイトル『原始、座敷童は小豆洗いだった』

 (1)~(3).ヘンデル 歌劇『ゲルマニア王オットーネ』
    神聖ローマ皇帝オットー大帝…ジェイムズ・ボウマン(カウンターテノール)
    后妃テオファーヌ…クラローン・マクファーデン(ソプラノ)
    イタリアの僭主ベレンガーリオの妻ジスモンダ…ジェニファー・スミス(ソプラノ)
    僭王の息子アーデルベルト…ドミニク・ヴィス(カウンターテノール)
    ロバート・キング(指揮)、ザ・キングス・コンソート【ハイペリオン】
 (4).シューベルト ソナタ第18番『幻想』
      ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)【デンオン】
 (5).メンデルスゾーン カンタータ『最初のヴァルプルギスの夜』
      クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)、ウィーンフィル
    讃歌『聞けぞかし、わが祈りを』
    詩篇第2番『いかなれば諸々の民の立ち騒ぎ』
    詩篇第43番『神よ、我を裁きたまえ』
    6つのアンセムop.79
      スティーブン・クレオベリー(指揮)、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ聖歌隊
      【デッカ】
 (6)(7).ベートーヴェン 序曲全集
    バレエ『プロメテウスの創造物』祝祭劇『シュテファン王』祝祭劇『アテネの廃墟』
    悲劇『エグモント』悲劇『コリオラン』『命名祝日のための序曲』
    祝祭劇『劇場の献堂式』
    レオノーレ第1番、第2番、第3番、『フィデリオ』序曲
    戦争交響曲(ウェリントンの勝利、あるいはヴィットリアの戦い)
      ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ベルリンフィル
      【グラモフォン】
 (8)(9).ドヴォルザーク 交響詩全集
    『水の精』『真昼の魔女』『金の紡ぎ車』『野鳩』『英雄の歌』
      ボフミル・グレゴル(指揮)、チェコ・フィル【デンオン】
 (10).ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲第4番ホ短調『ドゥムキー(悲歌)』
     ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調
       スーク・トリオ【デンオン】
 (11).シベリウス 交響曲全集5
     組曲『歴史的情景』から、『ラカスターヴァ(愛人)』、ロマンスハ長調
     交響曲第6番ニ短調
       サー・ジョン・バルビローリ(指揮)、ハレ響【EMI】
 (12).カルミナ・ブラーナ集 第4集
       フィリップ・ピケット(指揮)、ニュー・ロンドン・コンソート
       【オワゾリール】
 (13).カール・オルフ 歌劇『月』
       ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、フィルハーモニア管
       【Membran Wallet】
 (14)(15).パガニーニ オペラ的なソナタ集
    「ヴァイオリンとギターのための6つのソナタ」
       ルイージ・アルベルト・ビアンキ、マウリツィオ・プラダ
       【ダイナミック】
 (16).スメタナ 連作交響詩『わが祖国』
       ラファエル・クーベリック(指揮)、ボストン響【グラモフォン】
 (17).モーツァルト 幻想曲ハ短調、ピアノソナタ第14番ハ短調、ロンドイ短調、
    幻想曲ニ短調、ピアノソナタ第15番ハ長調、アタージョロ短調
       内田光子(ピアノ)【フィリップス】
 (18).ヴィヴァルディ 協奏曲集作品11
 (19).ヴィヴァルディ 協奏曲集作品12
       クリストファー・ホグウッド、古楽アカデミー【デッカ】
 (20)(21).ルーセル 交響曲第3番&第4番
       シャルル・ミュンシュ(指揮)、コンセール・ラムルー管
    バレエ『バッカスとアリアーヌ』、バレエ『蜘蛛の饗宴』
       ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立放管【エラート】
 (22)(23).ブラームス「ハンガリー舞曲」&ドヴォルザーク「スラヴ舞曲」全集
       ラベッグ姉妹(ピアノ連弾)【フィリップス】
 (24)(25).マーラー 交響曲第9番
       ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ベルリンフィル【グラモフォン】
 (26)(27).パーセル 歌劇『アーサー王、あるいはブリテンの守護者』
       ジョン・エリオット・ガーディナー、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
       【エラート】

…いつもは25枚ぐらいなのに、この16GBに限って27本も入ったので「どうしてだろう?」と首を捻っていたら、最初のオットー大帝の3枚だけ、誤ってWAVじゃなくてWMA形式で収録してました。どうせ私の耳では細かな音の違いなんてよく分からないんですけど、とても損した気分です。(でも面倒くさいから録れ直したりはしません)
最近重宝しているのはパガニーニの諸作品ですね。仮に「オペラ的なソナタ集」と訳しましたけど、「Sonatas Opera」(全6曲)ってどういう意味なんでしょう?
パガニーニのギター曲は、「鬼のような作曲家が作った全く難しくない音楽」ということでマニアには驚きを持って迎えられるのですが、それにしても曲数が多いです。特に「Sonatas Opera」は「かわいらしさ」「愛らしさ」を追求している。



「Sonatas Opera」は見つからなかったんですけど、似たような響きの「協奏的なソナタ」(マンドリンとギターのための)があったので、参考までに。(原曲はヴァイオリンとギターのための作品です)。パガニーニは自身がギターの名手であったそうなのですけど「ヴァイオリンとギターのための」作品ではパガニーニがヴァイオリンを弾き、その恋人にギターを弾かせていました。で、この動画ではヴァイオリンのパートをギターに、ギターのパートをマンドリンに移しているんでしょうかね。
なんか「パガニーニはエロい」ことがよく分かる動画です。
(※…と書いてしまいましたが、よく見たらヴァイオリンのパートがマンドリンになっただけなのですね。お姉さんがエロいのは間違いないのですけど、主役のお姉さんが過剰にエロいことを強調しているわりに、パガニーニがここまで自分の恋人(の演ずるギター)を極力地味に地味に伴奏に徹することを強いているのだから、パガニーニは結局エロなど二次の自分本位(ヴァイオリン)な人だったということになる。本当にパガニーニにとってギターってなんなんだったんだろう?)
この動画で、男女が逆になっているのを想像すると、なんともイヤらしいゲスな感じになります。
参考までに、パガニーニの本領たる「英国国歌による変奏曲」と見比べてみてください。ここでのパガニーニは真の男です。




9本目の16GB。
タイトル『ぬらりひょん vs うなりひょん』(ヴェフトニクヒョス・ヌラリヒョヌスの苦悩と偉大)

(1)(2).ヘンデル 歌劇『ロドリーゴ(自分に勝つことは大いなる勝利である)』
    アラン・カーティス(指揮)、イル・コンプレッソ・バロッコ【ヴァージン】
(3).ヘンデル カンタータ全集4
   『クローリ、私の美しいクローリ』HMW.92
   フランス風カンタータ『そう思ってはいけないわ』HMW.155
   『クローリ、愛らしいクローリよ』HMW.95
   『甘いまどろみの中で』HMW.134
   『フィレーノは行ってしまった』HMW.128
     クラーティエ・ファン・フェルトホーフェン(ソプラノ)
     ステファニー・トゥルー(ソプラノ)
     マルコ・ヴィターレ(指揮)、コントラスト・アルモニコ【ブリリアント】
(4).ベートーヴェン 交響曲第4番、第6番『田園』
     サイモン・ラトル(指揮)、ウィーン・フィル【ワーナー】
(5).ベートーヴェン ピアノソナタ全集7
    第5番、第28番、第30番、第31番
(6).ベートーヴェン ピアノソナタ全集10
    「ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲」ハ短調
    「スイスの歌による6つの易しい変奏曲」ヘ長調
    「リギーニのアリエッタ『恋人よ来たれ』による24の変奏曲」ニ長調
    「ディッタースドルフの歌劇『赤ずきん』の主題による13の変奏曲」イ長調
    「ハイベルのバレエ『妨げられた結婚』の
         『ヴィガーノ風のメヌエット』による12の変奏曲」ハ長調
      ルドルフ・ブッフビンダー(ピアノ)【ワーナー】
(7).カール・オルフ カンタータ『アフロディテの勝利』
       オイゲン・ヨッフム(指揮)、バイエルン放送響
       【Membran Wallet】
(8).モーツァルト プロシャ王セット(全3曲)
      アルバン・ベルク四重奏団【テルデック】
(9).ウォルトン 交響曲第1番&オラトリオ『ベルシャザールの饗宴』
      トーマス・ハンプソン(バリトン)
      サイモン・ラトル(指揮)、バーミンガム市響【EMI】
(10).ウェーバー クラリネット協奏曲第1番&2番、
    クラリネットと管弦楽のための小協奏曲ハ短調
      ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
      ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)、ドレスデン国立管【EMI】
(11).ブラームス カンタータ『リナルド』&『運命の歌』
      ジェイムズ・キング(テノール)
      クラウディオ・アバド(指揮)、ニューフィルハーモニア管【ロンドン】
(12)(13).ヘンデル オルガン協奏曲集作品7&作品4
      トン・コープマン(オルガン・指揮)、アムステルダム・バロック管【エラート】
(14).プーランク 歌曲集『村人の歌』『黒人の狂詩曲』『仮面舞踏会』『動物詩集』
      ジャン=クリストフ・ブノア(バリトン)
      ジョルジュ・プレートル(指揮)、パリ音楽院管【EMI】
(15).ブラームス 交響曲第1番&セレナード第2番
      アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)、NBC響【RCA】
(16).メンデルスゾーン チェロソナタ第1番&第2番、協奏的変奏曲、
     無言歌『甘い思い出』、無言歌作品109
      リン・ハレル(チェロ)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)【ロンドン】
(17).その他のフォリア集
     サヴァール(指揮)、ハイペリオンⅩⅩⅠ【アリアフォックス】
(18).ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第8番ホ長調&弦楽四重奏のための《糸杉》
     シュターミッツ弦楽四重奏団【ブリリアント】
(19).チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番ニ長調&第2番ヘ長調
     ボロディン四重奏団【メロディア】
(20).モーツァルト ピアノ協奏曲第25番&第24番
     クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)
     ディヴィッド・ジンマン(指揮)、バイエルン放送響(25番)
     ギュンター・ヴァント(指揮)、ハンブルク放送響(24番)【EMI】
(21)(22).ベートーヴェン 歌劇『フィデリオ』
     ギネス・ジョーンズ(ソプラノ…レオノーレ)、ジェイムズ・キング(テノール…フロレスタン)、
     エディット・マティス(ソプラノ…ロッコの娘マルツェリーネ)、
     テオ・アダム(バス…獄長ドン・ピツァロ)、マルッティ・タルヴェラ(バス…大臣)、
     ペーター・シュライヤー(テノール…門番)、フランツ・クラス(バス…看守ロッコ)
     カール・ベーム(指揮)、ドレスデン国歌管【グラモフォン】


…で、この16GBにはCD22枚分しか入らないんですね。     
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子供の不思議な角笛。

2015年01月23日 22時36分56秒 |   車で聴くための音楽


去年の5月22日に行った秋葉山。


案の定、足りなくなったのでさらに2本の16GBディスクライブラリを作りました。あと何本あったら私は満足するのかしらん。


5本目のコレクション。
タイトル「首おいてけ堀」。

 (1)(2).ヘンデル 歌劇『ガリアの土地でアマディース・デ・ガウラがゴールで』
       マルク・ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
       ナタリー・シュトュッツマン、ジェニファー・スミス、エドウィン・ハーリー、他
       【エラート】
 (3)(4).ヘンデル 聖譚曲『時と悟りの勝利』
       マルク・ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
       イザベル・プーレナード、ナタリー・シュトュッツマン、ジェニファー・スミス、他
       【エラート】
 (5).内田光子 シューベルト ピアノ曲選集
       即興曲作品90&142【Decca】
 (6).ビゼー 組曲「アルルの女」「子供の遊び」「美しきパースの女」
       ハインツ・レーグナー【ドイツ・シャルプラッテン】
 (7).モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番、第13番、第8番「リュッツオウ」
       クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ)【EMI】
 (8)(9).パガニーニ ギター五重奏曲
      第2番ハ長調、第8番イ長調、第15番イ短調、
      第4番ニ長調、第5番ニ長調、第6番ニ短調、
       【ダイナミック】
 (10).ウォルトン 劇音楽『ヘンリー5世』
       アンドリュー・ペニー指揮、エール放送コンサート管【ナクソス】
 (11).ジョージ・セルの芸術29
      ゾルタン・コダーイ 組曲『ハーリ・ヤーノシュ』
      セルゲイ・プロコフィエフ 組曲『キージェ中尉』
      アレクサンダー・ボロディン 『韃靼人の踊り』
      ニコライ・リムスキー=コルサコフ『スペイン奇想曲』
       ジョージ・セル指揮、クリーヴランド管弦楽団【ソニー】
 (12).ヴィヴァルディ・マスターワークス23
      オーボエ協奏曲集(6曲)
       ステファン・ハマー、フランク・ド・ブリューヌ(オーボエ)
       クリストファー・ホグウッド指揮、古楽アカデミー【Decca】
 (13).ベルリオーズ『幻想交響曲』
      序曲「ローマの謝肉祭」、「海賊」、「ベアトリスとベネディクト」
       シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団【RCA】
 (14).レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ
      交響曲第6番ホ短調、トーマス・タリスの主題による幻想曲、揚げひばり
       アンドリュー・ディヴィス指揮、BBC交響管【テルデック】
 (15).ベートーヴェン
      ピアノ三重奏曲第5番『幽霊』、第6番変ホ長調、変奏曲変ホ長調
       スーク・トリオ【デンオン】
 (16).パーセル 劇音楽『インドの女王』
       ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
       イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団【エラート】
 (17).ハイドン 交響曲第95番、第98番、第101番「時計」
       フランス・ブリュッヘン、18世紀オーケストラ【フィリップス】
 (18).バッハ『音楽の捧げ物』
       カール・リヒター指揮
       オーレール・ニコレ(フルート)、カール・ビュヒナー(ヴァイオリン)他
       【アルヒーフ】
 (19)(20).メシアン『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』
       ジョン・オグドン(ピアノ)【ロンドン】
 (21).ブラームス 交響曲第4番、大学祝典序曲
       ジョン・バルビローリ指揮、ウィーン・フィル【セラフィム】
 (22).ドヴォルザーク 弦楽五重奏曲第3番、ピアノ五重奏曲イ長調
       ヨゼフ・スーク(ヴィオラ)、ヤン・パネンカ(ヴァイオリン)
       スメタナ四重奏団【デンオン】


・・・いつもの調子でCDが25枚入ると思ってがんばってたら、この16GBには22枚しか入りませんでした。
でもまた最上のライブラリが出来たと自画自賛しています。
とりわけ、ミュンシュの幻想交響曲(1962年)。幻想と言ったらわたしはこれが尤もな愛聴版で、いろいろ聴き比べましたけど、結局の所これでないと満足しない。ミュンシュといったら1967年のパリ管弦楽団のEMI盤がすごく有名なのですけど、私にとっては1967年盤にはカタルシスをあんまり感じないのです。(第5楽章の鐘の響きが全然違うのです)。われながら性癖が変なのだと思います。



(6分50秒)のところと(7分25秒)の箇所がひどく好き。
2本目の16GBにゲルギエフの幻想を入れたんですけど、これが再生されるたびに不満で不満で。
同様に(気持ちが浄化されるという意味で)、ブラームスのホ短調も二十歳の頃から私が偏愛しているのはバルビローリ。







6本目のライブラリ。
タイトルは『妹の力 その他の恐怖』。

 (1)~(3).ヘンデル 歌劇『エツィオ』
       アラン・カーティス指揮、イル・コンプレッソ・バロッコ
       アン・ハルンベリ(ローマ将軍アエティウス、“最後のローマ人”)、
       カリーナ・ゴーウィン(元老院議員マクシムスの娘フラーウィア、エツィオの婚約者)
         彼女の父は、劇中ではエツィオの影の協力者ですけど、歴史ではアエティウス将軍を
         殺害したあと皇帝をも暗殺して自分が西ローマ皇帝となる(2ヶ月の在位)。
       ソニア・プリーナ(西ローマ皇帝ウァレンティニウス3世)
         とにかく“アッティラを破った英雄”エツィオをやっかんで殺したがっている人。
       ヴィト・プリアンテ(とても格好いい近衛兵隊長ヴァーノ)
       【アルヒーフ】
 (4)(5).ヴィヴァルディ・マスターワークス13、14
     ヴァイオリン協奏曲集作品8「和声と創意の試み」
       クリストファー・ホグウッド指揮、古楽アカデミー【Decca】
 (6).ヒラリー・ハーン『デビュー!』
     バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調
      無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調“シャコンヌ付き”
      無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調
        ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)【ソニー】
 (7).シューベルト ミサ曲第2番ト長調、スターバト・マーテル ヘ短調
        ヘルベルト・ケーゲル指揮、ライプツィヒ放送響、ライプツィヒ放送合
        マグダレーナ・ハヨショヴァ、エヴァーハルト・ビュヒナー
        ヘルマン・クリスティアン・ボルスター、ヴァルター・ハインツ・ベルシュタイン
        【ドイツ・シャルプラッテン】
 (8).シューマン 交響曲第3番変ホ長調「ライン」、交響曲第4番ニ短調
      序曲、スケルツォと終曲
        ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ドレスデン国立管【EMI】
 (9).モーツァルト ミサ曲全集6
      ミサ曲ハ長調「ミサ・ロンガ」k.262、教会ソナタ第14番ハ長調k.278
      ミサ・ブレヴィスロ長調 k.275、聖母マリアの祝日のグラドゥアーレ『聖マリア、神の母』k.273
      聖母マリアのオッフェルトリウム『創り主の魂』k.277
        ペーター・ノイマン指揮、コレギウム・カルトゥジアヌム 
        アニュス・メロン(ソプラノ)、エリザベス・グラーフ(アルト)
        オリー・プァフ(テノール)、フランツ=ジョセフ・セリーグ(バス)【EMI】
 (10).モーツァルト 交響曲全集10
      交響曲第28番ハ長調 k.200、交響曲第51番ニ長調k.121、
      交響曲ニ長調(セレナード第5番k.204による)
        クリストファー・ホグウッド指揮、アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック
        【オワゾリール】
 (11).メンデルスゾーン&シューマン、ピアノ三重奏曲第1番ニ短調
        チョン・キョン=ファ、アンドレ・プレヴィン、ポール・トルトゥリエ【EMI】
 (12).チャイコフスキー ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出」
        ウラディーミル・アシュケナージ、イツァーク・パールマン、リン・ハレル【EMI】
 (13).アラム・ハチャトゥリアン 交響曲第1番ホ短調、第3番ハ長調
        ロリス・チェクナヴォリアン指揮、アルメニア・フィル【ASV】
 (14)(15).ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー ロザリオのソナタ
        ムジカ・アンティク・ケルン【アルヒーフ】
 (16).ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」、合奏幻想曲ハ短調
        ロバート・レヴィン(フォルテピアノ)
        ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、オルケストル・エ・ロマンティーク
        【アルヒーフ】
 (17).C.P.E.バッハ ソナタ&ロンド集
        ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)【グラモフォン】
 (18).ハイフェッツ 超絶技巧名演集
      パブロ・サラサーテ「ツィゴイネルワイゼン」 
      カミーユ・サン=サーンス「ハバネラ」「序奏とロンド・カプリツィオーソ」
      エルンスト・ショーソン「詩曲」、ベートーヴェン「ロマンス第1番&第2番」
      ブラームス「ハンガリー舞曲第7番」、フランツ・ワックスマン「カルメン幻想曲」
        ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)【RCA】
 (19).ヤン・ユリウス・クリスティアン・シベリウス
      劇音楽「カレリア」(カレヴィ・アホ復元全曲版)、
      劇音楽「クレオマ(死)」(オリジナル版)、「悲しきワルツ」
        オスモ・ヴァンスカ指揮、ラハティ交響楽団
        ライモ・ラウッカ(バリトン)、キルシ・ティーホネン(ソプラノ)
        【BIS】
 (20).ニコロ・パガニーニ ヴァイオリンと管弦楽の作品全集3
      大協奏曲ホ短調(第6番)、協奏曲第4番ニ短調
      アダージョホ長調
        マッシモ・クァルタ(ヴァイオリン&指揮)、
        テアトロ・カルロ・フェリーチェ・ディ・ジェノヴァ管弦楽団
        【ダイナミック】
 (21).ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調、大フーガ
        アルバン・ベルク四重奏団【EMI】
 (22).プロコフィエフ「管弦楽秘曲集」
      組曲「夏の夜」(歌劇「修道院での婚約」より)
      カンタータ「彼らは七人」、祝典序曲「ヴォルガとドンの出会い」
      祝典序曲「三十年」、序曲「アメリカ」、交響組曲「1941年」
        ウラディーミル・アシュケナージ指揮
        サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
        【エクストン】
 (23)(24).フランツ・レハール 喜歌劇『メリー・ウィドウ』
        ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮、フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
        エリーザベト・シュワルツコップ(陽気な未亡人)
        エバーハルト・ビュヒナー(ダニロヴィッチ男爵)
        【EMI】




・・・前のコレクションと同様で、この16GBの中で私が愛聴しているのの白眉はシューマンの第4番ニ短調です。(第3番は苦手)。若い頃から私が「レコード屋に行くたびに違うバージョンをみつけたらいろいろと買うように心がけていた曲」と言ったら、ベルリオーズの幻想交響曲、メンデルスゾーンのホ短調協奏曲、タルティーニの悪魔のトリル、シューマンのこの曲、くらいだったのですが、いろいろ買ったのに関わらずシューマンの第4番で「これこそ唯一無二」と断じていたのがサヴァリッシュ。でも不惑を超えたこの齢になって、サヴァリッシュの何が凄いのか、私には言葉で説明することができません。

サヴァリッシュは何回も第4番を入れているそうだし(上の動かない動画も何年の演奏か不明。私の所持しているのは1983年の版)、1972年の方が有名みたい(私には聴き分けできない)なのですが、シューマンの交響曲第4番は古今の名盤が多くて、その中でサヴァリッシュの演奏は一般的には中盤の強いボス程度の評価をされている。いまググってみたんですけど「教科書的なキレある演奏」というのがおおまかの評価でしょうか。この曲には他にフルトヴェングラーやテンシュテットなどの快演がありますからね。
だがしかし、私にとってはサヴァリッシュは決して「教科書的」などではない。

シューマンの第4番ニ短調という曲は、ひとことで言えば「のちに精神が崩壊する人の、きざしの見える悲劇性のある曲」(ただし作曲したのは狂気に陥る遙か前)なのですが、サヴァリッシュは「雪崩が起きそうな高崖をあと一歩のところで見事に保ち支えられている唯一の人」というように感じる。
(フルトヴェングラーやアーノンクールやカラヤンやラトルは、すでに崖が崩れてしまっているか、そもそも崖は崩れない)



これがフルトヴェングラーの。
これがシューマンの第4番の規範なんでしょうけど、でも私にとってはフルトヴェングラーよりもサヴァリッシュの方が一番。それはきっと「私が最も最初に聞いたシューマンの第4番がたまたまサヴァリッシュだった」というだけの理由に過ぎないんでしょうね。でも私はサヴァリッシュにのみ「魂の高ぶり」を感じると言っても過言では無い。






たとえばこれとこれだって素晴らしいと思うんです。欠点はありません。
なのに、サヴァリッシュと対して(私は)物足りなさを感じる。その理由は絶対に言葉で説明することはできないし、ただ単に嗜好の問題だし、同じシューマン好きとそういう話をしても共感してもらえなさそうな気もするし、あくまで自分だけの感覚的な好き好みの問題。そういうのがあるから趣味の世界って楽しいと思うんですよね。ラーメンとかガンダムもそういうのをもっと楽しみたいんですよね。
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サイマキの王。

2014年10月30日 03時09分55秒 |   車で聴くための音楽


奥浜名湖のつぶて島。(2014年8月5日)
撮ったのは前のカメラ(F770EXR)でです。



車の中で聴くための音楽について。
7月の終わりに事故をして車が長い間失われる前、私は2本車のための音楽ライブラリを作ってありました。
一本目については記事にしましたけど、2本目については書くのをサボってましたね。)

9月にようやく車が長期入院から戻ってきて、「さていろいろと出かけよう」と思ったわけですが、それにしては金が無い。時間はあるのに金が無い。たぶん再就職したての頃より私は困窮してると思います。そもそも「残業しまくりで給料が良い」よりも「金なんて少なくても残業の無い会社にしよう」と思って長い失職を経て転職したわけですから、これは本望なはずなのですが、大体月々5万ほどの減収になったのに対して、「生活レベルを落とす」ってのはなかなかに出来ないものなんですね。ちょっと工夫をしなきゃ。(麦酒→焼酎には見事転換できたんですけどね)
おまけに、「残業が無い」とホルホルしていたら、10月になって「宿直」という業務も普通に入るようになってきました。(※これは自分で望んでしてもらいました。自分は夜型人間ですから夜勤って大好きなんですよね。決して「働きたくは無い」んですが働くのは好きなんですから矛盾してますね)
そしたらこの会社、やたらと宿直のサイクルが短くて、今や3日に1度は宿直ですよ。(前の会社は8日に1回ぐらいだったのに)

なおさら憂さ晴らしにドライブをしたくてたまらないのですけど、音楽ライブラリが16GBに2本じゃ、全然足りないと思うようになってきました。
なので新たに、2本のライブラリを作りましたよ。
その記録。


まず、7月に作った2本目の16GBメモリ。
タイトルは「中国の不思議な役人」。

 (1)~(3)ヘンデル 歌劇『アリオダンテ』。
     マルク・ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル。
     騎士アリオダンテ・・・アンナ・ゾフィー・フォン・オッター
     ジネヴラ姫・・・リン・ドーソン【アルヒーフ】
 (4)シベリウス クッレルヴォ交響曲
     パーヴォ・ベルグルンド指揮、ヘルシンキ・フィル【EMI】
 (5)シベリウス 交響詩『故国』、交響詩『火の起源』。
     パーヴォ・ベルグルンド指揮、ヘルシンキフィル【EMI】
 (6)カール・オルフ カンタータ『カトゥーリ・カルミナ』
     オイゲン・ヨッフム指揮、ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
     アーリーン・オジェー、ヴィエスワフ・オフマン【グラモフォン】
 (7)プーランク 2台のピアノのための協奏曲、田園のコンセール
     フランシス・プーランク(ピアノ)、ジャック・フェヴリエ(ピアノ)
     エメ・ヴァン・ド・ヴィール(クラヴサン)
     ジョルジュ・プレートル指揮、パリ音楽院管【EMI】
 (8)リスト ピアノ協奏曲1番&2番
     スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、キリル・コンドラシン指揮【BBC】
 (9)ハイドン 交響曲第31番『ホルン信号』、第59番『火事』、第73番『狩り』
     ニコラウス・アーノンクール、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
     【ドイツ・ハルモニア・ムンディ】
 (10)プロコフィエフ ヴァイオリンソナタ第1番&2番、5つのメロディ
     ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)、マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
     【グラモフォン】
 (11)~(13)ブラームス&シューマン 弦楽四重奏曲全集
     イタリア四重奏団【フィリップス】
 (14)ヘンデル 聖チェチーリアの祝日のための頌歌
     マルク・ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
     【ナイーヴ・ヴォワ・バロック】
 (15)パーセル 聖チェチーリアの祝日のための頌歌『讃えよ、輝かしいセシリアよ』
     ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
     モンテヴェルディ合唱団【エラート】
 (16)(17)ヴィヴァルディ オーボエとヴァイオリンのための協奏曲集作品7
     (ヴィヴァルディ・マスターワークス11、12)
     イ・ムジチ合奏団【ロンドン】
 (18)サン=サーンス 交響曲第3番『オルガン付き』、動物の謝肉祭、死の舞踏
     シャルル・デュトワ指揮、モントリオール響、フィルハーモニア管
     パスカル・ロジェ(ピアノ)、クリスティーナ・オルティス(オルガン)
     【ロンドン】
 (19)メンデルスゾーン 交響曲第3番『スコットランド』、第1番
     (メンデルスゾーン・ポートレート1)
     ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ニュー・フィルハーモニア管
     【ブリリアント・クラシック】
 (20)ベルリオーズ 幻想交響曲、カンタータ『クレオパトラの死』
     ヴァレリー・ゲルギエフ指揮、ウィーン・フィル【フィリップス】
 (21)パガニーニ ヴァイオリン協奏曲1番、2番
     マッシモ・クァルタ(ヴァイオリン、指揮)、
     ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団【ダイナミック】
 (22)(23)ハイドン オラトリオ『天地創造』
     ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーン・フィル
     天使・・・グンドゥラ・ヤノヴィッツ
     フリッツ・ヴンダーリヒ、ヘルマン・プライ【グラモフォン】
 (24)アルテュール・グリュミオー ヴァイオリン・リサイタル
     タルティーニ『悪魔のトリル』、コレッリ『ラ・フォリア』
     ヴィターリ『シャコンヌ』、ヴェラチーニ イ長調のソナタ
     パガニーニ《こんなに胸騒ぎが》による序奏と変奏曲
     パガニーニ 魔女たちの踊り【フィリップス】
 (25)ディヴィッド・マンロウの芸術9『モンテヴェルディの周辺』
     マイネリオ『5つの舞曲』、グアミ『8声のカンタータ』
     ラッピ『ラ・ネグローナ』、ブリオーリ『12声のカンツォーナ』
     ボルタ『心をば神に捧げん』、フサッティ『よき牧者は蘇り給えり』
     ドナーティ『主よ、われ汝に望みをかけぬ』
     ディンティア『二本のオリーヴの木が』、グランディ『おお汝らみな』
     グランディ『おお、至福なるベネディクトゥス』

・・・われながらかなり良い選曲だと思うのですけど、この16GBメモリの再生で一番辟易したのは、なぜか『故国』が狙い撃ちされているように頻繁に再生される事でした。こんなに曲がたくさん入っているのになんでこの曲ばかり・・・ シベリウスはそんなに嫌いってわけでもないんですけどさあ、この曲は嫌いになってしまいました。そういえば、前のライブラリでも『エニグマ変奏曲』(←そんなに好きでも無い曲)が盛んに演奏された(ような気がする)。なにかそういう機能でもあるのか。
「人は、完全に無作為になされていることでも、無意識に心にひっかかった些事を根拠に、作為がなされていると主張する事がままある」とよく言われますけど、『故国』の頻繁さは決して気のせいじゃなかったと思うんですけどなあ。

というわけで、早々にこの16GBにも飽きてしまって、次に作ったのが以下。

3つめのライブラリ。
タイトルは「西洋の青い目をしたお地蔵さま」。

 (1)(2)ヘンデル 歌劇『テーセオ』
     マルク・ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル
     テセウス・・・エイリアン・ジェームズ 魔女メディア・・・デラ・ジョーンズ
     【エラート】
 (3)トゥルー ヘンデル・カンタータ全集2
     HMV173『恋する魂は』、HMV144『おお、輝き澄んだ瞳』
     HMV104『私の美しい恋人の』、HMV84『甘く喜ばしいそよ風よ』
     HMV170『炎の間をお前は戯れに飛び交う』
      ステファニー・トゥルー(ソプラノ)
      マルコ・ヴィターレ指揮、コントラスト・アルモニコ
     【ブリリアント・クラシック】
 (4)シューベルト ピアノソナタ第19番、第20番
      内田光子【デッカ】
 (5)ブラームス 2台のピアノのための作品集
     ハイドンの主題による変奏曲、2台のピアノのためのソナタ、ワルツ集
      マルタ・アルゲリッチ、アレクサンドル・ラビノヴィチ【テルデック】
 (6)シューマン&サン=サーンス チェロ協奏曲
      ジャクリーヌ・デュ・プレ
      ダニエル・バレンボイム指揮、ニュー・フィルハーモニア管【EMI】
 (7)ベルリオーズ 荘厳ミサ曲
      ジョン・エリオット・ガーディナー指揮
      オルケストル・レボリュショネール・エ・ロマンティーク【フィリップス】
 (8)ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番
      アルバンベルク四重奏団
 (9)ブラームス チェロソナタ第1番&第2番
      ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ルドルフ・ゼルキン【グラモフォン】
 (10)(11)サン=サーンス ピアノ協奏曲全集
      パスカル・ロジェ(ピアノ)
      シャルル・デュトワ指揮、ロイヤルフィル他【ロンドン】
 (12)モーツァルト グラン・パルティータ&アイネ・クライネ・ナハトムジーク
      カール・ベーム指揮、ウィーンフィル【グラモフォン】
 (13)ハイドン 弦楽四重奏曲第77番『皇帝』、第74番『騎手』
      アルバンベルク四重奏団【テルデック】
 (14)パガニーニ 弦楽四重奏曲全集
      アマティ四重奏団【ブリリアント・クラシック】
 (15)ショスタコーヴィチ 交響曲第5番、第9番
      レナード・バーンスタイン指揮、ニューヨークフィル(ソニー)
 (16)ショスタコーヴィチ 交響曲第13番『バービ・ヤール』
      ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、ナショナル響【エラート】
 (17)アルフォンソ10世 カンティガ集『癒しの奇蹟』
      エドゥアルド・パニアグワ古楽団【ソニー】
 (18)メンデルスゾーン 劇付随音楽『アンティゴネー』
    (メンデルスゾーン・ポートレート39)
      ステファン・ゾルテス指揮、ベルリン放送交響管【ブリリアント】
 (19)ドヴォルザーク ピアノ三重奏曲第1番、第2番
      スーク・トリオ【デンオン】
 (20)ヴィヴァルディ マスターワークス26
     マンドリン協奏曲RV532、カンタータ『疑惑の影に』RV678
     リュート協奏曲RV93、カンタータ『エルヴィーラの麗しい面影から』RV680
     リコーダー協奏曲RV108、カンタータ『今行きます、愛しい瞳の君』RV682
     リコーダー協奏曲『夜』
      フィリップ・ピケット指揮、ニュー・ロンドン・コンソート【デッカ】
 (21)ヴィヴァルディ アンナ・マリアのための協奏曲集
     RV248、RV229、RV363『ポストホルン』、RV260、RV349、RV267
      イ・ムジチ合奏団【フィリップス】
 (22)デイヴィット・マンロウの芸術6『ネーデルラント学派の音楽2』
 (23)妖精の踊り ~華麗なるヴィルトゥオーゾ
     パガニーニ『パイジェッロの《うつろな心》による序奏と変奏曲』
     チャイコフスキー『メロディ』、バッツィーニ『妖精の踊り』
     ヴィエニャフスキ 華麗なるポロネーズ第1番
     パガニーニ カプリース第24番、モーゼ幻想曲
     ヴィエニャフスキ 創作主題による変奏曲
     サラサーテ『サパテアード』 ポンセ『エストレリータ』
     チャイコフスキー ワルツ=スケルツォ 
     エルンスト『シューベルトの《魔王》による大奇想曲』
       ワディム・レーピン(ヴァイオリン)【エラート】
 (24)パーセル 喜びと哀しみの歌
     チャールズ2世歓迎歌『ようこそ、全能の王より権威を授かりし方』
     メアリ2世の崩御を悼む哀歌『ああ、オレンジ公家を守る聖女よ』
     聖セシリアの祝日のためのオード『あげよ、声を上げよ』
     妖精の女王より『ああずっと、いつまでも泣かせて』
     メアリ2世の崩御を悼む哀歌『無駄だ、レスビアよ』
     トマス・ファーマーの逝去を悼む哀歌『若きシーシスの運命を嘆くが良い、山々よ森よ』
     ジェイムズ2世歓迎歌『なぜ、なにゆえにミューズたちは黙しているのか?』
       トラジコメディア【テルデック】
 (25)メンデルスゾーン・ポートレート24 ピアノ曲集
     厳格な変奏曲、3つの幻想曲またはカプリース、子供の小品(6曲)、
     スケルツォ・カプリッチョ、カプリッチョ作品5、アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート
     スケルツォニ短調、常動曲
       ヴォルフラム・シュミット=レオナルディ(ピアノ)【ブリリアント】
 (26)ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第1番、第2番
       スーク・トリオ【デンオン】


4本目です
タイトルは「陽気な船幽霊」。

 (1)~(3)ヘンデル 歌劇『リナルド』
       クリストファー・ホグウッド指揮、古楽アカデミー
       騎士リナルド・・・ディヴィッド・ダニエルズ
       ゴドフロワ・ド・ブイヨンの娘アルミレーナ・・・チェチーリア・バルトリ
       邪悪な魔女アルミーダ・・・ルーバ・オルゴナソヴァ
       【デッカ】
 (4)(5)ヘンデル オラトリオ『陽気な人、沈鬱な人、中庸の人』
       ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
       【エラート】
 (6)モーツァルト セレナード第11番、第12番『夜の音楽』
       ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル【オルフェオ】
 (7)ベートーヴェン(リスト編曲)交響曲第5番
       グレン・グールド(ピアノ)【ソニー】
 (8)ベートーヴェン 変奏曲集
     創作主題による32の変奏曲、創作主題による6つの変奏曲
     エロイカの主題による15の変奏曲
       グレン・グールド(ピアノ)【ソニー】
 (9)ブラームス ヴァイオリンソナタ全集
       ヘンリク・シェリング、アルトゥール・ルービンシュタイン【RCA】
 (10)ディヴィッド・マンロウ ゴシック期の音楽(抜粋)
       【アルヒーフ】
 (11)ベルガンサ/イェペス/スペインの歌(中世・ルネサンスのスペイン歌曲)
       テレサ・ベルガンサ、ナルシソ・イェペス【グラモフォン】
 (12)モーツァルト ピアノ協奏曲第20番、第19番、第10番
       マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、アレクサンドル・ラビノヴィチ指揮
       【テルデック】
 (13)モーツォルト 弦楽四重奏曲『プロシャ王』第2番、第3番
       ハーゲン四重奏団【グラモフォン】
 (14)ムソルグスキー『展覧会の絵』
    ハチャトゥリアン『仮面舞踏会』『フリーギアとスパルタクスのアダージョ』
    シベリウス『フィンランディア』
       ウラジーミル・フェドセーエフ指揮、モスクワ放送響【ビクター】
 (15)ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番、第2番、ピアノソナタ第2番
       エリザベート・レオンスカヤ(ピアノ)
       ヒュー・ウルフ指揮、セント・ポール室内管弦楽団【テルデック】
 (16)20世紀ロシアの音楽
     ストラヴィンスキー ピアノソナタ第2番
     ショスタコーヴィチ ピアノソナタ第1番、第2番
     カレトニコフ レント-ヴァリエーション
       アナトリー・ヴェデルニコフ【デンオン】
 (17)ブラームス 交響曲第2番&第3番
       ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ベルリンフィル【グラモフォン】
 (18)ビゼー カンタータ『クローヴィスとクロティルド』、交響曲『ローマ』
       ジャン=クロード・カザドシュ指揮、国立リール管【エラート】
 (19)ウラッハ◎ロマン派 クラリネット作品集
     シューマン『おとぎ話』
     メンデルスゾーン 2つのコンツェルトシュテック
     ブラームス クラリネット三重奏曲
       レオポルド・ウラッハ【ウェストミンスター】
 (20)フランク『ヴァイオリンソナタ』『アンダンティーノ・クイエトーソ』
     『ダレイラックの「ギュリスタン」のモティーフによるピアノとヴァイオリンの
      協奏のための二重奏曲』
       オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
       【EMI】
 (21)ジャクリーヌの涙 ~魅惑のチェロ小品集
     オッフェンバック『ジャクリーヌの涙』『夕べの調べ』
     ジャン・フランセ『ロンディーノ』『セレナード』『常動曲』『子守歌』
     ダーフィト・ポッパー『タランテラ』、シューベルト『蜂』
     フォーレ『夢のあとに』、パガニーニ『モーゼ幻想曲』
     ワーグナー『夕星の歌』、サラサーテ『サパテアード』
     オッフェンバック『天なる二つの魂』
       ウェルナー・トーマス=ミフネ(チェロ)【オルフェオ】
 (22)モーツァルト 交響曲『ハフナー』『リンツ』、第40番
       イシュトヴァーン・ケルテス指揮、ウィーンフィル【ロンドン】
 (23)ヴィヴァルディ 協奏曲集作品6、『カッコー』RV335
     (ヴィヴァルディ・マスターワークス10)
       アンドリュー・マンゼ(ヴァイオリン)
       クリストファー・ホグウッド指揮、古楽アカデミー【デッカ】
 (24)(25)プーランク 歌劇『カルメル会修道女の対話』
       ケント・ナガノ指揮、リヨン・オペラ座管弦楽団および合唱団
       キリストの死の苦しみのブランシュ修道女・・・カトリーヌ・デュポス
       新しいカルメル会院長リドワーヌ夫人・・・ラシェル・ヤカール
       亡くなった前修道院長ド・クロワッシー夫人・・・リタ・ゴール
       若い修道女コンスタンス・・・ブリジッド・フルニエ
       【ヴァージン】

・・・どうです、なかなかの強力な布陣ではありませんか。
(蛸の第2番がかぶってしまった)
が、経験上これだけあっても短いうちにすぐ飽きてしまうんだろうなあ。
あと4本ぐらい似たようなのが欲しいです。
私は『華麗なるヴィルトゥオーゾ』『ジャクリーヌの涙』みたいな小品集をあまり持ってなくて、以後のCD選びに難渋しそうです。
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車のために。

2014年06月30日 04時48分35秒 |   車で聴くための音楽


油壺水族館にいたフグ。(2013.7.4撮影)


今日が初出勤日(説明日)です。
そのためにがんばって車で聴く用の音楽コレクションを2本作りました。
なんと、2本作るだけで一日かかった。
というか、時間が掛かっているのは「タイトル入れ作業」で、音楽のコピーはCD1枚当たり3分もかかんないんですけど。

最初のコレクションはこれです。

「シューベルトとモーツァルトのピアノソナタ集」
収録した23枚のCDの内訳は、
 (1)~(14).シューベルト ピアノソナタ集
    (ピアノ;ミシェル・ダルベルト【デンオン】)

 (15)~(19).モーツァルト ピアノソナタ集
    (ピアノ;クリスティアン・ツァハリアス【EMI】)

これだけだと余白ができてしまったので

 (20).モーツァルト レクイエム
    (ホグウッド指揮、古楽アカデミー【オワゾリール】)
 (21).モーツァルト 大ミサハ短調
    (フリッチャイ指揮、ベルリン放送交響楽団【グラモフォン】)
 (22).モーツァルト 2台と4手のためのピアノ作品集
    (アルゲリッチ&ラビノヴィチ【テルデック】)
 (23).大バッハ パルティータ第2番&イギリス組曲第2番
    (アルゲリッチ【グラモフォン】)


まずはこれを作って、引佐の尉ヶ峰にドライブに行ったんです。
ずっとランダム再生にして聴いていたんですが、どうも面白くない。
それは、ずっと似たような曲ばかり続くからですね。
1時間や2時間なら我慢はできましょうけど、これが20時間以上つづくとなるとゾッとする。


というわけで、2本目の16GBはこうしてみました。

タイトル「秋の日のブルーベリー森」
 (1).プロコフィエフ オラトリオ《イワン雷帝》
       (ゲルギエフ指揮、ロッテルダム・フィル【フィリップス】)
 (2).ヴォーン=ウィリアムズ&エルガー管弦楽集
     トマス・タリスの幻想曲、グリーンスリーブスの幻想曲
     エニグマ変奏曲、威風堂々第1番
       (バルビローリ指揮、フィルハーモニア管他【セラフィム】)
 (3)(4).チャイコフスキー 交響曲第4番、5番、6番
       (ムラヴィンスキー、レニングラード管【グラモフォン】)
 (5)(6).ブラームス ピアノ三重奏曲全集
     プラームス1~3番&シューベルト2番
       (ルービンシュタイン&シェリング&フルニエ【RCA】)
 (7).フォリア集
       (サヴァール&ハイペリオンⅩⅩⅠ【アリアフォックス】)
 (8).ベートーヴェン 《英雄》、第1番
     (ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラ【フィリップス】)
 (9).モーツァルト交響曲全集19
     交響曲第54番、37番、40番(第二稿)
     (ホグウッド指揮、古楽アカデミー【オワゾリール】)
 (10).シベリウス交響曲全集4
     交響曲第5番、ペレアスとメリザンドから4曲、交響曲第7番
       (バルビローリ指揮、ハレ響【EMI】)
 (11).ショスタコーヴィチ ピアノ五重奏曲、ピアノ三重奏曲
       (ピアノ;レオンスカヤ、ボロディン四重奏団【テルデック】)
 (12)(13).ヘンデル オラトリオ《復活》
       (ミンコフスキ指揮、レ・ミュジシャン・ドゥ・ルーブル【アルヒーフ】)
 (14).ビゼー交響曲第1番、ウェーバー交響曲第1番
     (スウィトナー指揮、ドレスデン州立管【デンオン】)
 (15).ドヴォルザーク《アメリカ》、シューベルト《死と乙女》
       (スメタナ四重奏団【デンオン】)
 (16)~(18).メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲全集
       (メロス四重奏団【グラモフォン】)
 (19).ロッシーニ スターバトマーテル
       (フリッチャイ指揮、RIAS響【グラモフォン】)
 (20).シューマン ピアノソナタ第1番、幻想曲
       (ピアノ;ポリーニ【グラモフォン】)
 (21)~(23).ヘンデル 歌劇《アグリッピーナ》
       (ヤーコプス指揮、ベルリン古楽アカデミー【ハルモニアムンディ】)


私の最近の室内楽趣味を反映してこうなりました。
脳内ではプーランクやパガニーニなどの「軽い」ものも適度に織り交ぜるつもりだったのに、「容量の関係で」(←なんてことだ!)入りきらなかった。
これを作って、長篠城までドライブに(片道1時間)行きました。
いいじゃん! ランダム再生すると「変な組み合わせ」になるのが面白い。
ヘンデルの「復活」と「アグリッピナ」が続けて交互に再生されたりすると、とても幸せだ。
ヘンデルは、ほんと大天才ですよね。
こういう「(再生上の)ハプニング」はMDではやろうと思わなかったですものね。

ポイントは、「変な音楽を入れること」です。
良く聴く大好きな音楽と、あまり聴かない曲を入れたらおもしろい。
上のリストで言うと「フォリア集」や「シベリウス」や「エニグマ」などが私にとっては「あまり聴かない曲」なのですけど、ドヴォルザークのアメリカや死と乙女も、大好きだけどほとんど手に取る曲では無いですよね。でも、そういうディスクは実はほとんど浜北の実家に積んだままになっているので、今はここに入れられる様な物が無かったのでした。
家に帰れば「変なCD」はたくさんあるのに。


新しく買ったカーステレオでは、タイトルを日本語表示できるのです。
これまでのMD機器でも(アルファベット表示で)出来たのですけど、入力がやたらと面倒で、したことがなかった。なので、聴いている途中、「これって何の曲だっけ?」とか「誰が演奏しているディスクだっけ?」と混乱することが往々にあった。手書きで情報をシールでディスクにぺたぺた貼ってあったのですけど、ディスクを取り出さないとそれを見られない。
今日からは入力が簡単になりました。

とはいっても、ディスプレイ部分に最初に表示されるのは15文字ほどで、ここが大事なのです。「チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調作品64第2楽章アンダンテ・カンタービレ」なんて打ち込んでも、最初に出てくる文字は「チャイコフスキー 交響」ぐらいなのです。それじゃ運転中に全然役に立たないので(いやチャイコフスキーぐらいならタイトルなんて見なくてもわかるけどさ)、識別用に「チャイコ響5ホ短-2」みたいに打ち込むことにしました。私が分かれば良いですからね。
私のステレオは、最初の15文字を10秒ぐらい固定して表示したあと、後は流すように残りの文を表示するのです。ですから、タイトルの冒頭だけが暗号文になった。ベートーヴェンは「ベー」、モーツァルトは「モ」、ピアノ三重奏曲は「ピ三」、ヴァイオリンソナタは「ヴァイ奏」。ショスタコーヴィチは「鮹」でヴォーン=ウィリアムズは「RVW」ですね。シューベルトとシューマンはどちらも「シュー」なのですけど、いいや、この二人は聴けば即座に判別できるから。
「モ響37ト長K.444第2楽章アンダンテ・ソステヌート(※本当はミヒャエル・ハイドンの作)(ホグウッド)」。なんのことやら。前半は文字数をできるだけ圧縮しないといけませんが、後半は短縮しなくても電光掲示板のように文字が流れるので、これでいいのです。(とはいえ、45文字以上は打ち込んでも省略されるようです)。
意外と「K.444」の部分が重要でして、マニアっていうのはこういう意味の無い記号を無駄に覚えて悦に入りたいものなのですね。(私も若い頃はたくさん記憶していたものなのですけど)。またこういう遊びができるのは非常に楽しい。ドライブしながら視界の片隅でこういう情報を得られるのですから。

で。
CDっていうのはまことに親切なもので、レコード会社の人が親切に各トラック毎にタイトルを打ち込んでくれてまして、コピーするだけでそれが自動にパソコンに取り込まれるわけですが、今さらになって気付いたんですけど、これって意外とイイカゲンなものが多いですね。
「いいかげん」というより「間違っている」ものが多い。
(そういえば昔、レコード芸術を愛読していた頃に「トラック情報に誤記があるので注意」とかいう記述をよく目にしましたな)

たとえば、ヘンデルの場合、『復活』と『アグリッピナ』の両方が、2枚目のディスクに1枚目の情報が誤って記載されているのです。(違うレーベルなのに何でだろう? まだこの2曲しか確認してませんが、ヘンデルは他の曲もこうなっていたりして)。ロッシーニのスターバトマーテル(グラモフォン)なんて、「Pergolesi;StabatMater」と書かれていた。おいおい。ま、どうせこんな部分なんてほとんどの人は見ないから?
解せないのは、交響曲にしろピアノソナタにしろ、クラシックの曲は3楽章とか4楽章の曲が多いのですが、各楽章の説明のうち、「スケルツォ」楽章のみ「スケルツォ」と書かれているものが多いのです。何が変なのか分からないかもしれませんけど、グラモフォンやフィリップスやデンオンなど会社が違うのに(一緒なのか)、なんでスケルツォの文字だけどのディスクにも書かれてるんだ。これを打ち込んでいるバイトの人が同じ人で、その人が「スケルツォ楽章」に非常な愛着を持っているのかね。(あと「フィナーレ」の文字も書かれていることがスケルツォほどじゃないけど多い)

それから、輸入盤のディスクは、当たり前ですけど書かれている情報は英語かイタリア語です。
私は日本語しか読めませんので、当然日本語に直してカーステレオに表示させたいんですけど、意外にその作業が大変。今回家から持ってきた『アグリッピーナ』はルネ・ヤーコプス盤(輸入盤)だったんですけど、ガーディナー盤(日本発売盤)にしとけばよかったよ~。
どなたか、外国語作品をすべて翻訳して、簡単に読めるようにしておいてくれてないかしら。(オペラ対訳プロジェクトの『アグリッピーナ』はまだ途中だった)


あと、恥ずかしながらモーツァルトのピアノソナタなんてここ十数年真面目に聴いていなかったんですが、このたび調べ直したら、私が「第15番」だと思っていた「k.545」の有名なソナタって、今は「第16番」になってるんですか? イ短調のソナタは「第9番」でk.311が「第8番」?(最近のヘブラー盤ではそうなっている)。何を今さらって? だって知らなかったもん。
なのにウィキペディアを見ると「交響曲第37番k.444(※実はモーツァルトの作品ではない)」だけは「第38番以降の交響曲はいずれもモーツァルトの代表作であり、曲そのものと番号とが強く結び付けられて記憶されているため、番号の繰上げ変更がなされることはなく、交響曲第37番は欠番となった」ですって。なんだそりゃ。
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