オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

海と風と虹と。

2012年08月23日 11時01分02秒 | ラーメン

天照大神と従する計三尊像なんですが、これって月読と須佐男じゃないよな。誰ですっけ。。旧細江町中川にある初山宝林寺、わたし的にはこのお寺は「変な仏像がいっぱいある素敵なお寺」でして、ここの仏像群はサイトによっては「二十四菩薩像」とか「二十四諸天像」とか「二十四天善神」とか書かれているんですが、その中に“アマテラスオオミカミ”や“カンウザイシン”などが紛れて祀られているのが面白いところなのです。仏教の神じゃ無いじゃん。




関羽神。




9月8日 蔵前家(旧細江町中川)


100回目! チャーシュー海苔うずら。
普通に旨い! が、ここ数回の「異常に美味しい」黄金時代のようだった神がかったスープからは、格段に後退していました。残念です。蔵前家で美味しいと思う要素、それはまず優しい感じで現れる豚の味が私の舌をくるむように厚く柔らかく攻めてくる、その図太い感じのまろやかな豚骨味の中核に鋭い刃をもった柳生真陰流の醤油ダレの手練れがひとりいて、私の舌をこれでもかと乱切りで太く切り裂く。この真陰流の人の図体がでかければでかいほど、巧みであれば巧みなほど、私は「ウマい!」と思うわけなんです。今日のは残念ながら、真陰流の人がデンマーク人でした。デーン人には真陰流はできませんよ(ヴァイキングだから)。言い方が難しいけど豚骨と醤油ダレが別々になってしまって適当なレベルの厚みでそれぞれ活躍したがっているかのような。
でもふつうに美味しいです。ごちそうさまです。


9月3日 凡太(東区上石田町)


そういえば笠井街道に行ったことない店があったな、と思って行ってみました。
福ちゃん上石田店のすぐ近くです。私の家からは15分ぐらい。
これまた一昔前のファミリー向け然とした店構えで、メニューは豊富。



めちゃくちゃお腹が減ってたので、醤油の「フルセット」(990円)にしてみました。



結論から言うと「好みでは無い」という感じです。
お前の好みって何なんだよ、っていう話なんですけど、「複雑な感じがしないラーメン」て嫌い。残念です。でもしかし、ここのところラーメン食べて不満もしくはそれに準じたものしか感じないなんて、人間としてどうかと思いますよ。せっかく貴重な時間とお金を費やしてラーメンを食べているのですから、何かしら面白い要素を探すべきだ。本当に面白いところの全く無いラーメンなんて、実は無いのだと認識している。私がラーメンだ。
このお店だって幹道の笠井街道に面していて、浜松インターに近いので客も多く、なにより15年以上も繁昌していてこの味なのだから、実は人々はこういうのを求めているんですよね。私の好みの方が間違っているわけで。
私ももっともっと頑張らねばいけません。



8月27日 次男坊(旧浜北市本沢合)


家の近くにある次男坊。今日は前にいた次男坊(笑)はおらず、おばちゃんと高校生ぐらいの女の子がいるのみでした。
とんこつの肉ラーメン「ヤキニクたっぷりごきげんだね」(730円)を注文。



うーーむ、何かが足りない。
数日前に貴長のトンコツラーメンを食べたばかりなのでなおさら思いました。
もっともっとちょっぴり舌を刺激する何かを堂々と混ぜればいいのにね。
調味料なんだよ調味料、世の中は何事も。
まあ、夜食にはちょうどよいと思いました。

8月27日 貴長(旧細江町気賀・気賀駅付き)


まだまだ忙しかった夏の日の昼休み(16時頃)に疲れ切って。6回目。
やっぱり貴長と言ったら塩ラーメン。
とはいっても私がこのメニューを食べたのは2年も前で、そして今回で3回目の試食なんですよね。
私の中では別格的に旨かった記憶があるんすけど。



うーーむ、記憶は美化されるものですね。今日は「普通にウマい」ぐらいの感じでした。
記憶の中ではもっともっともっともっとうまかったんですけど。
塩味は好ましい感じでクチビルに張り付く。海の塩みたいな感じな味わい。が、それと同等ぐらいに他のさまざまな調味料の味も目立つのが気になる。まあ、塩ラーメンなんてそんなものなんですけどね。



緑色の麺は、相変わらず美味しいと思った。柔らかめだけどこのスープにとても合っている。チャーシューはこりっと歯応えがあって、味も付いてて好み。玉子もおいしい。また来よう。





気賀の町はなんだか望郷感に駆られるような素敵な空気を持った町。(別に私の古里じゃないのに)。明るいイメージでドライブするのが楽しい町。

8月26日 金の豚(旧浜北市内野店)


3回目です。遙か以前に食べて感激した「魚介豚骨」(750円)を味わう為に来店。
腹が非常に減っていたので455円足して「浜松餃子セット」にしました。



前回食べたのは3年も前なんだなあ。2回目なので、前回ほどの感動はなし。
魚介豚骨というか、「和風ラーメン」の様な香りがしました。
以前も感じたことですけど、これを太麺で食べたい。そしたら満足度が格段に上がることであろう。



金の豚は「極太山盛りニンニクらーめん」を食べ足る為の店だ、と改めて思いました。
ただし、わたしにとって金の豚はチェーン店にしてはかなり好みな方の店です。五味八珍や幸楽苑は絶対に行きたくはないのでね、私の意識の中でのこの違いは何なのかとも思う。

8月26日 らーめんカフェ・ワコー(西区舘山寺町)


仕事休憩の15時半頃に。
今日もとてもいい天気だ。天気が良いと、このお店は非常に気持ちが良い。
(陽光溢れる浜名湖内浦湾に面してますからね)
お店に入ったら、優しそうな店主のにーちゃんに「久しぶりですね」と言われました。そうだっけ?
変な時間なのに、厨房にはなぜか人がたくさんいます。



壁のお品書きが一新されていたのだけど、メニューや値段には変更は無いみたい。ただ「浜名湖おっしーめん」の表示が外されていました。残念。
久しぶりなので、醤油のチャーシュー麺(800円)を注文してみました。



うむ、おいしい。最初期に感じた「不思議な風味」がまたも健在になってきた気がします。
なんなんでしょうね、この味。スープの表面にはいろんなものが浮かんでいて好ましいし、むしろ、スープの表面を覆う厚い油の層が怪しい気もするんだけど、でも、全体的に私の好みのくどさと濃さを持ち合わせたあっさりラーメンです。





麺も細いけど、そこそこ堅い。良いと思う。
食べてると、海の方からボートに乗った兄ちゃんと若いお姉さんたちがやってきて、パーティを始めました。
ここはそういうお店ね。

8月25日 むつみ屋(旧浜北市中瀬・浜北大橋通り)


夜10時20分頃。
メニューに「まぜそば」があったので、思わず注文してしまいました。
このお店には、トッピングも多々あるようです。なのでそれらも全部付けてもらうことに。
まぜそば、550円。もやしきゃべつ(70円)、フライドオニオン(70円)、生卵(70円)、バター(70円)。





さすがに盛りだくさんです。生卵だけ別皿です。
卓上にはラー油やお酢、マヨネーズ、ニンニク等がセットされたのですが、このお店の指示書きには「まずガシガシかき混ぜてそのまま食べること」「そのあとラー油やお酢を回すように入れること」と書かれています。よしよし、このお店ではお酢とラー油は必須の物では無いんだ(入れません嫌いだから)。





わしわしかき混ぜて、食べ始めます。おお、いろいろ入れたせいでいろんな味がする。これが混ぜそばの醍醐味なんだと思う。
むつみ屋のまぜそばはなかなかアタリだと思う。
なにより、



こんなすばらしい太麺があるんなら、他のメニューにも使ってー
(むつみ屋の通常麺は、加水高めのとかち製麺製みたいな麺)



下にこぞんでいるスープも、味わいがなかなか良い、好みな濃いもの。
混ぜて存分に真価を発揮するスープです。いいではないかいいではないか。
だけど、途中で魔が差して、マヨネーズを混ぜてみたら、(ちょっと入れただけなのに)完全なマヨネーズ味になってしまいました。失敗失敗、てへへ。

8月25日 蔵前家(旧細江町中川)


蔵前家99回目。休憩時間の午後5時5分前に。
今日も店主でした。チャーシュー麺(850円)を「味濃い目」にして玉子(100円)と菠薐草(100円)を増量。
なんか、見た目からして力強さが漲っている。
お味の方も、見た目に違わず逞しい美味しいラーメンでした。味濃い目にしたので、当然しょっぱさは感じるものの、スープの力強さがうまく全体を丸め込んでいて、まろやかさまで感じる。なのに野性的で暴力的。理想的なこってりスープでした。凄いなあ。

一番びっくりしたのがチャーシューで。
なんだこれー。今まで「一番美味しい」と言ったことのある物より、さらに好みな姿をしてあらっしゃる。
(私が言っているのは豚に差し込んである紅の部分のことね)
こんなの初めて見た。そして美味しかったです。



8月24日 みちの(西区西山町)


夜勤明けの朝9時頃。8回目。会社の近くにこのお店のある私は幸せだね。
醤油ラーメンのチャーシュー丼セット(1000円)を注文。
塩ラーメンも味噌ラーメンもよく食べるけど、このお店はやっぱりこの醤油味が格別だと思う。
この醤油味、舌に攻め込んでくる姿が非常に鮮やかで、喩えるならば、まるで艶やかな装いをした優しいバービスター・ゴア。
彼女には殺す気が無いのに殺される気満々なわたくしがいたりして、ほんと鮮やかな斧の軌線が見えます。
おいしいです。





対して、チャーシュー丼の方は地母神アーナールダですね。
チャーシュー丼と言いつつ、入っているのは小さな肉の破片ですので満足感を感じることはないのですけど、上に載っているやみつきねぎ(?)がやみつき(?)になる感じで、気がついたら満腹です。今日は非常に気分が良かったので、お土産チャーシュー(580円)も付けて貰いました。注文するとき、おっちゃんは「ん、今日のチャーシューはとても良い出来ですよ」としみじみ言ってくれました。このおっちゃんはそういうおっちゃんです。夕方、よなよなエールでじっくりいただきました。幸せだわん。



8月23日 味佳(東区丸塚町)


午後2時頃。行ったことの無い店に行こうと車を走らす。
醤油のチャーシュー麺(800円)を注文してみました。



なんでもこのお店は、頑なに無科調のスープを作り続けているお店だそうです。
さっそくスープを飲んでみますと、おぉぅ、優しい。なんと柔らかいんだろうね。豚の丸みが私の舌を四方八方からくるんでくるのが分かるんですが、そもそも私は豚の味しかわからないので、実際には豚以外の物もいろいろと入っているんでしょうね。しかし優しい。腹が減っていたら「物足りない」と思うところです。ただ、この手のラーメンでこの好ましい見た目は見事な物です。
チャーシューは歯応えがある丸いものでした。



驚いたことに、このお店のおばちゃんの名前は、ミカさんではありませんでしたよ。

8月22日 福太郎(西区西丘町)


8回目、22時頃。十日ほど前に来たとき、おっちゃんが非常に具合悪そうにしていたのが気になってたんで、様子を見に来ました(お前はいったい何様だ)。
だいぶ調子がよくなったみたいですよ。でもまだ大変そうだ。
今日は、いつもの白湯より格段に濃い「濃こくパイタンラーメン」(750円)を注文してみました。
今となっては、こんなに濃い物よりも、ノーマルの白湯の方が私の好みなのですが、でもたまに濃い奴を食べるのも良いね。鶏の白湯っておもしろいですね。福ちゃん系列の鶏の白湯はすごい独特だと思う。



全体的にドロドロしているんですけど、レンゲに掬うとこんなに清純な純白であるのがステキ。

8月22日 おおもり(北区根洗町)


15時であがるつもりでいたら、やっぱりお客さんが増え過ぎちゃって21時まで居残ることになり、がっくりした日。まぁまだ夏は長いですからね。こんなこともある。
2時間の休憩をもらったので昼食に向かったのですが、いつもの蔵前家を通り過ぎて、ほど近いところにある「ニューラーメンショップおおもり」へ。実はこのお店も中断なしの通し営業の貴重なお店なのですが、なにしろ近くに蔵前家がありますからね、なかなかこちらに足を向けられぬのも仕方の無いところですよね。でも目下の所わたしの欲しいのは昼食のバリエーションなのです。「蔵前家」「貴長」「おおもり」「ワコー」の4店舗で食事を回せれば、(来年の)長い夏だって元気にがんばれるじゃないか。

16時半頃お店に入ると客は誰もおらず、滅多に喋らぬ店主と真正面に対峙です。
このお店に来るのは6度目ですが、醤油ラーメンしか食べたこと無かったので、今日は味噌にしてみました。
ねぎチャーシュー味噌ラーメン、900円。



客は私しかいないのに、おっちゃんのラーメンの作り方はのんびりです。いや、のんびりじゃなくて丁寧だと言っておこう。「ニューラーメンショップ」の特長って、激しすぎない優しい背脂の量でしたっけね。おっちゃんがでっかい脂のプルプルした塊を持ってきて、それを網ですり下ろすような感じで丼に入れた光景が印象的でした。
ぬお、なんかスープにとろみがある。なんだこのとろみ? 明らかに背脂に由来しないとろみが丼上面を覆っていて、一瞬なんだこりゃと悩んだのですが、よく考えればこれは、壁に説明書きがたくさん貼ってある「特製ネギ油」だな。なんでも、このお店が胸を張っているのは、「毎日20kgの豚骨で煮込むスープ」「チャーシュー」「やみつきねぎ」だそうです。やみつきねぎってなんだろう。かみつきがめみたい。ネギにやみついたことのない私には興味津々なんですけど。…と思ったけど、「やみつきねぎ」っていうのはネギの調理法の名前らしいな、ググってみると。(よくわかりません)



とろみがあったのは上の方だけで、飲み進めるとなくなっていました。肝心の味噌の味、これはびっくりするぐらい控えめです。結論から言って、いつも食べてる醤油味とそれほど変わらんて感じ。麺は硬めでごわごわしてた。ワカメも意外といい雰囲気の存在でした。
私は、ラーメン屋ってこういうのでいいんですよ。蔵前家だけじゃなくて、こっちもたまに通おう。
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カメレオンの呪文。

2012年08月11日 04時32分53秒 | ラーメン

1月に行った伊豆旅行記の続きは、私はもう書かないつもりなのかね。(すんません)
旅行の最後に、私は雪に閉ざされた「しとどの窟屋」に向かい「また雪によって死にそうになった」という話で締めくくるつもりだったんですよ。あそこからがおもしろい旅だったのに、残念だ。
私の継続性の無さには落胆するばかりだ。

話変わりますが、買って一週間経ったばかりのカーステレオ、いきなり不調です。
再生には全く問題なく、ただ円盤をイジェクトできないだけなんですけどね。(尖ったものでガシガシやると、10分後ぐらいに出てくる)
めんどくさがりのわたしは修理に出すつもりなんて無いのですが、もし又ダメになったら、もっと高い奴を買ってやるうっ



8月21日 東京発麺屋三郎(東区有玉西町)


一週間ぶりのお休みの日、夜7過ぎ、天日地鶏に行こうとしたんだけど、今日ってそういえば平口の花火大会の日じゃん。絶対混み合ってるに決まってる。なので小松の孫悟空を目指したらお休み。ならばと有玉の奉仕丸を目指したけど、こっちもお休み。海老蔵に行って見るも、早めの店じまい。だから近くにあった麺屋三郎にしました。最近の私の休日の食事は、こうした「はからず長旅」になってしまうことが多いね。そもそも貴布祢の本屋に戦車の本を取りに行こうと思ったのがきっかけだったので、素直に貴布禰にしておけばよかった。

三郎は4月の終わりに開いたお店です。
「油そば専門店」だといいますので「来ることは無いかな」と思っていたのですが、まぁそういうこともある。逆に蔵前家の「混ぜそば」は大好きになったので、それと比べてみるのもいいかな、と。
ここは以前に天日地鶏があった場所ですが、狭い店内は見事に一変、白で統一され、非常に殺風景になっている。



専門店なのでメニューは「油そば」しかありません。
「油そば 焼豚盛り」(900円)の食券を買って店主に渡すと、「大盛りでも同じ値段ですよ」と言われたので、遠慮無くそれにしてもらう。
大盛りは麺1.5倍で、さらにそれより多い「W盛り」(2倍)が100円増しですって。



麺を茹でるのに、なかなか時間がかかります。なので店内を眺めて時間を潰すのですが、「召し上がり方の作法」が何ヶ所にもペタペタ貼られている。なんでも、混ぜてからいろいろ加えると麺が冷めてしまって美味しくなくなるので、かき混ぜる前に酢とラー油を入れること。油そばにラー油を入れてもなぜか辛くならないので、苦手な人でも遠慮無く3回りぐらいいれること、だそうです。
えーー、私、酢とかラー油とか入れたくないんだけど。
とぼんやり待っていて、だいぶ経った頃に麺登場です。湯切りが、独特の丁寧さで、見てて面白かった。



チャーシューがいっぱい載っていて、麺が見えません。しかしかき混ぜる前にラー油と酢を入れろとは、チャーシューにもそれらを掛けろということか。だって掛けろと書いてあるんだもん、掛けましたよ、従順に。ぶちぶち。



麺をほじると、下の方に濃縮されたスープがこぞんでいます。混ぜます必死に。がしがし。
そして食べる。おーー。噛み応えのある麺だ。この麺は好きかも。だがしかし、問題は酢だ。酸っぱい。こいつのせいでまるで冷やし中華のような味わいになってしまってます。私は酢が嫌い。そもそもラーメンに酢を入れると、鮮やかさが増して同時にまろやかになるんじゃなかったか? 酸っぱい。酢なんて入れるんじゃなかった。だがしかし、あんなに入れたラー油の方は本当に少ししか味を感じませんでした。不思議だ。



チャーシューは味が付けられてないんだけど、香りは好ましい豚の香りです。ぷりぷりしている。味付ければもっと好みかも。
結局の所、わたしの頭の中では傑作である蔵前家の混ぜそばが念頭に聳え立ってしまっているのだと思う。蔵前家のは、濃厚で濃くて濃い豚骨醤油ダレと、ぬらりひょんのような鶏油と、とろーりとした濃厚玉子の黄身が渾然と混じり合って、特に「濃さ」が相まって交互に猛烈に、あるいは一体となって脳髄に切り込んでくる楽しさがある。ここではそれが、一つ味の醤油ダレの一方面攻撃なだけなんですよね。「もっと手持ちの兵士がいれば…」と歯がみをしてしまうんです。トッピングがもっとあれば、、、 と思う。(※現時点であるトッピングは、温泉玉子とネギゴマだけ)
図らずも蔵前家の傑作ぶりを思い知ることになりました。
この細く刻んだノリも悪くは無いけど、でも蔵前家の勝ち!(※あくまでわたくし的にはの話)

8月18日 蔵前家(旧細江町中川)


16時過ぎ、98回目です。
今日も店主でした。味濃い目、海苔と白葱を追加して注文。
さて、今日はどうでしょう?



ぬをおおおおおっ!!
なんてこったい、今日も凄く美味しい。こんなに連日蔵前家が力強いなんて、なんという奇跡が続いてるんだっ。(本来蔵前家ってのはこうだったんですけどね)。とはいえ、3回連続珠玉のスープが当たっているからってったって、この3回だってスープの詳細は少しずつ異なっています。この振幅が蔵前家の楽しみの真髄だといってもいいくらい。楽しひ。

本日のスープ。まるで筋骨隆々の豚人間のような扮装をしたストームブルが、「この胸に飛び込んでこい!」と両腕を広げているかのような光景が見えます。非常に力強く頼もしい。かといってフマクトやヤーナファル=ターニルズほどには尖っていない。見事です。ひとくち啜ると濃厚な羽の生えた雄牛(…豚だっけ)が舌の両脇を包み込み、グイグイと舌を締め上げ、上顎の裏側を逞しく押し上げる。こんなに美味しい豚スープが他にあろうか。そして、後味がとても良いのです。さすが店主。一見して、店主のスープは鶏油が拡散していて、ちっちゃいにーちゃんのものとは別物です。でも、今日のスープはにーちゃん以上にまろやかさと力強さと香りの馥郁さが比類無かった。ほんと私は幸せだ。



だがしかし、チャーシューは先日までの物とは別の物になっていました。(写真じゃ違いが分かりませんけど)
赤身が全体に固くなっている物で、少しだけボソボソし、独特な香りがする。この香りは(そんなわけがありませんが)血の香り?と思うぐらいの個性的な物で、この店でたまに嗅ぐね。ただ、私はいつものみずみずしい奴を極度に気に入っているだけで、こっちの方も食べ慣れればそれなりに偏好できるものかもしれない。おいしいよ? ちゃんと「蔵前家のチャーシューの種類別表を作らねば」と思うところです。

8月16日 来々軒(西区伊左地町)


またも珍しくきっかり18時に仕事が終わった日。
今年の夏は、なぜか朝勤務が多かったのです。超高血圧な私は非常に朝に弱いので、シフト担当の人が優しく夜中心に仕事を入れてくれるのですが、夏ばかりはとても厳しくて、朝と夜が交互に割り当てられ、非常にしんどかった。でも朝勤務の日は夜にラーメンが食べられますからね、、、、 とも言いがたいのが私の仕事のイヤなところで、「朝」兼「夜」シフトというのが多々あって、実質純粋な朝仕事は、前回と今日と8/22の計3回しかなかった。キツかったなぁ。ま、今となっては良い思い出ですけど。
とにかく勇んで来々軒です。34回目。
今日も若い店長(?)はいませんでした。本当にもういなくなってしまったのかなあ。

メニュー表が微妙に元に戻り始めています。でも食べたかった「豆腐ステーキ」はまだ戻ってきていず。
伊賀忍たまラーメン(750円)と非常に腹が減っていたので鉄板チャーハン(550円)を注文してみました。
すると、「メニューに書いてないんだけど、ガーリックチャーハンというのがあるよぅ。食べて見るぅ?」と聞かれましたので、もちろんハイと答えました。
(※ガーリック入りは通常より高いんだそうだけど、今日はまけてくださったみたいです)



やっぱりこのラーメンが、私の忍者ラーメンの基本なんです。
美味いなぁ。でもなんだこのチャーシューの分厚さ。一時期より格段に大きくなっています。嬉しいです。







で、チャーハン。これは美しいね。
「良くかき混ぜて食べてね」と言われたので、ガシガシ混ぜてから「おいしいっす」と言いながら食べ始めたんだけど、それを見ていた忍者の人に「ちゃんと混ぜてないでしょ」と言われた。(すんません写真を撮ってたからだ)。これでは混ぜが足りないらしいです。でも抜群にウマかったですよ、カリカリのお焦げ状態になっていて。また注文しよう。



で、相変わらず凄いのは忍者の人の話術。だって私、このお店に来るのは1ヶ月に1回ぐらいですよ。とても「常連」とは言えぬと思う。なのに、私と前回した会話を全部覚えているみたいで、親しみを感じさせてくれる話題を次々と繰り出してくる。このお店、私以上のおなじみさんがたくさんいるはずです。私も接客業だが、なかなかできることではないと思う。忍者の人にとってわたしは「浜北なかま」という認識みたいなのですが、でも今回の会話で、忍者の人が挙げた「浜北の名店」を、私はひとつも知らなかった(笑)。だって私、ずっと九州と伊豆で暮らしていたし、浜北に帰ってきてからラーメンとウナギしか食ってないもん。でも、今日の会話で「…こいつ本当に浜北人か?」と思われたと思います。
あと、「ラーメンの美味しいお店があったら教えて」と言われたんですけど、「ここだと思います」と言ったら、「ここはダメだよーぅ」と言われた(笑) かといって、他の店の名前もなかなか挙げづらく、結局後味の悪い会話となってしまいました。正直に、浜松のラーメン店の中でここを一番気に入ってるんですけど。

8月15日 貴長(旧細江町気賀駅付属)


気賀駅に来るのも2年ぶりっす。仕事の休憩時間の16時過ぎに。5回目。
メニュー表が微妙に変わっておりました。以前大いに気に入った「ぶっかけ葱ラーメン」がなくなっていた代わりに、豚骨ラーメンがありました。せっかくなのでそれを注文。



豚骨ラーメン(650円)にチャーシュー(+150円)。
メニュー表には「追加チャーシュー3枚」って書いてあったので、1枚オマケしてくれたみたいです。ごっつぁんです。
残念ながら、このお店の店内で独自にスープを作っているわけがないので想像した通りの味だったのですが(いいもん、それも想定内だもん)、なかなか鋭い感じでスパイシーに上顎の裏に味が張り付く、喉の渇く豚骨スープでした。
やっぱりこのお店は塩ラーメンに限る。



でも、今日みたいに2時間以上の休憩がある日には、私にとってはこのお店はなかなかの好スポットです。(家まで40分だから、帰れない)。このお店には中休憩が無いのです。とってものんびりとした空気のお店であります。また来ようっと。

8月13日 なばり(中区高丘町)


おもしろくなって、「せっかくなのでなばりも探してやろう」と思ってふたたび高丘の迷宮に繰り出しました。三方原台地にある高丘町という町は、私にとっては巨大迷宮そのものです。どこがどうなっているかさっぱりわかんない。とはいってもそれは私が地図も見ずに車を走らせているからで、10分程度町を彷徨ったすえ、けっきょくなばりは、最初に私が道に迷い始めた地点に近いところにありました。なんやねん。



このお店もメニューが豊富ですね。しかも来々軒と比べて独自の道を歩んでいるように見える。店内の雰囲気も、来々軒やワンタン軒とは全然別の感じです。なんか若いお嬢さんたちが何人もいてラーメンパーティーをやっていました。こんなこと来々軒ではありえない。ワンタン軒となばりがどっちが先だったか(私には)覚えにくいんですけど、男どアホウラーメンさんに、2002年のワンタン軒の記述がある。で、ワンタン軒から忍者の人がいなくなったのが2007年の7月で、2007年の10月にはなばりを開いてる。なばりからいつ忍者の人が消えたのか不明なんですけど、2009年の10月には伊左地町に来々軒ができた。で、2010年の1月ぐらいに忍者の人は一旦来々軒から消えたんですけど(四ツ池公園近くに「小六」を作った)、なぜか2011年の9月ぐらいにまた来々軒に戻ってきて、いまでもそこにいる。



初めてなので、「なばり忍者」(800円)を注文してみました。来々軒の「忍たま」に当たる物かと思って注文したんですけど、全然見た目が違うぅ。メニュー表をよく見たら、「なばり忍者はとんこつ醤油ゴマ」という説明書きがありました。独自だ。このお店にはすりごまメニューが無いのかと思ったら、店名を冠したラーメンの中にそれが入っているんですね。



当然味も全然違いました。面白いな。ゴマの味とザラザラした舌触りも色濃く感じますし、もとより基となるスープに脂っこさが存分に張り詰めていて、非常に重たい感じがする。これはこれで美味しいです。面白いです。玉子もそれはそれは見事な忍者玉子でした。(※ここでは手裏剣的な切り口のことを言っています)。水菜もそぼろもステキだぜ。ただ、チャーシューは小さく刻まれている。

食べログ等に良く書かれている店主の態度の悪さは、見ててよく分かりましたけど(客が入ってきても一言も発さないもん)、金を払ったときだけ愛想は良かったので、今回に限ってはそんなに悪い印象でもなかったかな。ただバイトのお嬢ちゃんは虐げられていて可哀相でしたです。
また、このお店で一番面白いのは、メニュー表を眺めることでしたです。他では見られない濃い情報がたくさん詰まってる。まず、ワンタン軒でドキドキした「女性限定メニュー」がここなばりにはありました(なばりくノ一)。また、来々軒でもワンタン軒でも不明だった「甲賀」の定義が、ここなばりでは「とんこつ醤油ゴマにんにく」と記されています。ってことは「甲賀」ってのは「ゴマ」のことか!? だとすれば、来々軒でもすりごまの入った伊賀忍たまが「甲賀流すりごま」と称されていたことも、説明がつく。
だがしかし、このお店では「なばり忍者」にもゴマが入っているのです。なばり忍者も甲賀流ってことか? しかし一般に名張市が伊賀忍者の発祥の地とされているのですから、わたくしたちはまたしても忍者の忍法護摩煙火の術に幻惑されることになるのでした。(※一般的にも「甲賀忍者=ゴマ」という認識は常識的であるようです)

8月13日 ワンタン軒(中区高丘町)


仕事が珍しく18時に終わった日。「やっと来々軒に行ける!」と勇んで伊左地に向かったら、「研修のため3日間休みにします」の張り紙がありました…… なんてこったい、ならば行ったことの無い「なばり」に行ってやろう、と高丘に向かったら、案の定、高丘の迷路で道に迷い、なぜか遠いはずのワンタン軒の前に出ていました。ワンタン軒は以前一度来たことあるけど、まぁ今日はここでいいや。
入ってみると、狭い店内に4人ぐらいの客がいたのですが、みんなつまみ片手に酒を飲んでる。ここは居酒屋か(笑)いいなぁいいなぁ。また、美人な奥さんもいました。



忍者のお店では消えてしまったすりごまラーメンを見つけたので、それを注文。このお店では「すりごま美人」(700円)という名前ですけど、懐かしいなぁすりごま。来々軒では「甲賀流すりごま」という名前でしたけど、何が甲賀だったんだろ。奥さんに「すりごま美人」と注文するとき「女性限定です」と言われちまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。(大丈夫でした)

おおぅ、色が白い。来々軒ではもっと茶色かった。これが「美人」の名の由来でしょうか。
以前にワンタン軒に来たときは「黒潮ラーメン」(←忍者のお店で言う土佐っこラーメン)を注文して、「来々軒と同じ味だ!」と感激したんですけど、あれから2年半経って私の舌もそれなりに経験値を積んだんでしょうかね、今回は来々軒の味との違いが異様に感じられました。って、色がこんなに違うんですから、スープの味が全然違うのは当たり前なんだわ。これは塩ラーメンでした。来々軒のすりごまもとても恋しいです。でも忍者のお店にはこの味の塩ラーメンは無いですね。ちょっとピリ辛。
麺の食感も来々軒のと微妙に違いますし(味と香りは同じ)、チャーシューも来々軒のより大きいし(味と香りは同じ)、おもしろいなワンタン軒。また来よう。



(※参考画像;在りし日のすりごま甲賀流 2010.2.9)


8月12日 蔵前家(旧細江町中川)


仕事の休憩時間に行きました。午後4時頃。97回目。
今日は店主でした。なので「味普通」で注文、キャベチャと味玉をトッピング!
店主の味普通は、美味しいときは滅茶滅茶見事なんですよね。案の定!この日はとても素晴らしい日でした。スープがとってもまろやか。2回続けて美味しい蔵前家を食べられて私は幸せだ!



だがしかし、うっかり注文してしまったキャベチャー。別にキャベチャーが悪いわけではありませんが、このキャベチャーにはドレッシングがかかっているのですよね。意を決してキャベチャーを投入すると、やっぱりスープの香りが変わってしまい、当然味も変わってしまう。よよよよよ、あの美味しいスープの時間は短かった、、、、、 蔵前家のキャベチャのキャベツは細かい破片に千切られているので、私が夢見ているキャベツラーメンとは違う物となってしまっています。美味しいけどね。

また目を見張りましたのは、チャーシュー。
2回続けて大好きな食感の豚肉だっっ。ううううう、なんて幸せなんだ。





味玉も美しいです。

8月10日 七星(中区富塚町)


2年振りの和歌山のらーめん七星。5回目くらいかしら。午後5時半ごろ。
注文方法が見やすくなってるー。



今日はとても疲れてめちゃくちゃお腹が空いていたので、特盛りラーメン(1260円)を頼みました。
麺は2倍盛りで。スープは豚骨醤油で、チャーシューは炙り煮豚で、麺は中太麺で。
なんかいつも同じの注文してる気がするのですが、そういえば以前一回「炙ってない豚」で注文したことありましたっけね。



このお店の「特盛り」の凄いところは、麺の量が2倍になるに関わらず、普通と同じ器に入れて出てくることです。もともとの器が結構ちっちゃいのに、それに麺をてんこ盛りにして、スープをフチまでひたひたにして、そろりそろりと持ってきてくれます。お値段1260円は正直高いのですが、壁の説明書きには「100円お得」と書いてある。うーーん、「チャーシュー麺大盛り」は945円だそうなんですけどね、チャーシュー麺にはチャーシューが3つしか入ってないのに、「特盛り」だと5つなのです。お得だ。(私は豚肉が大好き)



麺をほじると、さすがにたっぷり入ってる。たくさん入っているせいか、麺は堅めに感じられ、噛みでがあり、喰い進めるのは中々苦労する。全部食べきれるか心配になりましたが、(時間はかかったけど)難なく完食できましたよ。ただ問題は、この小さいドンブリでは麺に体積を取られすぎて、スープの量が少なすぎるように感じることですね。私はスープを飲みにラーメン屋に来ているのに、これでは完全に麺の方が主役。「失敗した」と感じます。
和歌山のラーメンがどんなものかよく知らないのですが、何度喰ってもスープに焦げた味が感じられるのが印象に残る。他の豚骨醤油に比べると、油の味もあんまり感じない。好きです。
つ、次こそ豚骨魚介を試してみるぞっ



8月9日 福太郎(西区西丘町)


夜9時半頃、7回目。どんな味だったか忘れている福太郎の味噌味を注文してみました。
ついでにトッピングに「ゆでキャベツ」(+100円)を添えて。



…すんません、これ食べたの一週間前なんですけど(書いているのは8/14)、もうどんな味か覚えてない、、、、。
作り手のおっさんはひどく体調悪そうにしてました。

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