オセンタルカの太陽帝国

私的設定では遠州地方はだらハッパ文化圏
信州がドラゴンパスで
柏崎辺りが聖ファラオの国と思ってます

狼と獅子と犬の顔を持った獣。

2010年11月03日 10時16分48秒 | ラーメン


ティツィアーノはこの獣を「思慮分別の具象」として絵に描いているんですけど、今一生懸命読んでいるジョルダーノ・ブルーノ(=ティッツィアーノと同時代人)は正反対な意味の物としてこの獣を取り上げているんですってよ。

12月8 井の庄(お台場ラーメンパーク←静岡市です)

また一週間弱のお休みをいただけることになったので、今度こそ伊豆へ。
その途中に、「早く見に行かなければ」と焦っていた東静岡駅のガンダム様を拝みに行く事にしました。私は、ガンダムに関しては熱烈なマニアというにはほど遠いんですが、それでも「少しだけ熱心な愛好家を名乗れる」ぐらいの地位にはあると自負していますからな。
感想。もっと動くといいのに。

ついでにガンダム立像の足元で、ラーメンを食べていく事にしました。
ガンダムパークでは、ガンダムが静岡にいる3月までの期間中、期間限定で短期的にお店を入れ替えながら、「お台場ラーメンpark」というのをやっているというのです。思えば、「東京のラーメン」というのは私には縁遠い物です。

行ってみると、「麺屋いろは」「北狼(高田馬場)」「井の庄(練馬区)」「音麺酒家 楽々(吉祥寺)」「光麺(池袋)」の5店舗がありました。
どのお店でも一律800円で一杯を食べる事ができます。
「さて、どれを食べよう」と思ってぐるぐる歩いてみたんですが、富山ブラックの「いろは」はともかくどれも似たり寄ったりなものばかり。ホントに東京は今、豚骨醤油のお店がこんなに隆盛を誇っているのかいな? でも、どれも私にはとても美味しそうに見えます。だって私にとって、豚骨醤油のラーメンが絶対無二なんですから。
かなり迷ったすえ、魚粉をふんだんに効かせているという「井の庄」を選択。

なにしろ800円ですし、スチロール製の器はチープですし(それはしょうがない)、空は嵐のような曇天でちょっとばかり寒いし、サンプル画像でこんもり盛られていた魚粉は最初から沈んでいるし、「あらあら」と思って食べ始めたのですが。
なかなかいいじゃないか。
さすが、東京様は凄いぜ。

ちょっとノドが乾く感じの豚骨スープ。私の嗜好にストレート。しょっぱい。おいしい。意外にも、麺がとてもとても私の好きな感じだったですね。

こんなお店が近くにあったら、やっぱり通いたいんですが、この塩っ辛さはやはり若さゆえのあやまち的なもので、「美味しいけど東京様もこんなもんか」と一方で安堵することとなったのでした。美味しかったです。くくく。

で、「せっかくだから3店舗は回ろう」と思っていた私も、この一杯で満足してしまって惰弱にも早々に会場を後にし、次は三保半島の先端にある東海大学付属の水族館を目指しました。
ここ、浜名湖のウォットを除いては最も近くにある水族館なのですが、「どうしてもっと私はここに頻繁に通ってなかったんだろう?」と激しく後悔したステキスポットでした。ラーメンパークと水族館は、また来よう!

12月5 蔵前家(細江町中川)

モーツァルトの命日。51回目の弔問。 
チャーシューメンにノリと白ネギを増量。
あとあと思うと、これが2010年最後の蔵前家だったようです。
前日と今日の2日間、いつもいるちっちゃいにーちゃんの姿がなぜか見えなくて、怖い店主とひょろながいにーちゃん(その2)しかいなくて、「どうしちゃったんだろう」と思ったんです。

さすがにこれほど通うと、日によって味わい見た目にかなり差異が出る事も楽しみの一つなんですが、店主の作るラーメンは見た目がすばらしい。上の写真のような、脂がテラテラとしたラーメンが出てくると、ても嬉しくなってきます。

12月4 蔵前家(細江町中川)

50回目の来店。
チャーシューメンにノリと味玉を追加。
なんどもなんとも言うしその都度うっとりと見とれてしまうんだけど、このお店の黄金色に輝くスープの素晴らしさって、いったいなんなんでしょう! はぁぁぁ、私は幸せ者だ。

11月30 三太(モール街)

もうすぐクリスマスだし、再訪しようかなと思って行ってみた(気が早い)。
むかし、天城湯ヶ島が天城湯ヶ島町だった頃、船原峠の入口にあたる出口にも、“三太”というラーメン屋があったんですよ。味は似ても似つかなかったけど、それなりに気に入ってた。クリスマスに何度か食べに行きましたが、いつのまにか無くなっていた。こっちの三太は、浜松の町での位置づけは、今一体どうなっているんでしょう?

さてさて、浜松の三太は全国的チェーン店の山岡家と成立事情にちょっとだけ関係のあるお店なのですが、いまや見た目は山岡家と全然似ても似つかないですよね。チャーシューとかね。

とてもワイルド。山岡家以上。
でもそのお味は山岡家以上に好ましい物でありまして、とりわけ表面の脂(ラード)が神がかってる、というのは以前書いた通りのまま。
が、いろいろと書きたい事があったはずなのですが、この記事を書いているのが食べた日の2ヶ月後でございますため(1/15)、さすがにさっぱり忘れてる。
また早急に食べに行きたいなー。
美味しい事、わたくし好みであることは間違いない。

麺は山岡家の物より若干細いのかな(よくわからん)。
で、一番上に掲げた写真。テーブル上には三太のオヤジと娘さんのメッセージがあるんですが、実際はハチマキが似合いそうな強そうな若いあんちゃんばかりが5人ばかりいる店内で、異様な(これまた好ましい)雰囲気。
完全に男の為だけのラーメン屋だよ。
山岡家もなんだかんだで家族連れやカップルを意識してますからね。

11月15日頃
この頃、蔵前家と山岡家に行ったのですが、デジカメを忘れたんで携帯で写真を撮ったんですけど、その後無思慮に携帯を買い換えてしまったので写真を送れず。省略。うまかったよ、山岡家のふつーのも。

11月10 伊勢うどん(伊勢湾フェリー待合所)

またラーメン画像じゃなくてごめんなさい。
紀北町から鳥羽市を目指しましたが、これまた伊豆より起伏が少なく道は長い。でも私はこういう景色を運転するのが大好きだね。で、鳥羽水族館に入って、時間ぎりぎりまでお魚を眺めたあと、伊勢湾フェリーの最終便(17:40発)で帰路につきました。
その待合室で食べた伊勢うどん。
500円。伊勢うどんは各界で賛否両論だと聞きますけど、わたしはそんなにうどんに思い入れも無いので、こういうのは好きよ。

11月10 種まき権兵衛ラーメン(道の駅紀伊長島まんぼう)

写真はくさふぐ(@鳥羽水族館)
旅行の5日目は、ふたたび明日香の里を散策。石舞台古墳を見てから「もうこの森」を再訪し(実は昨晩も来て歩き回っていたんですが、あまりに暗くてさっぱり場所が分からなかった)(もうこの森についてはこちらのサイトさんで見て興味を持った。「鎌足が入鹿さんの飛ぶ首に追いかけられた」「イルカの方が鎌足さんに追いかけられた」という両説が混在しているのがオモシロイと思って)、談山神社に寄ったあと、三重県にあるいるか氏の首塚を目指す。
「入鹿の首塚のある高見山に登った人は、3年間は談山神社に行ってはイケナイ」と言われているそうなのですが、私は逆のルートをとったわけです。
そこから南下して熊野灘を目指す。三重南部には首塚も天狗伝説もナイのですが、どうしてそんな変なルートをとったのかというと、「ケータイ国盗り合戦」で三重県を片づけておきたかったからでした。(でも結局、伊賀上野・なばり地方を盗り損ねました。また来なければ)。地図で見ると、山越えして海を目指す最短ルートがあるのですが、行ってみると“崖崩れにより”通行止め。そういえばこの5日間に三重県でこういう体験が3回ほどあったぞ。そもそも紀伊半島は山しか無いのだから、ほんと大変な土地です。しかし国道ぐらいはちゃんと早く直して。
で、かなり大回りして「尾鷲」が獲れるところまで行きました。
その近くでの昼食。道の駅でラーメンの表記を見かけたので、入ってみました。

種まき権兵衛ラーメン(醤油)、680円。
むむむむむむ、店頭のポスターで写真を見たら、とても好みっぽい感じだったのに、実際目の前に出てきたら。
能書きとして、「地元熊野灘産四種類(サバ節・ムロアジ節・ソウダガツオ節・サンマ節)の魚ダシ」「尾鷲沖の海洋深層水で練り込んだ麺を低温熟成」「麺一筋半世紀の盛田が満を持して」などと書いています。スープよりも麺を押しているかのような印象。
だがしかし、その麺がわたくしの好みのものでは全然なかったんですよね。残念。
ま、道の駅で出しているラーメンとしてはこんなものかと。
壮年の人でも無難に食べれる、みたいな。…道の駅だもんね。

タイトルになっている種まき権兵衛ってのは「知る人ぞ知る」っていう郷土の偉人で(もちろん私にとっては大いなる関心の対象)、でも鉄砲の達人でついでに畑もやっていた人のはず。
それがどうして熊野灘のラーメンの題材になったのか、興味ある。ずんべらずんべら。

11月9 麺大将(イオンモール橿原店内)

別に私は天下一品だけを食べたくて京都・奈良に来たわけじゃなかったんです。
京都っていったらさー、今はチェーンラーメンの聖地なわけじゃん。来来亭は(浜松にも何店舗もあるから)どうでもいいとして、横綱とか彩花とか天理スタミナラーメンとか第一旭とか無鉄砲とか、見つけたら入りたかったんですけどね実際良く見かけたんだけど、天一以外タイミングが良く合わなかった。残念です。

旅行の4日目は、遙かに南行。河津にある南帝稜(大好きな長慶天皇の首塚)を経て下北山村にあるという「前鬼の里」を目指したのですが、、、、 私が参照していたHPこことかこことか)は夏のシーズンに訪れた記録だったらしく、私が行ったらどんづまりが閉鎖されていた、、、。「それでもなんとか」と歩いていこうとした道(吊り橋の先の道)をは見当違いだったらしく、実は別の道(吊り橋を渡らない道)を行けば11月でも前鬼の里へは辿り着けたらしい(笑)。そっちの(封鎖された道から)軽トラが降りてきたのには出会ったので(私はそのときとっさに知らん顔をしたのですが)そのとき道を尋ねてみていたらと思うと、、、(あの人が前鬼さんだったのかしら)。また夏に改めて訪れないといけないじゃないか。

この日はほぼ一日谷あいの川沿いで過ごし、途中の道の駅とかでめはり寿司の食べくらべとかして腹を脹らましてたんですけど(めはり寿司、作る人によって味が全然違って大好きだ)、そういうところで夜を過ごすネットカフェが見つかるわけもなかったので、夜はふたたび奈良県橿原市に戻って参りました。…つくづく私の旅は贅沢な(ムダな行程の)旅だなぁ。その付近でラーメン屋の看板を見つけ、「よし、天下一品以外を食べるチャンスだ」と思って道をグルグルしたのですが、なぜかお店に辿り着けず、結局ネットカフェの近くに立っていたイオンモールのフードコート内のラーメン屋で夕食を済ますことにしました。とほほ。

とんこつ醤油のお店ですって。味玉とんこつ醤油、690円。
イオンモール内のお店の豚骨醤油ってことで、浜松にある疑似家系の藤井商店や藤龍みたいのを想像して注文したのですが、全然違いました。当たり前ながら。
まあここなりのそれなりのものでしたのですけれど、これ食べながら「天下一品をもう一度食べたいなあ」と思っていました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無限、宇宙および諸世界につ... | トップ | ゴールのアマディージ。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ラーメン」カテゴリの最新記事