読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「ときどき旅に出るカフェ」を読んで。

2018-06-29 20:35:37 | 作家さん/か行
近藤史恵さんの「ときどき旅に出るカフェ」を読了しました。

連作短編集だったのですが、どの作品のスイーツや飲み物も魅力的でした。
ラストは少しビックリしましたが、読了感は良かったです。
満足度は70%です。

『でも、それは優雅なのだろうか。瑛子はよく、自分の選ばなかったもの、選べなかったもののことを考える。結婚や子供、親の代の人間が考える、普通の人生のことを。』
『だが、どこかでそれを選ばなかったことはずっと自分につきまとうのだ。親戚の集まりで嫌味のようなことを言われたり、哀れまれることだってある。』

自分も今の人生をやり直したいと思うほど悔やんでいるわけではないけど、時折強烈な孤独のようなものを感じることはあります・・・。

『お店でいつもありがとうございますなんて言われると、次から行きたくなくなる』
『なんとなく、認識され、匿名でいられなくなることに気恥ずかしさや居心地の悪さを感じてしまった。』

自分もそうです。
常連扱いをされるのが、酷く苦手です。
店員さんとフランクに仲良くなれるタイプでもないので、認識されてるのを感じると足が遠のいてしまいます・・・。

今作は自分の心境にマッチする描写があったので、嬉しくなりました。

それでは、また。


「銀色の絆(上)」を読んで。

2018-06-28 20:34:12 | 作家さん/さ行
雫井脩介さんの「銀色の絆(上)」を読了しました。

フィギュアスケートが舞台のお話で、過去を振り返りつつ進むので、暗い展開にならないと良いな・・・と思いながら読んでいます。
フィギュアの知識はほとんどありませんが、特に問題なく楽しめています。
こういったお稽古系は保護者が大変だというのは薄っすら知っていましたが、やっぱりいろんな意味で余裕がないと難しいんだろうな、と。
満足度は70%です。

何故か今頃「チーム・バチスタ」にハマってしまい、Amazonのプライム・ビデオでイッキ見しています。

映像版をどこまで見ていたのか忘れてしまい、放送年度を遡って追いかけています。

「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」→「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」→「チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋」の途中までたどり着きました。

見ていても既視感はないので、どうやら第一弾の「チーム・バチスタの栄光」しかTVドラマは見ていなかった気がします(汗)

原作は全て読んでいるのでネタバレ的な感じではありますが、グイグイ引き込まれる感じで面白いです。

・・・もうすぐ全部見終わってしまうのが淋しいです。

それでは、また。


「鶏小説集」を読んで。

2018-06-27 21:17:24 | 作家さん/さ行
坂木司さんの「鶏小説集」を読了しました。

3年前に読んだ「肉小説集」の記憶が薄っすらあったので、手にとってみました。
今作は連作短編集で、どの作品もすんなりと感情移入出来て楽しめました。
読了感も良く、満足度は80%です。

先日Amazonでお急ぎ便で注文した品物があったのですが、初めて配達日の遅延に遭遇しました。

水曜日着の確認メールをもらっていたのに、金曜日着に勝手に変更されていたのです・・・。

どうしても急ぎで欲しい品物だったので、Amazonに問い合わせメールを送ったところ、結果的には『荷物が多くてさばけませんでした』的な回答でした。

お詫びということで300円のクーポンをもらいましたが、残念な気持ちは残りました。

それでは、また。


「1981年のスワンソング」を読んで。

2018-06-26 21:15:57 | 作家さん/あ行
五十嵐貴久さんの「1981年のスワンソング」を読了しました。

タイムスリップしてしまう話なのですが、ラストが予想外でした・・・。
後半まで楽しく読んでいたのですが、『1981年』にタイムスリップする意味付けがあまり好みではありませんでした。
満足度は70%です。

1980年代の音楽といえば、中森明菜さんが大好きでした。
音楽が好きな姉の影響で、自分の年代ではリアルタイムではない歌手の歌も分かる感じです(汗)

当時は子供だったのでお金がないためにアルバムも買えず、音楽番組も全部見られませんでした・・・。

今は過去のTV番組をプレミアムBOXとしてDVDで販売されているので、お高めではありますがつい手が出てしまいます。
ここ最近は見ていなかったので、久しぶりにDVDを見てみようかな。

それでは、また。


「ひなあられ」を読んで。

2018-06-25 21:14:57 | 作家さん/あ行
日日日さんの「ひなあられ」を読了しました。

まさかバッドエンドばかりのホラーものだとは思わずに読んでしまいました・・・。
4つの作品が収録されていますが、続けて読む気分にはなれなかったので、休み休み読みました。
何とか読み切ったものの、なかなかキツかったです。
満足度は65%です。

先日は久しぶりに長姉の家に会社帰りに遊びに行きました。

姉が足を骨折したので、そのお見舞いがてらに様子を見に行って来たのです・・・。

想像していたよりも軽度な印象は受けましたが、明日は我が身かもしれないと他人事ではないです(汗)

姉に比べると自分のほうが食生活の面でマイナスだと思うので、骨密度が恐い感じなのです・・・。

サプリのカルシウムとマルチビタミンだけでは足りない気もするので、魚の缶詰でも積極的に摂ろうかなぁ。

それでは、また。

「ヘルたん - ヘルパー探偵とマドンナの帰還」を読んで。

2018-06-22 20:29:53 | 作家さん/あ行
愛川晶さんの「ヘルたん - ヘルパー探偵とマドンナの帰還」を読了しました。

前作を読んだのが6年前のようなので、細かい設定等は忘れてしまいました・・・。
前作から続いている絡みが根底にあるようで、今作を単独で読んでもイマイチかもしれません。
あと何故か今作は読んでいてイラッとした感情に襲われました。
原因が何なのか分かりませんが、モヤモヤした気持ちが残りました。
ただ次作へ引っ張る感じのラストだったので、早めに次作が出て欲しいところです。
満足度は65%です。

先日実家に行った時に、3人で『遺影にも使えるちゃんとした写真』を撮りに行こうと誘ってみました。

母親は賛成してくれたものの、父親に面倒がられてしまいました(泣)

父親同様に私も写真嫌いなので、その気持ちは分かるのですが、このままだと運転免許証の写真が遺影になりかねません(汗)

とりあえず諦めないで、時間が経ってから再チャレンジするつもりです。

それでは、また。

日記。

2018-06-20 23:59:59 | 日記
1年に1回の眼科の定期検診に行って来ました。

検査結果自体は去年と変わらず、また一年後の定期検診を勧められました。

気になっていた「今年の運転免許の更新に、今現在使用している眼鏡で通るかどうか」確認してもらうと、ギリギリかもしれないと言われてしまいました。
今の眼鏡は『近くが良く見える代わりに遠くが見づらい』条件で作ったので、危険な気はしていたのです・・・。
そんなこともあろうかと、1つ前の眼鏡を持参していたので、そちらで確認してもらうと問題ないとのことでした。

また左の涙目もここ最近鬱陶しさがMAXだったので、相談してみました。

診察してもらったところ、特にアレルギーの症状が目に出ているわけではない、とのことでした。
とりあえず涙を出にくくする目薬を処方してもらい、1ヶ月後に目薬の効果を報告することになりました。

早速1日4回の点眼をしているのですが、即効性があるようで、劇的に涙が止まりました!!
久しぶりに涙目から解放されて、非常に快適です!

・・・今後もずっと目薬を点眼しないと涙目から解放されないのかと思うと、それはそれで通院するのがメンドイと思ってしまいます(泣)

でも、もっと早く相談していれば良かったなぁ、と思いました。

「引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還」を読んで。

2018-06-19 21:28:48 | 作家さん/さ行
雫井脩介さんの「引き抜き屋(2)鹿子小穂の帰還」を読了しました。

タイトルから前職に戻るのかな・・・と思いましたが違いました。
前巻は上手く行き過ぎな感想がありましたが、今作はハラハラする展開もあったので良かったです。
今後シリーズ化するのか分かりませんが、続きがあるなら読みたい感じです。
満足度は75%です。

今週は予約を取ったので、1年に1回の眼科の定期検診に行って来ます。

今年は運転免許の更新があるので、それが通るかどうか確認してもらうつもりです。

また、左の涙目にずーっと悩まされているのですが、チャンスがあれば相談してみようかな・・・。

それでは、また。


「雨利終活写真館」を読んで。

2018-06-15 18:31:25 | 作家さん/あ行
芦沢央さんの「雨利終活写真館」を読了しました。

終活に興味があるので借りてみました。
遺影専門写真館が舞台だったのですが、リアルに両親連れで行ってみようかな、と思いました。
微妙に『縁起でもない』というのもあるのですが、両親も自分も近年のマトモな写真が無い状態なのです。
ちょっと真剣に調べてみようと思わせてくれる本でした。
満足度は70%です。

・・・先週に自覚したのですが、下の前歯が少し欠けてしまいました(泣)

どうやら6年前にも欠け応急処置した歯が、また欠けてしまったようです。。。

前回よりも欠け具合は小さい気がしますが、どっちにしてもブルーです。

そう言えば4年前に経過観察ということで放置している左の奥歯問題もあるので、近々歯医者には行かなきゃならなそうです。

前回までの流れがあるので歯医者は変えない方が良い気もしますが、新しい歯医者に変えてしまいたい気持ちもあり悩みます・・・。

それでは、また。

「珈琲店タレーランの事件簿5」を読んで。

2018-06-14 19:55:43 | 作家さん/あ行
岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように」を読了しました。

前作を読んでから少し時間が経ってしまいましたが、すぐに登場人物たちを思い出せました。
今作は源氏物語が絡んでくるストーリーでしたが、内容をほとんど知らないので少し残念でした・・・。
今さらですが、機会があったらKindleででも読んでみようかな、と思ったり。
満足度は70%です。

先月は姪っ子の誕生日で、自らプレゼントのリクエストがあったので楽ちんでした(汗)

予算的にもう一つあげられそうだったので、姪っ子に他に欲しいものを聞いたところ、リュックが欲しいとおねだりされました。

リュックの方は私の好みで選んでプレゼントしたのですが、メチャクチャ気に入ってくれたようで嬉しかったです。

それでは、また。

「護られなかった者たちへ」を読んで。

2018-06-13 19:54:17 | 作家さん/な行
中山七里さんの「護られなかった者たちへ」を読了しました。

ストーリーにそれほど意外性は感じませんでしたが、色々と重い内容でした。
何が正しいのか、の価値観が揺らぎそうになり、簡単に国が悪いと思えば良いのか・・・。
全ての人間が同等に幸せになれることはとても難しいことで、何か虚しい気持ちに襲われました。
『人に迷惑をかけないように』生きる、か・・・。
自分には出来ている自信がないです。
今作の満足度は75%です。

会社近くのスーパーで売っている「三代目たいめいけん監修ハンバーグ入り洋食弁当」にハマってしまいました。

今週の月曜日に初めて食べて、その美味しさにやられ、2日後の水曜日にも食べてしまいました(汗)

カロリーが高めなので気をつけないとヤバイ感じです・・・。

それでは、また。


「引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険」を読んで。

2018-06-12 19:51:58 | 作家さん/さ行
雫井脩介さんの「引き抜き屋(1)鹿子小穂の冒険」を読了しました。

ちょうど最近までTVドラマの「ヘッドハンター」を見ていたので、業界用語等に引っかかることもなくスムーズに読めました。
少し展開が上手く行き過ぎだな・・・とは思いましたが、読了感は良かったです。
満足度は70%です。

ここ最近で継続出来ている運動は、かかと落としです!

ながら運動でないと自分には出来ないと悟り、歯磨きタイムの1日3回にチャレンジしています。

骨粗しょう症やゴースト血管に効くそうなので、これだけは続けたいと思っています(汗)

それでは、また。

「ワルツを踊ろう」を読んで。

2018-06-08 20:54:03 | 作家さん/な行
中山七里さんの「ワルツを踊ろう」を読了しました。

事前情報がないまま読み始めたので、ストーリーがどう展開していくのか想像が出来ませんでした。
序盤は『ラストは受け入れられてハッピーストーリー』になるのだろうと思っていたので、後半の展開にビックリでした・・・。
後半の嫌がらせの張本人の予想は当たりましたが、ラストの方の描写は一字一句読むのがキツかったので流し読みしてしまいました。
真相は「えー・・・?」という感じで、満足度は70%です。

新しく図書館を開拓したので、そこの蔵書で読み逃していた本がザクザクあって嬉しいです!

手元に面白そうな未読の本がたくさんあると、精神的に落ち着きます・・・。

今のところ余裕を持って読書が出来ているので幸せですが、調子に乗って借り過ぎないように気をつけようと思います(汗)

それでは、また。


「スマホを落としただけなのに」を読んで。

2018-06-07 20:53:12 | 作家さん/さ行
志駕晃さんの「スマホを落としただけなのに」を読了しました。

図書館で今作を借りた後に、映画化されるのを知りました。
北川景子さんが主演だそうで、脳内でイメージしながらの読了です。
・・・原作どおり忠実には再現出来ないだろうなぁ、という感じです。
映画がホラーちっくになるのなら、恐くて観れない予感がします。
わりとホッとするラストで、満足度は70%です。

TVのインタビューで彼女が語っていたのですが、「落としたら困るものは何ですか?」の質問に、『何もない。全てを無くしても構わない』と言っていて、すごく格好良かったです。

自分はそこまで思い切れないので、そんな生き方に憧れてしまいます・・・。

それでは、また。

「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」を読んで。

2018-06-06 21:12:29 | 作家さん/あ行
石持浅海さんの「わたしたちが少女と呼ばれていた頃」を読了しました。

『碓氷優佳』という名前に聞き覚えはあるのですが、詳細な記憶は読んでいて蘇りませんでした。
少しもったいないような気もしましたが、普通の学園ミステリものとして楽しめました。
サラッとした読了感で、満足度は70%です。

ここ最近、睡眠時の中途覚醒がパワーアップして辛いです・・・。

以前から3時間おきに起きてしまう症状に悩まされていたのですが、今では1時間半おきに目覚めてしまっています(泣)

アルコールの有無は関係なく、愛猫のせいでもなく、原因が分かりません。。。

そのせいなのか疲れが溜まりやすく、寝ているのに寝てない感じがします。

それでは、また。