柴田よしきさんの「朝顔はまだ咲かない-小夏と秋の絵日記」を読了しました。
今作は作品に入り込めませんでしたが、読了感が良かったので満足度は75%です。
「まあさあ、どの花が好きか嫌いかなんて、どうでもいいんだけどさ、個人の好みだし。だけど、なにも踏み潰すことないと思うわけよ。お花さんがかわいそう、とは言わないわよ、どうせ切り花なんだし、茎を切られちゃえばいずれ枯れるんだからね。でも、なんて言えばいいのかな、せっかくきれいに見えるものを、あえて自分で破壊するってゆーのが、その、気持ち悪いってか」
・・・私は花が苦手です。
触るのはもちろん、見るのもあんまり好きじゃないです。
花を見てきれいだな、と思ったことはない気がします。
「あたし自身は、当分このままでいいや、と開き直っているんだけど、でも、じゃあ三十歳になっても四十歳になってもこのままでいいの?と考えると、かなり怖くなる。怖くなるのが嫌なので、考えないようにしている。でも考えないようにしていると、きっといつのまにか三十歳になっているだろうと思うので、やっぱり怖い。そんなことをぐだぐだ繰り返し考えているうちに、日が暮れて朝が来て、あたしの人生はまた一日、終わってしまう。」
今の私もそうです。
思考をストップするクセがついていて、現実逃避の毎日です。
「親ってさ、昔のこと思い出すと、すごく、すごく淋しくなるんだよ。昔、なっちゃんがちっちゃい頃、どれだけ可愛かったとか、どんなに愛しかったか、とか。あの笑顔とか泣き顔とか、もう、いろんないろんなこと、親はね、ずーっとずーっと、忘れられないのよ。もうあの頃のなっちゃんはどこにもいない、あたしの娘は大人になって、ここにいる。そうあたまでわかろうとしても、忘れられない。」
何となく胸が切なくて泣きそうになりました。
多分私の母親もこんな風に思ってくれているような気がして。
母の日も近いことだし、連休中に親孝行でもしに実家に帰ろうかなと思いました。
連休前の更新はこれでしばらくはお休みです。
連休中はたまってるDSのゲームで遊ぶ予定です☆
それでは、また。
今作は作品に入り込めませんでしたが、読了感が良かったので満足度は75%です。
「まあさあ、どの花が好きか嫌いかなんて、どうでもいいんだけどさ、個人の好みだし。だけど、なにも踏み潰すことないと思うわけよ。お花さんがかわいそう、とは言わないわよ、どうせ切り花なんだし、茎を切られちゃえばいずれ枯れるんだからね。でも、なんて言えばいいのかな、せっかくきれいに見えるものを、あえて自分で破壊するってゆーのが、その、気持ち悪いってか」
・・・私は花が苦手です。
触るのはもちろん、見るのもあんまり好きじゃないです。
花を見てきれいだな、と思ったことはない気がします。
「あたし自身は、当分このままでいいや、と開き直っているんだけど、でも、じゃあ三十歳になっても四十歳になってもこのままでいいの?と考えると、かなり怖くなる。怖くなるのが嫌なので、考えないようにしている。でも考えないようにしていると、きっといつのまにか三十歳になっているだろうと思うので、やっぱり怖い。そんなことをぐだぐだ繰り返し考えているうちに、日が暮れて朝が来て、あたしの人生はまた一日、終わってしまう。」
今の私もそうです。
思考をストップするクセがついていて、現実逃避の毎日です。
「親ってさ、昔のこと思い出すと、すごく、すごく淋しくなるんだよ。昔、なっちゃんがちっちゃい頃、どれだけ可愛かったとか、どんなに愛しかったか、とか。あの笑顔とか泣き顔とか、もう、いろんないろんなこと、親はね、ずーっとずーっと、忘れられないのよ。もうあの頃のなっちゃんはどこにもいない、あたしの娘は大人になって、ここにいる。そうあたまでわかろうとしても、忘れられない。」
何となく胸が切なくて泣きそうになりました。
多分私の母親もこんな風に思ってくれているような気がして。
母の日も近いことだし、連休中に親孝行でもしに実家に帰ろうかなと思いました。
連休前の更新はこれでしばらくはお休みです。
連休中はたまってるDSのゲームで遊ぶ予定です☆
それでは、また。