読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「湯けむり食事処 ヒソップ亭」を読んで。

2021-04-05 23:26:20 | 作家さん/あ行
秋川滝美さんの「湯けむり食事処 ヒソップ亭」を読了しました。

心が弱ってる時に、料理がテーマの本を読みたくなっている気がします。
今作は料理+旅館のお話で、これを読むと温泉に行ってみたくなりました。
大人になってから温泉に行ったことがないので、作法とかハッキリ分からないので不安な面はありますが・・・。
旅館系の食事も懐石料理のようなものは苦手だったのですが、こちらは年齢相応に受け入れられるようになってきました(汗)
読了感は爽やかで、シリーズ化されたら嬉しいです。
満足度は70%です。

今月の入院用に、長姉から一番大きいスーツケースを借りました。

荷造りが一向に進まず、気ばかり焦ります・・・。

入院リストを作って、ひとまずダンボールにガンガン詰め込んでみたのですが、このままでは入り切らない感じです(汗)

コロナ対策で病院の売店等が使えないとの連絡だったので、アレもコレも全て持ち込まなくてはならない+心配性も手伝って、とんでもないことになりそうです。

それでは、また。

「幸せ戦争」を読んで。

2021-04-01 20:29:43 | 作家さん/あ行
青木祐子さんの「幸せ戦争」を読了しました。

連作短編集だったのですが、どの作品もリアルっぽく感じました。
あまりハッピーな作品は読みたくない心境だったので、ドンピシャで楽しめました。
ご近所付き合いは鬱陶しいよな・・・と、自分だけではないと励まされた気がします。
どこに住んだとしてもそのリスクはあるんだよな、と考えただけで気分が落ちます。
夫婦で乗り越えて行くのであろう登場人物たちが少し羨ましくなりました。
満足度は70%です。

ここ最近嫌な昔話ばかり思い出します。

実際にあった過去ですが、自分で都合良く改ざんしている可能性もあったりするのかな。

具合が悪くてトイレに間に合わず、自宅の洗面台に戻してしまった時、処理を母親に冷たく断られたこと。
小学校の低学年時に高熱を出した時、自力で自転車に乗って病院に向かえ、と母親に言われたこと。

何でここ最近小さい頃の母親に対するネガティブな行動ばかり思い出すのかと考えてみると、恐らく姪っ子への私の母親の対応に嫉妬しているんだろう、と。

私にはしてくれなかったことを孫である姪っ子にはしてあげているのを、面白くない気持ちになってしまったようです。

子供に対する愛情と、孫に向ける愛情は違う、とは通説なのかもしれませんが、姪っ子に嫉妬のような気持ちを抱いてしまう自分のことも器が小さいなぁ・・・と思ってしまいます。

油断するとメンタルが落ちがちな今日この頃なので、好きなことにでも没頭したい感じです。

それでは、また。