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読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「カシオペアの丘で・上」を読んで。

2007-11-30 12:42:42 | 作家さん/さ行
重松清さんの「カシオペアの丘で・上」を読了しました。

通勤電車の中で何回か涙腺がやばかったです(汗)
満足度は90%です。

「思いきりシンプルに説明するなら、ガンは、遺伝子の突然変異によって正常な機能を失ってしまった細胞が、とめどなく増殖を繰り返していく病気だ。つまり、ガンは僕の体で生まれた。僕自身がガンをつくった。誰を恨むわけにもいかないし、「あのときこうしていれば」「こうしていなければ」と悔やむこともできない。」

「末期ガンの人間が死ぬまでには五つの段階があるんだ。俺も本で読んで知ったんだけど、最初は、否認だ。そんなはずはない、と打ち消すわけだな。次に怒りが来る。なんで俺だけが、って思う。それから取引。もしも奇跡が起きたらなんでもしますって、神頼みだ。そのあとに抑鬱。もう気力を失って、でも、最後は受容だ。自分の運命を受け容れるしかないって気づくわけだよ」

「キツいときには、体を温めることと、目に見える風景をシンプルにすること、この二つだ。風呂がなかったら熱いお茶を飲むのでも、酒でも、なんでもいい。家の中にいれば部屋を片づけて、外にいるんだったら、だだっ広いものを見るんだ。空でも海でも、展望台の夜景でも、なんだったら砂漠でもいいから」

死ぬのは恐いです。
恐いけどたまに想像します。
電車を待ってる最前列で後ろから誰かに突き飛ばされて・・・とか、道路の横断中に車に撥ねられるとか。

でもどんな想像でも病死というのは空想したことはありません。
何でだろう?

それでは、また。

「焚火の終わり・下」を読んで。

2007-11-29 12:36:37 | 作家さん/ま行
宮本輝さんの「焚火の終わり・下」を読了しました。

あまりストーリーに入り込めなくて、満足度は60%です。

amazonってすごいですねー!
お急ぎ便で頼んでないのに、夜7時に頼んだCDが翌日の夕方に届くなんて感激でした☆

ファーストの「Sharon Stones」だけ聴いたのですが、なかなか良い感じでした♪
今のところは、初めて聴いた「A MOON CHILD IN THE SKY」の方が好きです。

しばらくは天野月子をBGMにドラクエⅣの日々かな。

それでは、また。

「LOVE LOGIC -蜜と罰-」を読んで。

2007-11-28 12:35:18 | 作家さん/さ行
清涼院流水さんの「LOVE LOGIC -蜜と罰-」を読了しました。

まさかゲームブックだとは思わないで読んでいたので、中盤でビックリしました。
自力ではエンディングに辿り着けなくて、適当に飛ばし読みしてしまいました・・・(汗)
満足度は60%です。

ゲームブックって昔すごい流行った記憶があります。
実際にチャレンジした記憶もあって、調べたら20年くらい前にブームだったみたいです。
懐かしいなー。

でもやっぱり私は普通の本の方が好きです・・・。

それでは、また。

「十月は二人三脚の消去法推理」を読んで。

2007-11-28 12:24:30 | 作家さん/か行
霧舎巧さんの「十月は二人三脚の消去法推理」を読了しました。

久しぶりに読むシリーズ物の続編のせいか、すっかり脇の登場人物を忘れていました・・・。
調べてみたら前作から2年くらい経ってるんですね、それは忘れちゃってるかも(汗)
なのでいまいちストーリーがつかめなくて、満足度は60%です。

昨日CDを大量に買ってみました。
図書館で天野月子さんのCDを1枚借りて聴いてみたのですが、すごく心に感じちゃったんです。
何となく以前から気にはなっていたのですが、積極的に聴く機会がなくて手を出してなかったんですよね・・・。
まぁ1枚しか聴いてないので、他の作品がどうなのか恐いところではあるのですが、一気にamazonで注文しちゃいました(汗)

素性がシークレットなのは何でなんだろう・・・?
とりあえずは明日には他の作品も聴けそうなので楽しみです♪

それでは、また。

「焚火の終わり・上」を読んで。

2007-11-27 12:48:28 | 作家さん/ま行
宮本輝さんの「焚火の終わり・上」を読了しました。

彼の作品を読むのはずいぶん久しぶりな感じがします。
何となく手にとってしまったのですが、満足度は65%です。

一番最初に読んだ彼の本は「避暑地の猫」です。
20年くらい前に本を買って、まだ手元にあります。
TVドラマにもなって、それも見た記憶があります。
出演していた高橋良明さんが当時好きだったんだよなぁ・・・。
彼が亡くなった時はショックでした。

記憶に残る作品って、いつまで経っても忘れないものみたいです。

それでは、また。

「グラデーション」を読んで。

2007-11-27 12:25:47 | 作家さん/な行
永井するみさんの「グラデーション」を読了しました。

主人公の14歳から23歳までのお話で、自分の学生時代の頃の記憶がよみがえりました。
満足度は70%です。

週末にハマっていたFFTA2をクリアしてしまいました・・・。
久しぶりに熱中出来ていたので、ちょっと虚脱状態です(汗)

で、今はDSのドラクエⅣで遊んでいます♪
ファミコン時代の記憶は何となくあるのですが、攻略サイトを見ながら今は第5章の中盤くらいです。

それでは、また。

「悪人」を読んで。

2007-11-22 12:07:08 | 作家さん/や行
吉田修一さんの「悪人」を読了しました。

初めて読む作家さんでしたが、すごく面白くて満足度は80%です。

「本当の自分は・・・・・・、本当の自分は・・・・・・、というのが口癖で、三年も働けば、思い描いていた本当の自分が、実は本当の自分なんかじゃなかったことにやっと気がつく。あとは自分の人生投げ出して、どうにか見つけ出した男に、それを丸投げ。丸投げされても男は困る。私の人生どうしてくれる?今度はそれが口癖になり、徐々につのる旦那への不満と反比例して、子供への期待だけが膨らんでいく。」

私も「本当の自分は・・・・・・」シンドロームにハマってたことがあったなぁ・・・。
普通であることがつまらなく思えて、いつかスペシャルな自分になれるんじゃないか、っていう幻想から抜けられなかったことがありました。

今は普通に暮らせることが幸せだ、と思ってます。

それでは、また。

「夜想」を読んで。

2007-11-20 12:52:06 | 作家さん/な行
貫井徳郎さんの「夜想」を読了しました。

後半はあまり好みではなかったのですが、満足度は75%です。

「人間の心にはヒューズに似た物が備わっていて、あまりに負荷がかかるとブラックアウトするのだ。この暗転は何度経験しても慣れないが、しかしこんな現象のお蔭で今に至るも生き長らえているような気がする。」

生きていく中で、一番幸せな時っていつだろう・・・。
もう通り過ぎちゃったのか、これから待っていてくれるのか。

それでは、また。

「堕ちた天使と金色の悪魔」を読んで。

2007-11-16 12:27:24 | 作家さん/あ行
浦賀和宏さんの「堕ちた天使と金色の悪魔」を読了しました。

前作の純菜視点での出来事が剛士視点で語られたストーリーでした。
何か急に国家的陰謀みたいなのが絡んできて、ちょっとビックリです。
満足度は70%かな。

何故か今日はアレルギーがひどいです・・・。
くしゃみ連発でティッシュが手放せません(泣)

それでは、また。

「サクリファイス」を読んで。

2007-11-15 12:52:46 | 作家さん/か行
近藤史恵さんの「サクリファイス」を読了しました。

ボリュームは少なかったですが、面白かったので満足度は75%です。

冒頭文からてっきり主人公が死んじゃうのかぁ、と思ってました・・・。
自転車ロードレースには興味がなかったのですが、この本を読んでちょっと見てみたいなぁと思いました。

近々母親の誕生日なのですが、悩んだ結果プレゼントは掃除機にしました!
・・・今、掃除機って色んな種類があるんですねぇ。
調べていてアタマが痛くなりました(汗)
結局はノーマルな昔ながらの形で、軽量タイプにしてみました。
喜んでくれると良いのですが。

それでは、また。

「電子の星」を読んで。

2007-11-13 12:36:59 | 作家さん/あ行
石田衣良さんの「電子の星-池袋ウエストゲートパークⅣ」を読了しました。

前作から読むのにちょっと時間が空いてしまったのですが、すんなり読めました。
満足度は70%です。

「やっぱり映画はいいよな。一本観ればおれたちの退屈な人生から、きっちり二時間削りとってくれる。」

映画はたまーにしか観ないです。
映像からストーリーを把握するのが苦手みたいです(汗)
おまけに飽きっぽいので集中力が持続しないため、長編の映画は辛いです・・・。
120分くらいは楽しめるのですが、150分とかになっちゃうと観る気がしないんですよね。。。

それでは、また。

「ハッピーエンドにさよならを」を読んで。

2007-11-12 12:45:39 | 作家さん/あ行
歌野晶午さんの「ハッピーエンドにさよならを」を読了しました。

内容を知らないまま読み始めたのですが、最初の短編を読み終えた時にタイトルの意味が分かりました。
読み終わるのがもったいなくて大事に読みました。
満足度は90%です。

「そう、最初の工場を解雇になった時点で常盤泰三の人生は実質的に終わったのだ。しかし芙美子はそうと気づかなかった。走り疲れて休息しているだけで、そのうちまた駆け出すだろうと思っていた。そう信じていた。
長い休息のあと、彼は走り出した。しかしすぐに足を止め、また走り出したかと思うと足を止め、そしてとうとう地面にへたりこんでしまった。」

その人が小休止なのか、もう見限った方が良いのかを見極めるのって難しいです。

それでは、また。

「イナイ×イナイ」を読んで。

2007-11-06 12:16:56 | 作家さん/ま行
森博嗣さんの「イナイ×イナイ」を読了しました。

新しいシリーズとのことでしたが、登場人物は微妙に引きずっているのかなぁ・・・?
満足度は65%です。

昨日は有休をとって3連休にしてFFTA2をやりまくってました。
プレイ時間は45時間くらいなのですが、まだまだ終わりにならないみたいで驚きです☆

それでは、また。

「椿山課長の七日間」を読んで。

2007-11-02 12:46:43 | 作家さん/あ行
浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」、真保裕一さんの「発火点」を読了しました。

まずは「椿山課長の七日間」から。

浅田さんの本を読んだのは初めてでした。
何となく敬遠していたのですが、想像していたよりも面白くてビックリでした(汗)
満足度は80%です!

次に「発火点」を。

こっちは再読でしたが、内容はすっかり忘れていました・・・。
読んでいる最中、作品に引きずられて気分が落ち込んでしまいました。。。
満足度は70%です。

最近は1週間の経過が早く感じます。
もうあっと言う間に年末になりそうな感じ。

それでは、また。