近藤史恵さんの「ときどき旅に出るカフェ」を読了しました。
連作短編集だったのですが、どの作品のスイーツや飲み物も魅力的でした。
ラストは少しビックリしましたが、読了感は良かったです。
満足度は70%です。
『でも、それは優雅なのだろうか。瑛子はよく、自分の選ばなかったもの、選べなかったもののことを考える。結婚や子供、親の代の人間が考える、普通の人生のことを。』
『だが、どこかでそれを選ばなかったことはずっと自分につきまとうのだ。親戚の集まりで嫌味のようなことを言われたり、哀れまれることだってある。』
自分も今の人生をやり直したいと思うほど悔やんでいるわけではないけど、時折強烈な孤独のようなものを感じることはあります・・・。
『お店でいつもありがとうございますなんて言われると、次から行きたくなくなる』
『なんとなく、認識され、匿名でいられなくなることに気恥ずかしさや居心地の悪さを感じてしまった。』
自分もそうです。
常連扱いをされるのが、酷く苦手です。
店員さんとフランクに仲良くなれるタイプでもないので、認識されてるのを感じると足が遠のいてしまいます・・・。
今作は自分の心境にマッチする描写があったので、嬉しくなりました。
それでは、また。
連作短編集だったのですが、どの作品のスイーツや飲み物も魅力的でした。
ラストは少しビックリしましたが、読了感は良かったです。
満足度は70%です。
『でも、それは優雅なのだろうか。瑛子はよく、自分の選ばなかったもの、選べなかったもののことを考える。結婚や子供、親の代の人間が考える、普通の人生のことを。』
『だが、どこかでそれを選ばなかったことはずっと自分につきまとうのだ。親戚の集まりで嫌味のようなことを言われたり、哀れまれることだってある。』
自分も今の人生をやり直したいと思うほど悔やんでいるわけではないけど、時折強烈な孤独のようなものを感じることはあります・・・。
『お店でいつもありがとうございますなんて言われると、次から行きたくなくなる』
『なんとなく、認識され、匿名でいられなくなることに気恥ずかしさや居心地の悪さを感じてしまった。』
自分もそうです。
常連扱いをされるのが、酷く苦手です。
店員さんとフランクに仲良くなれるタイプでもないので、認識されてるのを感じると足が遠のいてしまいます・・・。
今作は自分の心境にマッチする描写があったので、嬉しくなりました。
それでは、また。
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