読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

2回目の手術へ。

2008-10-31 23:59:59 | 網膜剥離
やはりと言うか、あまり眠れませんでした(泣)
寝返りをうてない状態で眠ると言っても、2~3時間が限度みたいです。

首や肩・背中に負担がかかるらしく、かと言って体勢を変えるわけにもいかないので、ひたすら忍耐です・・・。

消灯時間中に予告どおりの看護婦さんの巡回が2・3回ありました。
別にそんな必要はないと思うのですが、何故か寝たふりをしてやり過ごしてみました。
そのせいか朝の回診時に「全然動かなかったので感心しました」と言われちゃいました。

そして朝ご飯後に先生の診察を受けたのですが、そこには何故か主治医の先生がいました。
どうやらお休みなのに手術後の経過が気になったみたいで、わざわざ来てくれたみたいです。
それにほっとしたのもつかの間で、ブルーな宣告をされました。

前日に入れた空気がほとんど抜けちゃってるとのことでした・・・(泣)
ちゃんとうつ伏せ状態をキープしていたのに、力が抜けちゃいました。

先生が言うには、若いから空気が抜けるのが早かったのかな、と。
はぁぁぁ?って感じでしたが、違う手術を今日することになりました。

今度は空気ではなくてガスを入れるそうです。
主治医の先生ではなく代わりの先生がやるそうなのですが、またあの麻酔をやるのかと思うと・・・。

そんなに待たされることも無く、また手術です・・・。
代わりの先生だということでも少し不安がありました。

あーあ、また麻酔かと思っていたら、その先生が麻酔なしでやるか提案してきました。
先生が言うには、「ガスを注入するだけだから、一瞬だけの痛みだよ。麻酔をうつのも痛いから、どちらの痛さをとるかだね」と。
いきなりそんな提案をされて思考が止まってしまったのを感じたのか、先生が「じゃあ痛みに弱そうだから麻酔しておこうか」となりました。

そんなこんなでまた麻酔をうたれ、ガス注入です・・・。
・・・あれ?
もう終わり?!
あっさり終わっちゃいました。

「だから麻酔無しにしようかって言ったじゃーん」と軽く言われ、ちょっと後悔しちゃいました(泣)

ガスならそう簡単に抜けないそうなので、今度こそちゃんと定着してくれるのを祈りました。

うつ伏せ生活。

2008-10-30 23:59:59 | 網膜剥離
入院する前に病院のHPで、うつ伏せ専用のベッドがあると知りました。
確かに普通のベッドでずっとうつ伏せになっているのは苦痛だと思うので、その面では安心していたのですが・・・。

実際に病室に戻ってみると、顔面に当たる部分が空洞になっているベッドに変更されていました。

うつ伏せになる意味ですが、注入した空気が上方に行くことで剥がれた網膜をくっつけるとのことでした。
これから1週間のうつ伏せ生活の始まりです・・・。

うつ伏せ厳守とは言え、ご飯やトイレ、睡眠中の無意識による寝返りが不安でした。

しかし、まずご飯は腰かけた状態で下を向いて食べるように教えられました。
次にトイレも自由に行けないと危惧していたのですが、これも真正面や上を向かずに下向きのままトイレへ移動等すれば大丈夫とのことでした。

問題は就寝中の体勢です・・・。
やはり無意識に寝返りをうってしまう人もいるらしく、看護婦さんが数時間おきに病室を回ってくるとのことでした。
そのときにうつ伏せになっていないと、強制的に向きを変えられるそうです(汗)

そして夕飯の時間になりました。
・・・意外と完全な下向き状態で食事をするのは、思っていたほど辛くありませんでした。
想像していたよりも食事が美味しかったし、大満足でした。

後はベッドでうつ伏せのまま眠るだけです。

手術へ。

2008-10-30 22:59:59 | 網膜剥離
午後になり出直してくれた父親と、心配して一緒に姉が来てくれました。

専門医の診察を受けて手術がキャンセルになったらどうなるんだろうという懸念がある中、看護婦さんに呼ばれ診察室へ行きました。

診察室の中には専門医と主治医がいました。
主治医が専門医に簡単な私の病状の説明をし、実際に診てもらいました。
その結果、前回のレーザー光凝固術後の瘢痕化も済んでいたため、今回の手術のゴーサインが出ました。

それを聞いて安心と共に、手術への恐怖心が起きました・・・。

散々麻酔の痛さについて上司から(上司も過去に眼科での手術の経験があるそうです)語られていたので、小心者の私はびびりまくりでした。
やっぱり意地を張らないで全身麻酔の手配をしてもらえば良かったのかな、とうじうじ後悔してみたり。

でも今さら言い出せる雰囲気じゃないし、看護婦さんが以前に励ましてくれたのを思い出して頑張ろうと思いました。
意思の疎通が出来る(高齢者・子供以外)人はほとんど部分麻酔で、みんな大丈夫だったよ、と言っていてくれたので・・・。

手術台に上がって眼の部分だけ開いている布をかぶせられ、まずは恐怖の麻酔です。
眼が見える状態で針が迫ってくるイメージだったのですが、ぼんやりとした中で行われました。
痛さはやはりもちろんありました・・・。
でも絶叫する程ではなく、ううぅぅっっと言う感じでした。

手術は空気を入れて剥がれた網膜をくっつけるそうです。
具体的な方法は聞かなかったのですが、ひたすら先生の指示通りに眼球を動かし続けました。

最初は緊張感でピリピリでしたが、段々と睡魔が・・・(汗)
さすがに本寝は出来ませんでしたが、意識が何回か飛びそうになりました。

そんな感じで外科手術は終わったのですが、補強を兼ねたレーザーをまた打たれまくりました。
今回は点眼麻酔でなかったせいか、打たれている間の痛みは全然ありませんでした。

一つ心配なのは、主治医でもある手術をしてくれた先生が、明日から長期休暇をとるそうです(泣)
仕方ないかもしれませんが、かなり心細くなりました。

その後は生まれて初めて車椅子に乗せられ、ひたすら頭を下げ床と平行になる生活が始まります・・・。

入院。

2008-10-30 21:59:59 | 網膜剥離
とうとう入院の日になりました。
朝10時に来院するようにとのことだったので、父親に送迎してもらい病院に入りました。

ナースセンターに行くと手首に名前の入ったリストバンドを巻かれ、入院の間は付けっぱなしにするようにとのことでした。
入院患者の個人の識別を容易に行うためで、なかなか上手い対処法だなぁと思いました。

案内された病室に入ると、2人部屋なのに同室の人は居ませんでした!
ぬか喜びは出来ませんが、1日でも1時間でも良いから独占状態が続くことを祈りました・・・。

入院生活の説明や薬の確認、食事のリクエストなどを聞かれ、一通りの案内を受けました。
ただ手術は午後の診察を受けてから決めるらしく、時間が開きそうなので父親には出直してもらうことにしました。

一人になったところで、目が見えるうちに病室や院内のチェックを一通り済ませることにしました。
トイレはちゃんとウォシュレットで、無料で3種類の給茶器が使えるみたいです。

病室のベッドの脇にはちゃんと有線の機材とイヤホンも用意されていたので、とりあえずの暇つぶしのアイテム確保で安心しました。

午後の手術を控えているのでお昼ご飯は無しだそうです・・・。
それなら朝ご飯をしっかり食べてくるべきだったなぁと、ちょっと残念でした。

とりあえずは午後の診察の結果次第での手術なので、それまで待機です。

病院からの連絡。

2008-10-29 23:59:59 | 網膜剥離
入院する前日に病院から、病室の連絡が電話で来ることになっていました。

実家に連絡が入ったのですが、どうやら2人部屋の希望が通ったそうです。
どんな人と同室になるのか不安です・・・。

今日1日、仕事が手につきませんでした。
もしかしてもう仕事に復帰出来なかったりするのかな、と思ったり。

手術のことも恐いし、変な想像ばかりしてしまって落ち着きません。

「モドキ」を読んで。

2008-10-29 20:12:23 | 作家さん/は行
ほしおさなえさんの「モドキ」を読了しました。

ボリュームが少なかったし、ストーリーがあまり頭に入らなかったせいで満足度は60%です。

時間が空いたので入院前の最後の読書が出来ました。
とりあえずのラストの作品があまり好みではなかったのが残念です(泣)

それでは、また。

「流星の絆」を読んで。

2008-10-29 08:14:37 | 作家さん/は行
東野圭吾さんの「流星の絆」を読了しました。

ラストがスッキリしているし、ダークな展開もなくあっさりしている感じがしました。
TV版も録りだめしているので、そっちも楽しみです。
満足度は70%です。

・・・今日は入院前の最後の仕事です。
読書とかもしばらくはお預けになりそうだし、気分は暗いです。

入院の用意は大体済んだので、あとは大人しくその時を待つばかりです・・・。
しばらくブログの更新もお休みです。

それでは、また。

「千里眼/運命の暗示」を読んで。

2008-10-29 08:06:54 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「千里眼/運命の暗示-クラシックシリーズ3」を読了しました。

やはり先に「千里眼の復讐-クラシックシリーズ4」を読んでしまっているせいで、先の展開を知ってしまっているのが悔やまれます・・・。
息を呑む展開を味わえませんでしたが、満足度は70%です。

昨日はやっとガリレオの最終回を見ました。
久米宏さんが出演していたのにはビックリしました。

映画版も見たい気持ちになりましたが、1年くらい待てば地上波でやると思うと・・・。

それでは、また。

「蒼い瞳とニュアージュ」を読んで。

2008-10-28 08:06:53 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「蒼い瞳とニュアージュ-完全版」を読了しました。

『一ノ瀬恵梨香』を『深田恭子』・・・?
なかなか想像しがたいのですが、映像をちょっと見てみたい気も。

オリジナル版の記憶がかすかに残っているせいか、それほどドキドキ感はなくて満足度は70%です。

昨夜は恐かったです(泣)
建物の中にいる分には恐くないのですが、外を歩いている時の雷って迫力あり過ぎです・・・。
久しぶりに空を裂く稲光を間近で見て、身の危険をちょっと感じました。

そういえば何年か前に、家でゲームをしている時に雷が近くに落ちて停電したことがあります。
セーブをしていなかったので、何時間かのプレイがパーになったことを思い出しました・・・。
あれはショックだったなぁ。

それでは、また。

入院の準備。

2008-10-27 23:59:59 | 網膜剥離
今週入院する眼科は、入院患者へのフォローが効いています。
入院に付き物のパジャマやタオル、洗面道具など用意してくれるそうです。
この日常グッズがかさばるので、入院準備もそれほど困りませんでした。

悩むのが暇つぶしグッズです。
耳しか使えなさそうなので、音楽くらいか思いつきません・・・。

仕組みはまだ分からないのですが、病室に有線が引かれているそうなので、それに賭けるしかないなぁって感じです。


「警視庁特捜班ドットジェイピー」を読んで。

2008-10-27 08:10:35 | 作家さん/あ行
我孫子武丸さんの「警視庁特捜班ドットジェイピー」を読了しました。

あまり期待しないで読み始めたのですが、軽い感じの楽しさが面白くて満足度は70%です。
続編が出たらぜひ読みたいです!

いよいよ手術3日前です・・・。
何をしていても落ち着かなくて、叫び出したくなったりします(汗)

局部麻酔じゃなくて全身麻酔希望にすれば良かったのかなぁと往生際悪く思ったり・・・。

どちらにしても眼を使える娯楽はあと3日だと思うので、頑張れるだけ読書&ゲームをしておこうと思います。

それでは、また。

「千里眼/ミドリの猿」を読んで。

2008-10-24 12:33:26 | 作家さん/ま行
松岡圭祐さんの「千里眼/ミドリの猿-クラシックシリーズ2」を読了しました。

この作品も旧作の記憶があまりなくて、初めて読む作品のように感じました。
満足度は70%です。

さっき本屋でブラブラと物色していて、衝動買いしちゃいました。
「泣ける2ちゃんねる」の1~3巻をまとめ買いで4,725円・・・(汗)
久しぶりに本を購入したせいか、あまりの高額ぶりにびびっちゃいました。

「泣ける2ちゃんねる」はまとめサイトで読んだことがあるのですが、なかなか良い話が多いです。
単なるお涙頂戴じゃないところがすごく好きです。

大切に1日ちょっとずつ読もうと思います。

それでは、また。

「地球人類最後の事件」を読んで。

2008-10-24 08:12:40 | 作家さん/あ行
浦賀和宏さんの「地球人類最後の事件」を読了しました。

ネガティブな感情に引きずられました・・・。
前作を読んだのがほぼ1年前のせいか、ストーリーの流れが脳裏でよみがえるのに時間がかかりました(汗)
展開は暗いですが、満足度は70%です。

昨日のお昼に久しぶりにマックを食べたのですが、まんまとお腹を下しました(泣)
油ものは避けるようにと医者から言われているのですが、ポテトを注文しちゃったんですよね・・・。
まぁ揚げてあるナゲットも食べたし、お腹を下したのは当たり前か。

それでは、また。

悲観的観測。

2008-10-23 23:59:59 | 網膜剥離
父親と姉に代理で肛門科に行ってもらい、「入院承諾書」をもらってきてもらいました。
時間はかかったそうなのですが、無事にその場で書いてもらえ、持ち帰ってきてくれました。
これでとりあえず眼科へ入院するための必要書類は全て揃いました。

・・・来週の今頃には入院してるなんて信じられません。
しかも入院した日に手術ですからねぇ。

何故か手術が成功するイメージが薄いです。
元から悲観主義ではあるのですが、先生からの説明で何度も「君の場合は先天的な異常が絡んでるから、見えるようになるとは言えない・・・」としつこいくらいに念を押されているせいです。

お医者さんは悲観的なことを最初に言うものだとは分かっているのですが、何かやる前から責任逃れをされているような感じがして、そんな警戒されるような事案になる可能性の方が高いってことなのかなと邪推してしまって。

手術後も両目でモノを見られるというイメージがあまりないです。