イカナゴのくぎ煮😃
神戸や明石等では、春一番の旬のおふくろの味として各家庭でくぎ煮を作り、親戚や知人にお配りする風習があります。
イカナゴの漁(稚魚シンコ)が今年は2月28日に解禁され、神戸垂水港では新鮮なシンコが水揚げされ開店前から主婦が待ちかまえる。でも今年は不良で漁師は困っています。
①鍋に醤油200mℓ・砂糖200g・酒100mℓ・みりん150mℓを入れ煮立てる。
②いかなご1kgを洗い、千切り生姜50gを均一に混ぜ、水を切り①に2回に分け加え強火で煮立て、アクを取り除き、落と蓋をして30分煮る。
*一度に入れると温度が下がる、少量の場合は1度に入れてよい。
③煮汁が上から見えなくなれば、弱火にし、煮汁が少し残るまで煮て、火を止める。*煮る途中、箸などでかき混ぜないこと。
④あら熱が取れたら鍋ごと軽く振り、煮汁を全体にからませ、平ザルにあけて冷やし、出来上がり。
*水あめを使うとつやが出る、その分砂糖は減らす。
*実山椒・レモン・水煮筍・千切り椎茸等を加えるのも好みによる。
*残りの煮汁はほかの料理か、新たにいかなごを煮る煮汁に使うとよい。