五輪女子カナダ戦

ＦＯＸＴＥＬをよく調べてみたらサッカーの日本戦の放送予定は女子が２試合、男子はスペイン戦のみ。ＱＦ以上は毎試合放送するだろうが、男女合計３試合しか見られない。

夕べの女子のカナダ戦を録画して見た。キックオフはこちらの２時だからライブで見ると徹夜になってしまう。１次リーグからはとてもつきあいきれない。

２－１で何とか勝ったものの、まだまだ試運転というかんじだった。まあ勝ち点３をあげればそれでいいわけだが気になる点も多かった。

①ＧＫの福元の動きがぎこちない。特にバックパスへの処理が不安定。アメリカあたりなら徹底的に狙ってきそうだ。
②無理なパスが多くてそれをカットされていた。カナダだったから問題なかったが、一発でカウンターをくらう不安あり。
③カナダのほうがパス回しがスムーズでそれを日本のバイタルエリアまで運ばれるケースもあった。カナダはフィニッシュに難があるので問題なかった。

もちろん完璧な試合はできないのだが、カナダだから勝てたという部分が大きかった。日本のＤＦラインとＧＫの間にボールを蹴りこめばもっと決定機が作れるようにも見えたが、ＤＦからビルドアップすることが多く、日本は守りやすかったのではないか。それにカナダはさほどスピードがなかった。

第2戦のスウエーデン戦でギアを上げて勝ち点６として、第3戦の南ア戦はメンバーを落として主力を温存できればベストだろう。日本はけＱＦで楽な相手とあたりたいが１位でぬけても２位でぬけてもけっこう強いところが来るだろうから、決勝に残るのはかなりしんどい。できれば決勝までアメリカとはあたりたくないでしょう。