まずはラトビア戦から。こういう弱くしかもコンデイションの悪い相手と対戦することにどれほどの意味があるのだろうか。こんな試合をするのであれば、ベトナムとかタイなどを呼んで真剣にプレーしてもらったほうがいいだろう。それにこの試合は3月26日の予選に向けての調整という意味合いしかないわけだから、どうしてわざわざラトビアなんだ。以前ユーロに出ていたラトビア代表はもう少しましだった。
さていろいろな選手が起用されたが、それぞれ調子の良し悪しに関係なく特徴がよくでていた。本田にボールを持たせればキープしてくれる。岡崎はシュツットガルトのユニフォームの下に日本代表のユニを重ね着しているところを見せ付けてくれた。長友はどんな時でも限界なく走れる。乾はとにかくシュートを打つ。
問題は香川だろう。パスを散らすだけでシュートを打たない。アイデアも乏しい。真ん中にポジションと移せばもっとましになるのだろうが、本田のようにフィジカルが強くないのでボールキープできないだろう。香川のピークはドルトムントの2シーズンで終わってしまったのではないかと思うぐらいさえない。
今朝のイングランドvsブラジルをみたが、イングランド代表にはマンUからルーニー、ウエルベック、クレヴァリー、スモーリングの4人が先発。こんな連中とポジション争いをしてるんだから香川も大変だろう。しかし夕べの試合後に香川はゴールチャンスの少なさをポジションのせいにしていたが、少なくともルーニーとウエルベックはどんなポジションにいても積極的にシュートする。
さて2-1でイングランドが勝ったが、ブラジルは実にさえなかった。ロナウジーニョがまさかの先発。動きにキレがなくアイデアもない。だいたい世代交代を図る時期にどうしていまさらロナウジーニョなんだろう。100キャップ記念の代表引退試合という意味もあったのだろうか。PKをはずしたのには笑った。
ネイマールも期待はずれだった。仕掛けが少なく、決定的チャンスもはずす。ブラジルからの長距離移動でコンデイション不良か。ブラジルはどの選手も動きがにぶく、プレスにもほとんどいかない。目立っていたのはオスカルとGKのジュリオ・セザールだけだった。
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