サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

ユーロAグループ第3節

2008-06-16 19:59:32 | Weblog
第3節に入ると2試合が同じ時間でキックオフとなる。TVが2チャンネルで同時に放送しない限り、普通は1試合をライブで中継して裏試合は録画放送となる。これが2試合続けて放送してくれればいいのだが、Setantaの場合は1試合をライブ、裏試合をなんと午後の3時からの放送としている。

それでもライブの放送で裏試合の経過、結果を黙っていてくれればいいのだが、ご丁寧に得点が入るごとに経過を教えてくれる。ハーフタイムでは裏試合のハイライトまでしてくれる。ああ、これは絶対にやめてほしい。

さて第1試合、つまりライブ放送はスイスvsポルトガルの消化試合だった。ポルトガルは前の試合から8人を変えて、控え選手中心できた。スイスはこれまでとほぼ同じ。果たしてモチベーションがどう変わるのかと気になったが、ポルトガルは実に低調な試合をした。

結果はスイスが2-0で勝った。ポルトガルの控えメンバーが手を抜いたとはいえないが、モチベーションはかなり下がっていたようだ。それでもスイスはワールドカップ予選に向けて自信になった試合ではないだろうか。気持ちで上回れば勝てる事だってある。

第2試合はスイス戦の最後でトルコが追いついたことをコメンテーターが話していたので、そこでスイス戦のビデオを見るのをやめて、結果だけ知らずにトルコvsチェコをみた。

チェコは前の試合のほうがよかった。コラーを出すとパスが回らずに、コラーのヘッドに合わせるだけの単調なサッカーになってしまう。コラーがゴールしてコラー作戦はうまくいったわけだが、後半チェコの足が止まりだし、少なくとも2-1になったときにコラーを引っ込めて、もっと動き回るFWを出してパスをつないでいけばあんな惨めに負け方はしなかったはずだ。

後半20分くらいまでに2-0で勝っていたのに、2-1になり、残り5分間で2失点して2-3になり大逆転負け。得点差は違うけど、どこかで見た光景である。2年前にドイツで見たような光景である。こんな負け方だけはしたくないという負け方である。

筆者は断言できます。コラーを途中で下げていればチェコは勝てていたのだ。

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