サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

日本vsサウジ、ヨルダンvsシリア

2011-01-18 10:13:46 | Weblog
サウジはいくら消化試合とはいえ、一応アジアNO.1を決める国際大会なんだからもっとやる気を見せて欲しい。これでは日本が地元のクラブ相手に練習試合しているようなものだ。

まあ、5-0と大勝したがいい点と悪い点もみえた。
よかった点は、岡崎の好調の確認。相手が引いてきたときに岡崎のように動き回るFWは有効。そして前田の復調。サウジのDFのマークがなかったとはいえ、前田の1点目は難しいボレーを決めた。あれはすごい。

悪かった点は、攻撃に時間がかかりすぎてDFに油断ができたせいもあるだろうが、DFラインの前でのチェックがゆるすぎて相手にフリーでシュートをさせてしまう場面が多かった。相手がもっと強ければ致命的だ。後半の最後のほうではさすがにチェックを厳しくしていたが、決勝Tは甘くはない。

香川はまだトップフォームではなかった。フィットネスの問題ではなく、試合勘がにぶっているようにみえた。GKと1対1になった場面があったが、右にGKをかわせばそのままシュートできたのに、左にかわしてゴールから遠ざかっていった。ああいう場面でシュートまでいければ復調になるのだろう。

柏木はプレーが軽かった。後半途中からよくなったが、前半は相手にボールを取られるか、渡してしまう場面が多く、柏木が本田の代わりということであれば、攻撃力は落ちる。ポテンシャルは高い選手だろうが、足が速いわけでもないので今後代表に定着できるのかどうか疑問。

QFはカタールになったが、カタールの2トップは迫力満点。先制できれば勝てるはずだが、先に失点してしまうとかなり苦しくなる。カタールはサイドのDFが弱いので、長友がしつこくえぐっていけば勝機あり。というかカタール相手に勝てないと当然のごとく優勝できない。

さてヨルダンvsシリアは似たようなチームでヨルダンの競り勝ち。どちらにもいえることだが、PA近くのボールを運んでも相手のDFライン、ブロックを崩せない。ボールを放り込むだけのこぼれ球ひろいのサッカーになってしまう。

ヨルダンはとてもではないが、ウズベクには勝てないとみた。予想としてはベスト4には日本とウズベクが進出。

コメントを投稿