サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

長谷部

2008-11-02 09:59:34 | Weblog
今週のブンデスリーガのライブ中継を見ていたらレバークーゼンvsボルフスブルクだった。ボルフスブルクってたしか長谷部のいるクラブだからてっきり先発かと思って、画面を追っていたがアジア系の選手は出ていない。ほとんど毎試合ボランチだかサイドで先発だと聞いていたが、どうもベンチスタートのようだ。

前半20分くらいで選手交代があり、長谷部が出てきた。20分くらいで交代させるのであれば先発させればいいのにと思ったが、あとで負傷交代だと分かった。

さて長谷部はてっきりボランチだと思っていた。FWの後ろに空いたスペースにふたをするように防御に専念していたように見えたからだ。周囲からもパスが回ってこないし、ボールが来てもすぐにサイドに散らすか後方に戻すだけである。

よく見ているとボランチにしてはFWとの距離が短いし、2トップ以外の選手で攻撃に参加している選手が少ない。このチームはトップ下を置かずに3ボランチかと思ったが、どうみても長谷部はトップ下のポジションである。

トップ下にしてはほとんど攻撃に参加していないし、シュートも打たない。相手のプレスがきつくて打てないというべきか。レバークーゼンの強いプレスとパス回しに翻弄されてボルフスブルクはいいところがなく、0-2で敗戦。

後で長谷部は本来のポジションではなかったと分かったが、それにしても他の選手との連係も悪くパスも回ってこないので信頼されていないらしい。また攻撃にも積極的ではない。どこか遠慮しているようなプレーである。

代表でプレーする際はもっと攻撃参加しているのだが、クラブではあのままのプレーをしていたらどのポジションであれポジション争いに苦労するだろう。長谷部ていどの選手はごろごろしているのだから。

コメントを投稿