デルピエーロが2013/2014シーズンもシドニーFCでプレーする契約にサインした。今季と来季の2年契約で2年目はオプションだった。現在38才のこのレジェンドにはまだまだ他のリーグからもオファーが来ていたので、シドニーFCとの契約を延長するかどうかは疑問だった。
シドニーFCとの年俸は2百万豪ドルで、約2億円である。多分これは税込みだから、もっといいオファーがあったはずだ。それらを蹴ってシドニーに残った理由、そもそもどうしてわざわざシドニーくんだりまで来たのか筆者には疑問だった。
契約延長の記者会見のビデオを見たが、シドニーFCに来る決断にはかなり長考したといっているし、クラブの熱意にも感動したらしい。また現在のシドニーでの暮らし、特に家族が満足していることも重要で、息子は自分よりも英語がうまいという。
デルピエーロの英語はさほどうまくなく、記者会見でなんとかやりとりできる程度。多分小野の英語力とどっこいだろう。いやデルピエーロのほうが言い回しがうまいか。多分、クラブでは一切通訳は使っていないだろう。困らない程度に英語が話せることもシドニーに来た理由なのかも知れない。
デルピエーロのこれまでのコメントを聞いていると、プレッシャーから解放されてサッカーと自分のライフを楽しみたいというものが多い。いくらオファーがよくても中東では家族の暮らしが心配。まあのんびりとしたいのかも知れない。
いまさらながらにどうしてJクラブはこ親日家といわれるデルピエーロを獲得しなかったのだろうか。年俸3億でもその影響力を考えればお釣りがくるかも知れない。デルピエーロ見たさに観客動員は増えるだろうから、1試合2千人増えたとして、平均2000円のチケットとしても1試合で4百万円の増加。ホームが17試合だから6千8百万円の収入増である。
またグッズも売れるだろうし、他のクラブの観客動員にも貢献するだろうからJリーグで半分給料だしてもらってもいい。本当にもったいない。
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