サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

やっぱり負けたフロンターレ

2014-03-19 22:40:39 | Weblog
ACL第3節、ワンダラーズと川崎Fの試合を見に行った。川崎の日本からのサポは30人くらいだろうか。平日にわざわざシドニーまで来るその熱意に敬意を表します。試合はサポの熱意とは逆に広島、横浜Fと同様に主力をはずしてACL軽視のように思えた。

前節のリーグ戦から先発を8人変更してきた川崎は、スタメンを温存したいのか連敗中の悪い流れを断ち切りたいのか知らないが、主力が出ないようでは試合に勝てない。

前半早々に緩慢な守備から失点。攻撃も実に単調でボールも選手も動かない。実にふがいない試合である。こんな試合を観戦するために日本から来たサポに大変失礼である。

後半は始めから中村を投入。するとリズムが出始めた。途中から大久保も出してそれなりに攻めるのだが、ワンダラーズがベタッと引いてしまい、スペースがなくなり細かいパスをつなぐのだがフィニッシュまでいけない。

結局時間切れでワンダラーズが1-0で勝った。

川崎の攻撃は細かいパスを壁パスでつなぐのだが、それが実に丁寧というか細かすぎる。もっとシンプルなサッカーができないだろうか。まあフィジカルが強い長身FWでもいれば別だろうが、いくらなんでも手数をかけすぎだろうというプレーが多い。

サッカーを見ていてよく思うのだが、小野とか中村憲剛のようにボールにアクセントを出せる視野が広く、判断が早い選手が一人いるだけでかなり違う。この試合も中村を頭から出していれば引き分けにはできただろうに。

広島、横浜F,川崎FとJクラブはオーストラリアで3戦3敗だった。浦和やG大阪がACLで優勝したころはAリーグをかもにしていたものだが。

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