東京新聞 2021年11月16日 06時00分掲載『人の流れ増えたのにコロナ感染急減 理由に「120日周期」説 AIが予測的中』 によると (要約)、今夏の新型コロナウイルスの感染なぜ急激に収束したのかについて、感染の「120日周期」という新たな仮説が加わった。
新型コロナ感染と経済の見通しについて研究を続ける仲田泰祐東京大准教授(経済学)は、「人流が増えても8月後半には感染者数が減ると予想したのは、平田モデルだけだった」。「平田モデル」は、名古屋工業大の平田晃正教授(医用工学)らが開発したAI予測システムだ。120日周期は、東京都の感染のピークが平均120日ごとに訪れ、第3~5波ごとに拡大と減衰の期間で相関がある現象。なぜ周期が生まれたかのメカニズムは解明されていない。
AIシステムを開発した平田氏は 「AIが謎の周期を何らかの形で考慮したから、予測がおおむね合致した」 と分析。現状の感染対策を続け、東京の人流を2020年2月比マイナス10%で保てば、感染拡大は防げるとの見方を示す。
「気になる第6波は、ワクチン効果が弱まり、年末年始の人出の影響が出る1月中旬から2月に起き、規模は第5波の5分の1か10分の1程度と予想している。」
とのことです。
人流が増えているのに感染は急減ということで、またワクチン接種をしても感染が再拡大する国が少なくないということで、何かウイルス自体に流行の波を打つ性質があるのではないかと素人ながら感じていました。その原理は未解明ですが、可能性があるということです。
少しずつコロナウイルスの特性が解明され、また良く効く医薬品が開発されて、必要以上に恐れなくてもいいようになることを期待したいですね。
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