クーチミラン

根を、張るときと花の咲くとき

(3-1)+1 瀬戸内訪問 その3

2019年06月15日 | 日記
最初に訪れた島は「直島」でした。名が知れた芸術家の方々の作品が屋外にオブジェとして置かれていたり、漁港に接した一部の集落はバス1台が漸く通れるような狭い道路を挟んで存在する多くの家に色んな作品が展示してありました。その地域が島での大きなポイントであったようです。私達が乗ったフェリーが着いた港からバスに乗って行ったのですが、少し小さめのバスとはいえどのバスも超満員の状況でした。勿論、外国人も沢山。妻は催しものの会場へ入ったりしましたが私はいつものように、何処ででもそうであるように、くまなく町内を歩き回りました。被写体探しです。店は殆ど見かけられず従って昼食をとるにも苦労がありましたが、ようやく1軒を探し当て其処で食事としました。そこは普通の民家を内部までそのまま利用した色合いの店で、私の想像では、都会の若者が移住してきて経営しているように感じました。その地点から先にはもう1箇所、美術館があり其処へ行くにはシャトルバスを利用する必要がありました。入館料が比較的高額であることは分かっていましたので、ただ、どのような場所かを確認するために足を向けました。美術館は山の頂上付近だったように思います。同所から帰途に乗船する港までは来たルートを引き返すのが普通かも知れませんが、道路の案内標識を見ますと反対方向への道を辿れば徒歩で30分との旨が印してありましたのでその方法を採りました。山道ですが全区間下り坂ですのでウォーキングに無理はありませんでした。森林浴をおもわせる環境の下、瀬戸内の海を見ながら下っていきました。港近くに来たとき1件の民家の長塀に横1列に絵画がズラリと展示してあり、1人の高齢男性の方が「是非、観ていってください」と誘われました。ご自分の作品である旨を強調されました。

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