庭で笹竹が繁殖し続けています。当初は僅かだったものが次第に根を伸ばして広い範囲を占めるようになりました。これを利用するのは正月の飾りだけで、しかもその量はほんの少しですから100%近くは不要なのです。自然に任せておくと後では対応不可能な状態となることから時折、除去しています。使う用具は父が使っていた本格的な「山芋掘り」でしたが、その子どもとも云うべき小型の用具を見つけ出したことから今回はそれを改良して使用しました。作業は問題なく進みましたが、ゴム手袋をしていたにも拘わらず右掌に大きな“まめ”が出来、その皮が完全に剥げて痛みを感じるようになりました。水に手をつけても入浴時もその傷は強いヒリヒリを生じました。翌朝、朝の洗顔で右手を使わず左手のみで対応し始めましたが、掬った水が左耳内に入りました。直ぐに、水泳時にしていたように顔を左へ傾けて頭を叩きましたが症状は治りませんでした。ヘアドライヤーを使用したり綿棒を使って入った水を取り除こうと試みましたが何れも効果はありませんでした。時間の経過に期待しましたがそれも効果がありませんでしたので遂に、医院を訪ねました。器具を2回挿入して水を吸い出されました。鼓膜の所の溝に水が溜まったいた、との説明がありました。直後、耳に感じていた、きつい異常は消滅しました。私の、厚いツラの皮に反して掌のそれが薄かったことが今回のそもそもの原因でした。