怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

会議出席は無理

2016年10月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
フィリピン人女性四人と一緒に軽食レストランへ行った。
ウチの近所に住むR子さんと私はすでに食事を済ませていたので、飲み物だけ注文した。
 
なんだかおいしそうなスープやカレーのようなものだな。

基本、外食は避けている私だ。まあ、その主義を貫くのも悪くない。
彼女らの会話はタガログ語と英語が混ざっている。フィリピンに英語が広く普及していることがよくわかった。
シンガポール人なども、英語が混ざるのだろうか。混ざらずに英語だけの可能性もあるぞ。
ウチの街にもたくさんのシンガポール人女性がいるらしいので、いつかその様子を観察することができるかもしれない。

食事のあとにみんなで行ったのは移民女性のための会合だ。

私はR子さんにしぶとく誘われて、いささかしぶしぶ出席を承諾したんだ。

一番多かったのはフィリピン人。タイ人、南アフリカ人、イラン人の女性もいた。
ドイツで外国人が集まると、会話はドイツ語だ。在住国の公用語が使われるのは当然だな。
予想していた通り、私にはほとんど聞き取り不能だった。
いや、内容がわかったとしてもつまらないと思っただろう。
二時間半が苦痛だった。
みな、どうしてあんなに小難しい単語を知っているのか不思議でならない。
電子辞書を操作しながら会話を適当に聞いた。

小さな喜びはこれだった。
誰かが作ってきたバナナの葉に包んだもち米料理。
 
確か、マレーシアにも似た様な料理があったと思う。
懐かしい味がした。


消防団の訓練模様

2016年10月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
日が暮れた19時過ぎ頃、ウチの前の公道が妙に騒がしいかった。
りす部屋窓から覗いてみたら、何やら消防車が数台停まって煌々とあたりを照らしていた。
事故か、火事か!?
慌てて階段を下りると、義父が「りす、早く来なさい。消防訓練だぞ!」
階段を降りきらないうちにまた二階に上がってカメラを掴んだっ

きゃー、何度も見ている消防車内部だけれど、いつ見てもかっこいい。
暗いので、なかなかきれいに撮影できないのが難点。
 ←クリックで拡大。でも盛大なピンボケ、注意。
消防署の訓練ではなく、ここの集落の消防団の訓練だそうだ。
つまり、プロ集団ではないってことだな。
放水訓練のよたついている具合をみると、なるほど、普段は別のことをしている人たちだと想像できた。


凄い水圧だろうから、ちゃんと持っているのは至難のワザなのだろう。
うん、私なんか、吹っ飛んじゃうかな!
高校生の頃、日本史の先生が地元の消防団に属していて、その話をしてくれた覚えがある。
こうした訓練をしたのだろうか、具体的な話を思い出せないのが悔しい。
当時、その先生は40歳代くらいだっただろう。
ここで、この日に見た訓練している男性たちは(女性はいなかった。消防署の職員は適性があれば女性でも採用されるそう。かなりの体力が要求されるらしい)皆20歳代くらいだった。

義母と熱心に話しこんでいた制服姿の男性と記念撮影。
まったくのバイエルン方言で、何を会話しているのかほとんどわからなかった。

ドイツ全土の小さい集落にもそれぞれ存在する消防団は、100年を超える伝統を誇るものも多いらしい。
記念写真集などが古本屋にあったりするんだ。(持っていても仕方がね、と手放すのだろうな、フフッ)
ウチの集落も、何かと消防団の行事があって、案内が来る。
そうそう、春先には新しい消防車のお披露目式があったな。私は行かなかったけれど、村の広報に記事が載っていた。
神父が消防車に向かって何か祈祷のようなものをしていたシーンがあって、びっくりした。
なんだかひどく世俗的で好ましく思えるぞ。

そういうわけで、消防団の若者たちもますますトレーニングに精を出していることだろう。
うん、火事、起こらないで訓練だけにしておこうね。