怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

庭に石を敷く計画

2016年10月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
将来、庭をどうするかということを真剣に考えると気が滅入ってくる。
夫も義姉も義両親の熱心な庭仕事ぶりを見て育ったはずなのに、ほとんど関心がないのはどういうわけだろう。
人は必ずしも育った環境に影響されるわけではないいい例だな。

在独日本人仲間からのアドバイスがあった。
野菜や花を植えるより、芝生や石を敷きつめるほうが楽だ、と。
芝生は定期的に刈らなくてはならないけれど、石はもっと簡単だそうな。
石は安くないらしいが、それでも手入れにかかる時間などのコストを考えるといいらしい。
そういえば、事業所の建物の周辺などは石が敷きつめられていることが多い。
防犯で家の周囲に石を敷きつめるという話は実家生活で聞いたことがある。
ここで、この写真の石の上を歩いていても、音はほとんどしなかったぞー。
 
土がむき出しだと雑草が生えるし、芝だと刈る手間がかかる。
石でも少しは手入れが必要だ、というシーンも発見。

日本だったら事務やっている従業員に「ちょいと抜いてくれ」と頼むことができるのだろうが、
ここは難しいのかもしれない。
「アタシは庭師ではありません」とか言うのかなぁ。
彼女は自宅の庭の手入れはせっせとするに違いないが。

私が買い物などでときどき訪れるこの地域は多くの企業が集まる場所だ。
はっきり言って、空気も臭い。
ここに居住している人もいるんだ。ドイツでもみんなが環境問題に熱心でないということがよくわかる。

飯時に外を歩いている男性たちが着用しているのは、だいたいジーンズだ。
男性のスーツや工場作業用の制服姿もほとんど見られない。
パン工場もある。食品工場の作業着で外出するのは不可能だろうな。

庭のこと、家屋のことなどが実際の問題になるのはもう少し先になるだろう。
ヨメの私がひどく気にしてもどうにもならない。
黙って、義両親の庭仕事ぶりを観察しておくことにしよう。






室内暖房は28度

2016年10月12日 | 家屋
外気温は急に下がった。
最低が0度、最高が10度前後の日々が続いている。北海道旭川市と同じくらいだな。
いつもなら、台所が一番初めに暖房が入るのに、今回はなぜか冷えたままだ。
義両親たちは家の中で凄まじく着込んでいる。ブーツのような室内履きを履いている。
いよいよ灯油をもっと節約するようになったのだろうか、と戦々恐々の私だ。

浴室だけは贅沢に暖房をしている。

夫が勝手に暖房を入れるだけなのだけれど。
  
冷えた台所やりす部屋から浴室に来ると幸せな気分になる。
東京辺りではウチのこの浴室程度の広さの部屋で暮している人々はたくさんいると思う。
そうだ!この部屋で暮そう、とか思っちゃう。


さて、友人宅。
室温はいつでも28度を下回ったことが無い。
それは上げ過ぎなのではなかろうか、と思って提案するのだが、
「これ以上下げると、夫が帰ってきて寒がるので」
という答えが返ってきた。
私だったら、日中は20度くらいに下げ、ダンナが戻る少し前に暖房を強くするだろう。
ああ、私も義両親に負けないくらい節約に熱心なのかもっ
彼女は家の中で素足で過ごしている。義母のブーツ室内履きの様子と比較すると雲泥の差だ。

植物たちも年中暖かくて幸せだろうな。
 
もっとも、彼女の住まいは集合住宅だ。
一戸建てより簡単に暖かくなる様子。一戸建ての暖房コストは凄まじい。

こうして窓を少し開けて換気するのだけれど、暖気が逃げてもったいないな。
いや、必要なのだろうけれどぉ・・・

彼女の家から戻るとき、途中からウチまでを徒歩で歩いてみた。
羊がいた。
畑もどんどん利用方法が変わっていくものだな、たまに観察に歩かなくてはならないな。
 
歩いているうちにだんだん暖かくなって、とうとうジャケットが暑く感じるようになってしまった。
家の中でせっせと働いている義両親たちは暖房無しでも身体が暖まるのだろうか、とふと怠惰な自分に気付いた。