怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

奴隷ヨメ生活もなかなかよろしい

2016年10月25日 | カテゴリー分けするのに飽き
「何か洗濯物が上にありますか」義母が私に尋ねた。
義母の洗濯は突然開始されることがある。
彼女の予定、一家の洗濯物のたまり具合などによるのだろう。ちなみに、天候がその要因になることはまず無い。
晴れようと雨だろうと全く関係無し。日本の生活ではいい天気だと洗濯日和と考えたのにね。
食事はもちろん、洗濯も私に主導権は無い。
ここ数年は手洗いに限っては自由にやらせてくれるようになった。食事については昼食以外は私自身が自由に食べることができることを明記しておこう。

義母の相変わらずの洗濯方法。
一度目の洗濯(白物洗い)の廃液を溜めておき、その廃液に汚染度の高い洗濯物を浸す。
以前は卒倒しそうな光景だったが、今じゃあ合理的で洗剤の節約にもなるいい方法じゃないかぁ、と感心している(ウソっぽい、ちょいと誇張。私のブログはそういう記述も多いので注意)。

知人宅を訪問すると、彼女の家では大抵洗濯機が稼働している音がする。
「毎日洗濯しますよ」ですって。
2、3週間に一度、という伝統的な洗濯頻度のウチとは大違いだ。
「洗濯機は保障期間を少し過ぎたところで必ず故障します」と彼女は言っている。
「値段は関係ないわ」ですって。
ウチの洗濯機はすでに私が来る前から使っているから10年を超えているだろう。
頻繁な洗濯はもしかして、洗濯機に負担がかかるのかもしれない、とも考えられるし、日本でもよく言われているように、ここでも「最近の家電の故障しやすさは故意にそのように製造されている」のかもしれない。

義両親たちの肌着の洗濯物の数が少ないのと比較して、私のが異様に多い。
パンツなど、彼らは同じ物を3,4日穿いているのは間違いない。
冬場は暖房で手洗いでもすぐ乾くので、パンツの洗濯での消耗を避けるためにも(日本からのパンツは貴重品、ここのパンツで私サイズ、私の求める品質は皆無)手洗いしている。
ああ、やっぱり、ちょいと遠慮しているかな・・・洗濯機に負担がかからないように、って!

家事の主導権が無い、奴隷主婦生活もあと少しで八年か9年になるなぁ。
自分がちょいと人並みでない感覚であることが幸いしていると思う。
「こうでなければならない」と考えるのは、上手く行かないときにもっとも危ない考え方だし、
「こうしたい」という希望をあまりにも強く持ちすぎると、そうならない場合にストレスになりすぎる。
「ま、テキトーに」とのらりくらりとやっていくのがいいのかもしれない。

実際のところ、最近、ちょいと上手く行かなかったことがあり、落ち込んでいるところ。
家の中のことじゃあなくてね。
ま、そういうこともあるだろう、テキトーに交わして、心のエネルギー充電中。

赤くなりきらなかったトマトを採取して、このように保存する義母。
これらのトマトは義両親たちの朝食になる。
私たち夫婦には貴重な完全無農薬、本物有機栽培の自家栽培トマトだ。遠慮している。本当。
寄生夫婦、奴隷ヨメの自覚充分さ!