怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

自動販売機に注意、ドイツ。

2014年03月01日 | 物品
日本の自動販売機乱立振りを、日本人が批判することがある。
その存在がいいとか悪いとか言うより、性能について書かせてもらえばやっぱり日本の自動販売機の勝ち。

これは切手の自動販売機だ。つり銭が返ってくる機能がないので購入切手代金ぴったりを入れなければならない。

ぴったりでないと、そのつり銭分は切手となって出てくるのだ。
その半端な必要でない金額が印刷されている切手を取り出し口にそのまま残していく人も多い。
上の写真には切手が広告入れの細い隙間に入っている。
2セントとか5セントなどの細かい金額ならまだ許せるが(少し前まで封書の料金が58セント、と半端だったのでそういうものが残されることが多かった)20セント(約25円)の切手が捨てられているのをみると、がっかりした気分になってくる。
銭とを笑うものは1銭とに泣く、ってことわざはドイツ語にはないのかしら。
そういえば、1セント、2セント、5セント硬貨が道に落ちていたり、スーパーのレジの脇に落ちていたりするのを見ることが多いような気がする。
手が大きい割にはこれらの硬貨が小さいので彼らには扱いが難しいのだろうか。そういった小銭にこだわらない大雑把な性格の人々が多いのだろうか。

バスや列車の切符販売機、飲料の販売機などにもときどき世話になることがある。
毎回ちゃんとつり銭が出てくるかどきどきしながらお金を入れている。
日本のものと比較すると反応が遅いので「えっ、故障かな」といつもいつもぎょっとする私。
いい加減にここの自販機に慣れろよっ、と自分で自分を戒めるのさ。