怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

公衆トイレは少ないので野トイレ

2014年03月05日 | ひとびと
ウチの前の道に大型トラックやバスが止まっていることがある。運転手は休憩や時間調整をしているのだろう。
広々とした畑と空き地を貫く道だ。駐車されて迷惑に感じることはほとんどない。

台所の窓からよく見られる風景。長距離走行で疲れているのだな、と同情さえする。
車の中では飲食や喫煙もしていることだろう。バスの運転手は特にタバコが好きみたいで、始発のここから乗ると車内がタバコ臭くて倒れそうになる私だ。
さて、飲食すると出るものが出る。数十秒、頭だけしか見えないのだが、直立姿勢の男たちの姿を見ることができる。

車が駐車される場所からウチのほうを撮影したもの。おそらく運転手たちは自分たちのトイレシーンを観察されているとはまったく考えていないのだろう。
田舎の集落には公衆トイレなど無い。切羽詰ってやっちゃうのは仕方がないか。
この撮影時はきれいに清掃されていたが、いつもは丸まったティシュペーパーが散乱している。

数少ないドイツのいいところの一つに、糞尿に対して寛容、という部分がある。
この樹木のある周辺はウチが所有する土地らしいのだが、義両親たちはおしっこしていく男たちに注意をしたり「立小便禁止」などの表示をする気持ちが無い様子。
台所の窓際で義母と私が並んで立って「ああ、またトイレしているわ、困ったものねぇ」と会話する程度だ。

私的・広告のものを含め看板が少ないことと、道に転がる犬の糞が多いこと。日本はその真逆だな。「犬の糞持って行け!」と怖い調子の看板を実家付近で見るたびに震え上がる私。衛生と看板乱立のどちらを取るか!?