怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツで就職

2014年03月11日 | いろいろ
これは二年ほど前に見つけた小冊子。ドイツ、凄い、と思ったものだ。

外国人のためのドイツでの就業案内だ。「あなたの母国での資格をドイツでも承認させることができます」と。

英語をはじめとする周辺各国語での解説。
  

  
すでにここ在住の外国人向けの冊子なのだろう。外国にも「ドイツで働きませんか」とやっているのだろうか。
 
これは図書館で見つけたドイツ語教材だ。
写真で表現されているように仕事に就くためのドイツ語を学ぶためのものだ。たとえ母国の資格がここで認められても大抵の職場で使われる言語はドイツ語だ。
就業を希望する外国人のために数々の集中的なドイツ語コースが設けられている。そのほとんどが無料なのだからドイツはとてつもなくお金をかけて労働力を絶やさないよう努力している。


理解はできるけれど・・・
ウチの親族の子どもたちは皆ドイツで生まれ育った両親の元で育っている。まだ学校へ通っている年齢だが、そのうち外国人就業希望者と職場を争うことにもなるのだろう。姪のP子ちゃんなど、勉強がだめらしい。大丈夫かな、大学入学もそうだけれど就職も全国大会でなく、世界大会に近いものがある環境のドイツだぞ!
生粋のドイツ人がひょいとやってきた(本人は新天地で頑張ろうと覚悟を決めた移住なのだけど!)外国人に希望のポジションを奪われてしまうことが普通に起こっているのだろうな。
いろいろな犠牲があっての外国人労働力の受け入れ、ドイツを初めとする西欧州各国の努力を見守ろうと思う。

一家でここに移住してきて、就業が上手くいかなかったり失業してしまった友人を二例知っている。就学している子どもを抱えていると教育システムの関係上母国に戻るのも容易でない。私は何の力にもなれず「頑張ってね、上手くいくことを願っている」と言葉をかけるだけだ。