飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

特性のある子への出会いの対応

2021年03月21日 08時29分17秒 | 教育論
4月には新学年がスタートする。
対応が難しく、大変な子も必ず学級の中にいる。
その子への対応の基本的なこと。

1 出会いで心をつかむ
始業式の日に、全員の名前が顔と一致していることは、何よりのアドバンテージになる。
家に帰っても子どもたちは必ず保護者に報告する。
このことは子供だけでなく保護者からの信頼も増す。
個々の子供の興味関心事をリサーチして、話題を合わせることも大切。
決して指導からはいらず、共感する。

2 ちょっとしたことを褒める
教師は当たり前にやっていることを褒めない。
時間通りにすわっている。
指示によりすばやく反応できる。
おしゃべりをしないで話を聞く。
当たり前を褒める感覚で過ごすことも重要である。

3 変化を見逃さずに褒める
個々の変容は日々様々である。
ほんの僅かな成長にもその子の莫大な努力が隠されていることもある。
その変化を担任は見逃さない繊細が不可欠である。
教師は悪人ではないが、鈍感な人が多い。

4 人は日々成長できることを1年間話し続ける
人は、いつ、どんなときでも変わることはできるし、成長できる。
何かを始めるときにおそすぎるということはない。
行動を始めることが進歩の第一歩である。
そのためには様々なドラマの場面を担任は演出する布石を打つ必要がある。

5 叱るときは短く、ポイントを絞って納得させる
叱る場面は兎に角短く。
ポイントを絞る。
間違っても過去のことを引き合いに出したりしない。
納得が重要。

この記事についてブログを書く
« 人生の言葉 | トップ | 発問の種類 »

教育論」カテゴリの最新記事