飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

6年生 道徳科 消えた本

2024年02月13日 16時48分45秒 | 道徳科
6年生 道徳科 消えた本

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(1)登場人物  あずさ(主人公)
        お父さん
        お母さん
(2)内容
①C 主として集団や社会との関わりに関すること
②「規則の尊重」
③5・6年の目標・・・・法やきまりの意義を理解した上で進んでそれらを守り、自他の権利を大切にし、義務を果たすこと。
④6年生「消えた本」(日本文教出版)

3 展開

発問 世の中には「みんなの物・みんなのための物」というものがたくさんあります。
   例えばどんなものがありますか?
  ・公園
  ・図書館
  ・市民会館
  ・道路
  ・空気
  ・公民館
  ・学校
  ・海
  ・川
  ・救急車
  ・消防車
  ・警察署
  ・清掃センター

発問 これらのものは、誰が管理して、誰がお金を出していますか。
 ・国が管理して、国がお金を出している。
 ・県や市が管理して、県や市が管理している。
 ・地域に住む人たちで管理して、県や市がお金を出している。
 ※県や市町で管理運営していることをおさえる。

発問 今使っている机と椅子を自分で買う場合と三島市が買ってくれる場合とどちらの方が大切にしないといけないと思いますか。
 【自分で買う】
 ・自分のお金で買ったんだから大事にする。

 【三島市に買ってもらう】
 ・三島市で買うと言うことは税金で買っているから
 ・来年の子どもたちも使うから
 ・みんなが使う物ほど丁寧に遣う必要がある。
 ・自分で買ったら自分の責任だけど、みんなものはみんなが迷惑するから

発問 あずさの気持ちが「私一人くらいそんなに急いで返さなくても大丈夫だよね」から「あずさは借りた本を大急ぎで返しに行った」に変わったのは何が原因ですか。

・次の人が待っていることに気付いた
・税金で買った物は自分で買った物よりも大切に扱うことに気付いたから
・図書館全体で2万冊の本がなくなり、その損失が2500万円だと知ったから。
・ルールを破ることはいけないことだと気付いたから
・自分一人くらいという考えがもとでこの問題がおきていることに気付いたから

発問 借りた本を返さないとどんなことが起きると予想されますか。
 ・次に待って人に迷惑がかかる
 ・税金で買った大切な本を自分のものにするということは犯罪でつかまる
 ・どんどん本が減っていく
 ・税金の無駄遣いとなる
 ・また本を買うことになると、税金の予算が減り、買いたい物が買えなくなる

発問 みんなの物を大切にするにはどんなことが必要ですか。
・次の人のことを考える
・騒がない
・走らない
・落書きしない
・壊さない
・譲りあいをする。
・互いに助け合う
・自分一人ぐらいと言う考えを捨てる


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saitani

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