飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

若き教師への助言

2023年10月24日 12時46分06秒 | 教師論
27歳の若さで都道府県の優秀教員になった先生の言葉

1 努力よりも夢中 夢中よりも習慣
これは教員だけの話ではありません。
物事で成功する人は習慣を作ります。
逆に成功しないと人は習慣を作ることを嫌います。
強いチームはきつい練習も習慣化され、よいクラスにもよい習慣が、よい教師もよい習慣を作っています。
人生を変える手段で一番手っ取り早く賢い方法が、良い習慣を作ること。
今辞めたいことを洗い出し、今新たに習慣にすべきことを明確にするといいと思います。

2 つるみの法則
自分よりはるかに高みにいる人と付き合うことです。
これは本当に大切。
下を見て、安心せず、世界は広く、上には上がいます。
どこまでも成長するために、尊敬できない人と過ごす時間を捨て、あなたが本当に会うべき人、話すべき人、学ぶべき人との時間を持つべきです。
一流のパワーを感じると「自分も頑張ろう」と思えます。
例えば、あなたがスポーツを本気やりたいとき、地区1回戦負けのチームに行くのか、全国常連のチームに行くのかによって、未来は大きく変わります。
一流になるには、ポジティブでいる。
一流になるには、人生を楽しむ。
一流になるには、責任感が必要。
一流になるには、サービス精神が必要。
いつもいる箱の中にずっといてもあなたの成長は限られています。
コンフォートゾーンを抜け出し、居心地の悪い場所にこそ成長のヒントがあります。

3 振り切る勇気
得意なことだけに、思い切って集中してみてください。
得意なことで結果を出せば、必要な他の技術は後から自然と身についてきます。
好きで得意なこと以外は、走りながら身につけていけばいいのです。
そう考えれば、全てが揃う努力をして走り出すよりも、はるかに遠くへみなさんを連れて行ってくれるはずです。

4 気楽に考える力
教師って、しんどいことも多いですよね。
何をしたって反対してくる人もいる……。
何が正解なのか、ますますわからなくなることも。
結局、どんなことにも、良い面と悪い面があります。
完全に良いということはなく、完全に悪いということもありません。
要は、「どう考えるか?」という己の問題が一番大きいのです。
「これ、すごく良い」と思っても、「待てよ、ここの面は悪いな」となり、「これは最悪だ!」と思っても、「待て、こう考えるとここは良いな」となるもの。
結果的に、それが良いか悪いかなど、時間が経たないとわからないことです。
瞬間の善し悪しだけで判断しぎると、見えなくなることもあります。
何事も、常に良い面と悪い面がある。
だから、「ただそれだけのこと」だと思えば、気楽に考えられます。
「気楽に考えること」がとても大事だと思っています。

saitani