自転車に乗るようになってから憧れの場所があった。
それは、しまなみ海道、琵琶湖、霞ヶ浦。
この3つは、自転車乗りなら誰でも一度は走ってみたいと思う憧れに地だ。
しまなみ海道と霞ヶ浦は一度だけしか訪れたことはない。
距離的な理由や訪れる目的により、そのときどき状況は変化する。
ただし、琵琶湖はなぜか、しばらくすると行きたいという衝動に駆られる。
1回目の琵琶湖一周は、今から八年前、ロードバイクを初めて買った年に仲間3人と訪れた。
残念ながら近江八幡から出発したビワイチも途中の長浜でホイールのトラブルにより断念して、100kmを走ってDNF。
2回目は、同じ年の11月、友達と二人で北湖と南湖をまわる200kmに挑戦。
朝の6時に琵琶湖大橋のたもとにある道の駅をスタートして、戻ってきたのは午後7時だった。
途中は、コンビニで数回休憩をとっただけでひたすら走り続けた。
13時間ずっとサドルの上というのも初めての経験だった。
とても感動し、達成感を味わった。
3回目と4回目は夏休みを利用して、夏の真っ盛りに単独でのビワイチ。
このときは暑さと疲労から、だだ苦しかったことを覚えている。
常に日中の気温は35度を超え、自販機があるてびに頭から水をかぶりゴールを目指した。
日が落ちてからは、琵琶湖特有の虫の大群にも悩まされながら、暗闇を疾走した。
ゴールしたのは午後の八時半だった。
そして、5回目は友人三人で秋に走ったビワイチ。
このときは朝から雨模様で、一時的に晴れ間も覗いたが、基本的には土砂降りの中のライドだった。
夜の雨中ライドは、きつかったがいい思い出だ。
4年前にコロナ禍に見舞われ、遠出は自粛していたが、2年前に友達四人で6回目のビワイチをした。
このときは、高島市にあるメタセコイヤ並木まで足を伸ばし、楽しくライドをした記憶がよみがえる。
そして今回は、7回目の琵琶湖になる。
10月7日の土曜日、朝はそれほどでもなかった風が昼前には爆風に変わっていた。
三連休ということもあり、多くのローディーの方がビワイチに挑戦していた。
若い高校生のグループや親子の姿も多くあった。
我々二人は、五時半おきして、早朝ライドのでかけた。
彦根のビジネスホテルから、湖岸に出て、南下して撮影スポットの片道10kmほどの軽いライドである。
有名な「あのベンチ」で記念撮影をして、彦根城をみて、ホテルにもどった。
ゆっくりと朝食をとり、今日のライドの計画をたてたが、なんとしてもネックとなるのがあの爆風だった。
基本的に琵琶湖は風が強く吹きやすい土地柄ではあるが、そのとき風は天気予報では5mと出ていたが見た漢字は10mはあるのではと思えるほどだった。
急遽、ライドはとりやめ久ぶりの琵琶湖なので、観光メインにした。
三連休の初日ということを考慮して、絶対に混雑するラコリーナ近江八幡に開店と同時に訪問。
ここのラコリーナ近江八幡は、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだようなとても趣深いショップである。
おしゃれな雰囲気がそこかしこに漂い、ひとつひとつどれをとってもこだわりを感じる施設だった。
目的だった、バームクーヘンや生カステラ、バームサンドを購入した。
楽しみにしていた生バームクーヘンとバームコーヒーのセットを堪能した。
お店をあとにする10時ころには、予想通り人出も多くなり、駐車場も混雑しだした。
次の目的地は、琵琶湖のてっぺんにいちする農家レストランよばれやんせ。
小さな小さなレストランだが、すべての物が手作りで野菜やお米にもこだわりをもって提供している。
友人が琵琶湖を訪れるようになってから知り合いになった方だが、人柄もよく、私も2回目の訪問になるが、とても楽しみにしていた。
ともて美味しい松花堂弁当をいただいて、再訪を約束してレストランをあとにした。
琵琶湖には多くの見どころがあるが、自転車でビワイチをしてるとなかなか訪れることのできな場所もある。
そのひとつが木之本の近くにある余呉湖である。
今回は車だったので、余呉湖へ行くことにした。
周囲わずか7kmほどの小さな湖だが、はごろも伝説が残る古い湖である。
車で一周したが静かで落ち着いた佇まいには魅力を感じた。
ランニングをしたり、ゆっくりポタリングをするには最適である。
無料の駐車場もある。
ただ、周回道路は道が狭いので、自転車で回る際には、対向車等には十分に気をつける必要がある。
最後の観光地、長浜へと行った。
ここは三回目の訪問。
長浜は豊臣秀吉が初めて城を建てた場所である。
城下町もきれいに整備され、とても趣のある町並みが残っている。
まずは、黒壁スクウェアを散策。
連休でもあるので、多くの人で賑わっていた。
名物のきんつばを食べ、グッズが売っている海洋堂へ行った。
今回初めて知ったのだが、黒壁スクウェアの15周年を記念して作られた堅型万華鏡というものがあるらしいということで行ってみた。
なんとも怪しげな路地を抜けると、その堅型万華鏡はあった。
手動でハンドルを回すと天井についている部品が周り、とても綺麗な模様が映し出される。
あまり人のこないところにあるが一見する価値はあると思う。
そのあとコーヒーを飲みたくなり、自家焙煎コーヒー高千穂でテイクアウト。
豆からひいてくれる本格的なコーヒーを味わうことができた。
あとインスタでも有名は、フルーツサンドの二葉屋を訪れることにした。
時間的に午後4時をまわっていたので、すでに商品はないと諦めていた。
案の定、フルーツサンドは売り切れていた。
提供されていたシャインマスカットソフトクリームを食べたが、これが絶品だった。
おまけに4日間限定のシャインマスカット倍増デーだったので高価なシャインマスカットがこれでもかとのっていた。
そのフルーツのフレッシュな甘みとソフトの濃厚さマッチして、これだけでも大満足だった。
何気なく、店員さんと話していると特別にいくつかフルーツサンドを用意してくれるというラッキーに遭遇して、フルーツサンドを購入することができた。
これが評判通り、コスパ最高、味の最高、店員さんの対応も気持ちよく、旅の最高の思い出となった。
少し時間がかかるということですぐ近くにあるつるやパンの支店まるぱんやに行って、サラダパンとまるパンも購入した。
最後には、長浜駅にある平和堂スーパーのお土産物屋さんでいくつがお土産を購入して琵琶湖をあとにした。
短い訪問であったが、内容は本当に充実した楽しい旅行であった。
こんなに楽しい記憶はひさしぶりだった。
次回は、天候にも恵まれビワイチが決行できることを願いながら琵琶湖をあとにした。
自転車にのらなければ生涯一度も訪れることのない琵琶湖だが、本当にいいところだ。
これからも機会あるごとに様々な発見を楽しみい琵琶湖の魅力を満喫していきたい。
saitani
それは、しまなみ海道、琵琶湖、霞ヶ浦。
この3つは、自転車乗りなら誰でも一度は走ってみたいと思う憧れに地だ。
しまなみ海道と霞ヶ浦は一度だけしか訪れたことはない。
距離的な理由や訪れる目的により、そのときどき状況は変化する。
ただし、琵琶湖はなぜか、しばらくすると行きたいという衝動に駆られる。
1回目の琵琶湖一周は、今から八年前、ロードバイクを初めて買った年に仲間3人と訪れた。
残念ながら近江八幡から出発したビワイチも途中の長浜でホイールのトラブルにより断念して、100kmを走ってDNF。
2回目は、同じ年の11月、友達と二人で北湖と南湖をまわる200kmに挑戦。
朝の6時に琵琶湖大橋のたもとにある道の駅をスタートして、戻ってきたのは午後7時だった。
途中は、コンビニで数回休憩をとっただけでひたすら走り続けた。
13時間ずっとサドルの上というのも初めての経験だった。
とても感動し、達成感を味わった。
3回目と4回目は夏休みを利用して、夏の真っ盛りに単独でのビワイチ。
このときは暑さと疲労から、だだ苦しかったことを覚えている。
常に日中の気温は35度を超え、自販機があるてびに頭から水をかぶりゴールを目指した。
日が落ちてからは、琵琶湖特有の虫の大群にも悩まされながら、暗闇を疾走した。
ゴールしたのは午後の八時半だった。
そして、5回目は友人三人で秋に走ったビワイチ。
このときは朝から雨模様で、一時的に晴れ間も覗いたが、基本的には土砂降りの中のライドだった。
夜の雨中ライドは、きつかったがいい思い出だ。
4年前にコロナ禍に見舞われ、遠出は自粛していたが、2年前に友達四人で6回目のビワイチをした。
このときは、高島市にあるメタセコイヤ並木まで足を伸ばし、楽しくライドをした記憶がよみがえる。
そして今回は、7回目の琵琶湖になる。
10月7日の土曜日、朝はそれほどでもなかった風が昼前には爆風に変わっていた。
三連休ということもあり、多くのローディーの方がビワイチに挑戦していた。
若い高校生のグループや親子の姿も多くあった。
我々二人は、五時半おきして、早朝ライドのでかけた。
彦根のビジネスホテルから、湖岸に出て、南下して撮影スポットの片道10kmほどの軽いライドである。
有名な「あのベンチ」で記念撮影をして、彦根城をみて、ホテルにもどった。
ゆっくりと朝食をとり、今日のライドの計画をたてたが、なんとしてもネックとなるのがあの爆風だった。
基本的に琵琶湖は風が強く吹きやすい土地柄ではあるが、そのとき風は天気予報では5mと出ていたが見た漢字は10mはあるのではと思えるほどだった。
急遽、ライドはとりやめ久ぶりの琵琶湖なので、観光メインにした。
三連休の初日ということを考慮して、絶対に混雑するラコリーナ近江八幡に開店と同時に訪問。
ここのラコリーナ近江八幡は、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだようなとても趣深いショップである。
おしゃれな雰囲気がそこかしこに漂い、ひとつひとつどれをとってもこだわりを感じる施設だった。
目的だった、バームクーヘンや生カステラ、バームサンドを購入した。
楽しみにしていた生バームクーヘンとバームコーヒーのセットを堪能した。
お店をあとにする10時ころには、予想通り人出も多くなり、駐車場も混雑しだした。
次の目的地は、琵琶湖のてっぺんにいちする農家レストランよばれやんせ。
小さな小さなレストランだが、すべての物が手作りで野菜やお米にもこだわりをもって提供している。
友人が琵琶湖を訪れるようになってから知り合いになった方だが、人柄もよく、私も2回目の訪問になるが、とても楽しみにしていた。
ともて美味しい松花堂弁当をいただいて、再訪を約束してレストランをあとにした。
琵琶湖には多くの見どころがあるが、自転車でビワイチをしてるとなかなか訪れることのできな場所もある。
そのひとつが木之本の近くにある余呉湖である。
今回は車だったので、余呉湖へ行くことにした。
周囲わずか7kmほどの小さな湖だが、はごろも伝説が残る古い湖である。
車で一周したが静かで落ち着いた佇まいには魅力を感じた。
ランニングをしたり、ゆっくりポタリングをするには最適である。
無料の駐車場もある。
ただ、周回道路は道が狭いので、自転車で回る際には、対向車等には十分に気をつける必要がある。
最後の観光地、長浜へと行った。
ここは三回目の訪問。
長浜は豊臣秀吉が初めて城を建てた場所である。
城下町もきれいに整備され、とても趣のある町並みが残っている。
まずは、黒壁スクウェアを散策。
連休でもあるので、多くの人で賑わっていた。
名物のきんつばを食べ、グッズが売っている海洋堂へ行った。
今回初めて知ったのだが、黒壁スクウェアの15周年を記念して作られた堅型万華鏡というものがあるらしいということで行ってみた。
なんとも怪しげな路地を抜けると、その堅型万華鏡はあった。
手動でハンドルを回すと天井についている部品が周り、とても綺麗な模様が映し出される。
あまり人のこないところにあるが一見する価値はあると思う。
そのあとコーヒーを飲みたくなり、自家焙煎コーヒー高千穂でテイクアウト。
豆からひいてくれる本格的なコーヒーを味わうことができた。
あとインスタでも有名は、フルーツサンドの二葉屋を訪れることにした。
時間的に午後4時をまわっていたので、すでに商品はないと諦めていた。
案の定、フルーツサンドは売り切れていた。
提供されていたシャインマスカットソフトクリームを食べたが、これが絶品だった。
おまけに4日間限定のシャインマスカット倍増デーだったので高価なシャインマスカットがこれでもかとのっていた。
そのフルーツのフレッシュな甘みとソフトの濃厚さマッチして、これだけでも大満足だった。
何気なく、店員さんと話していると特別にいくつかフルーツサンドを用意してくれるというラッキーに遭遇して、フルーツサンドを購入することができた。
これが評判通り、コスパ最高、味の最高、店員さんの対応も気持ちよく、旅の最高の思い出となった。
少し時間がかかるということですぐ近くにあるつるやパンの支店まるぱんやに行って、サラダパンとまるパンも購入した。
最後には、長浜駅にある平和堂スーパーのお土産物屋さんでいくつがお土産を購入して琵琶湖をあとにした。
短い訪問であったが、内容は本当に充実した楽しい旅行であった。
こんなに楽しい記憶はひさしぶりだった。
次回は、天候にも恵まれビワイチが決行できることを願いながら琵琶湖をあとにした。
自転車にのらなければ生涯一度も訪れることのない琵琶湖だが、本当にいいところだ。
これからも機会あるごとに様々な発見を楽しみい琵琶湖の魅力を満喫していきたい。
saitani