私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

完敗じゃけど乾杯! : 兄弟海釣り合戦

2018-08-30 16:07:08 | 海釣り
2018年8月29日(水)

昨日誘い誘われアニキと海釣りに出かけた。
もちろん道具はいつものタナゴ竿と仕掛け。
思い起こせば4月に雨の中3バカ兄弟で釣りをして以来だ。

ねらうのはサヨリ。
2週間前、漁港の内湾にまでウヨウヨいたからだ。
エサはスーパーで買ったバナメイエビを1尾ずつで十分。(ハサミで細かく切って使う)

ただし、この日どこっちゃサヨリがおらん。
釣りの先客に聞いてみると
「昨日まではいっぱいおったんやけどなあ・・・」との常套句。

しゃ~ない、内湾の角で何か釣れればええよね。

と、バケツに海水を汲むなどの支度中に・・・「釣ったで~っ!」とアニキの声。

小さなマダイである。


明らかにフライイングである。
弟がチマチマ準備しとるんどお~っ!・・・と心の中で叫ぶ。

アニキの「釣ったで~っ!」は立て続けに聞こえてくる。
ウミタナゴの3連荘である。


このタナゴ竿なら結構ヒキも楽しめたやろうねえ。
やっと支度を終え、この釣りの熟練師であり、巻き返しに自信と余裕のある私。

少し離れた好ポイントへ。
何度もウキがゆっくり沈み込む。
が、一向にアワセができないぞ・・・何て日だっ!

「よし、ワシが釣っちゃるっ!」 調子にのったアニキ。

見事に小さなアミメハギを釣り上げた。


還暦過ぎたジジイ2人がキャイキャイはしゃいでる様子を不憫に思ったのか
「小さいの釣れたら撮影だけさせてください」とお願いしてたせいか(絶対後者が理由じゃいっ!)

沖へ向けて釣ってた近くのオジサンが、やけに体色の明るいカサゴを私にくれた。


釣れなくなってウロウロしてたアニキがニコニコ帰ってきた。
手にはそこそこのキジハタ。
釣りをしてた若者がくれたという。
比べてみる。


ワーン! 大きさも価格的にも完敗じゃあっ!
もらい物でも敗けとる。

せめて私がもらったカサゴがウッカリカサゴならば初めて見る魚なので溜飲も下がる。

胸ビレ条数を調べてみる。


17本やんか。きっちりカサゴやんか。(ウッカリカサゴは19本)
トホホホホ・・・ボウズのまんまやし・・・

一昼干しでもしておこうと家から持ってきた濃い塩水に浸して干物カゴへ。

「サヨリ 寄ってきだしたよ」 と、そのオジサンから恵みの言葉。

1尾だけ撮影しておいて・・・


ここからは昼飯や撮影どころではないのである。

でもって一気にアニキ宅の食卓へと話はとぶ。

一昼干しにした魚たちがコレ。


干す間もなく天ぷらの材料となったサヨリたちがコレ。


食卓へ並べられたのがコレ。


ちなみに我が家ではおすそわけの20尾ほどサヨリを天ぷらにした。
サヨリは無茶苦茶美味いとあらためて思うが、何せ暑すぎるもんなあ。

ダメ押しに、アニキが描いたサヨリのイラスト。


釣りでももらい物でも料理でもイラストでも完敗じゃケド・・・マジックも20になったことだし・・・乾杯じゃ!

今回の完膚なきまでの完敗で、最近のジャイアンツファンの気持ちが少しだけ分かった気がしたなあ。


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2 コメント

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サヨリ (Blue Wing Olive)
2018-08-30 23:14:33
いや~、サヨリが回遊してきて良かったですね。
本当、美味しいんですよね。
久し振りに、釣って(食べて)みたくなりました。
まだ小さかった子供を連れて行った、堤防でのサヨリ釣りを思い出しました。
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Blue Wing Oliveさんへ (私魚人)
2018-08-31 08:55:47
コメント有難うございます。

雑味のない白身で、本当に美味しくいただきました。
こんなに美味しいのに釣ってる人はチラホラ。
流行の釣りの対象魚ではないみたいですね。

暑くなければ毎日行ってもいいのに、と思うくらいのサヨリでした。
前回、中高生さんたちにあげたのは勿体なかったなあ。
返信する

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