私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ミドリアイナメとコガネタケノコメバル : 背地適応のなせる業

2018-04-29 17:22:44 | 海釣り
2018年4月29日(日)

4月26日 潮干狩りに飽きた私は浅瀬でちょいと釣り。
魚の大きさ・種類にこだわらなければ、とんでもない浅瀬でも釣れるのだ。

そこで釣れたのが右側のアイナメ(左のがごく普通のアイナメ)。


ずいぶん碧が勝ってる(うわっ! 変換ミスや!)=みどりがかってるよね。
そう、ミドリアイナメなのである。

そこでは黄金色のタケノコメバルも釣れた。


そう、コガネタケノコメバルなのである。

普通のと比べてみる。


ねっ? 体色がかなり違うでしょ?

でも、どちらもアイナメとタケノコメバル。
初物でも何でもないのである。

このポイントで釣れた魚たちはやたら体色か薄かったり、緑色っぽかったり・・・

さて、どんなポイントだったかというと

こんな所だったのである。

緑色の海藻であるアオサやヒトエグサがビッシリ。

そう、コイツらそんな環境にあわせて体色を変化させていたのである。
これを専門用語で『背地適応』という。

「おもろいやんか! これ、ブログに書こっ!」

「背地? 配置? 配置適応じゃないんね?」
「うんにゃっ!」

「背中側というより腹側の色にあわすんじゃろ? それなら腹地適応じゃないん?」
「うんにゃっ! 背地を英語に直すと・・・・・・」

「・・・バックグラウンド!」
「その通りっ! だから background adaptation やね、オホン!」

「・・・次々とネタがよ~浮かぶもんじゃね」
「ネタとちゃうわいっ! 気付きやないかいっ! 発見やないかいっ!」

たまにちょっとかしこげなこと言うても、まともに聞いてももらえんわ。





コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (まめ吉)
2018-04-29 21:16:22
お疲れ様です。
現地観察における推考の数々、お見事で御座います・・・
やっぱり最後は夫婦漫才なのね~!(笑
返信する
Unknown (私魚人)
2018-04-30 06:10:38
まめ吉さん いつもありがとうございます。

漫才ではなく、実話であります。
「ほほおっ!」なんて感心してもらえることは
ほぼありえませんので。
返信する

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