私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

「ふなミンチ」発見!・・・岡山郷土料理の素材

2019-01-23 08:43:20 | 魚全般
2018年1月23日(水)

昨日は隣県の岡山の漁港へ。
今年になって、まだかみさんだけが海水魚ボウズなのである。
早く1匹だけでも釣ってもらわねば・・・でも、近くではチャガラしか確実ではないし・・・

と、いうことでドライブ兼ねてちょっぴり遠征。

良さそうな波止の電線には、釣りの仕掛けが1mおきにからまっとる。


投げ釣りなんかをする人は、高枝切バサミ持って出かけんといけんな。
自分の仕掛けの始末くらいちゃんとしいや。

と、ここでかみさんに待望の1匹。


タケノコメバルである。

私にも1匹釣れて、さらにアカオビシマハゼを追加し


竿じまい。

晴れて暖かくなるとの天気予報ははずれ、雲って風もそこそこ吹くし、寒い。


そこで、久しぶりに岡山地元のスーパーへ。
総菜や魚介類が格安に豊富に並ぶ店なのでたぶんおもしろいのだ。

そこでいきなり見つけたのが「ふなミンチ」 1パック150円。


あわてて車へとカメラを取りに行くことに。
専門店ではなく普通のスーパーに並んでたのに驚いた。

岡山では冬の時期のフナを使って、「ふなめし」という郷土料理を作る。
「ふなずし」や「こぶなの甘露煮」なんかは食べたことがあるが、ふなめしは未経験。
魚料理は地域地域でバラエティに富んでいて、きっと大切な文化なんだと思う。

隣にはサッパを酢漬けした「ママカリ」が並んでた。


きっと懐かしがるお年寄りたちが買っていくんだろうなあ、ふなミンチ。

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2 コメント

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こんばんは (Blue Wing Olive)
2019-01-24 23:11:29
ふなミンチって、こちらでは全く馴染みの無い食べ物です。
岡山のママカリは、知名度が高いですね。
瀬戸内の魚を食べる文化は興味深いです。
山陽方面にちょっとした旅行に出かけたことを、拙ブログでも触れましたが、福山駅で、ネブトのから揚げというのが売ってあって、衝動買いして、帰りの新幹線の中で食べました。美味しかったです。それと、尾道でデベラという、タマガンゾウヒラメの稚魚の干物が売ってあって、それも食べたかったけど、荷物が増えるのが厄介だと考え買わなかったことを、後悔しています。
小さい魚も大切にする地域なのだと感じ、私魚人さんのことを思い出しました。
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Blue Wing Oliveさんへ (私魚人)
2019-01-25 10:28:40
コメントありがとうございます。

ふなミンチ、岡山の川魚専門店で売ってることは知識としては知ってましたが、
実物を(しかもスーパーで)見たのは初めてです。
ネブト(テンジクダイ)、デベラ(タマガンゾウビラメ)、タモリ(セトダイ)などなど・・・瀬戸内中央あたりの魚食文化も独特なものがありますね。
その中で、チイチイイカ(ベイカ)が一番お気に入りです。
Blue Wing Oliveさんの郷での魚食文化もきっと素敵なんでしょうね。
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