2019年2月6日(水)
昨夏、台湾8日目(8月6日) 訪ねた渓流で友が採って撮った魚たちの紹介④
婚姻色のよく出たカオピンオイカワ(高屏鱲:Opsariichthys kaopingensis )
前も台湾には3種のオイカワがいることを紹介した。
その中で一番分布域が狭いのがコイツ。
あらためて日本のオイカワとこの3種を比べると
日本のオイカワ(追河:Opsariichthys platypus )
あくまで個人的意見だが、他の3種に比べ朱色が濃い。
台湾中北部に分布するタイワンオイカワ(長鰭鱲:Opsariichthys evolans )
体側の斑紋の間隔が広い。
婚姻色の出た個体も見てみたかったなあ。
台湾に広く分布してるタカサゴオイカワ(粗首鱲:Opsariichthys pachycephalus )
オイカワとハスとの中間的な特徴を感じるな。
そして、今回のカオピンオイカワ(高屏鱲:Opsariichthys kaopingensis )
こうして並べるとタカサゴオイカワとカオピンオイカワはとってもよく似てる。
どう違うのか? というと
・体長に対して頭長が短い(顔が小さい)
・同じく吻長が短い(口が小さい) のだそうだ。
こういう違いは、何匹も計測して偏差(種内変異の幅)を調べ、明らかな差が出たから言えるんだろうね。
数匹採集して、どうのこうのはいえない。
そんなことをよく知らんまま、採集後に合流した若から聞いたものだから・・・つくづくと悔やんだ。
「あ~あ、そんなことならタナゴ竿を持って降りればよかったなあ・・・釣れたかもしれんのに・・・」
「前に来たとき、ここで釣っとるよ」 と、友。
「え? 誰が? いつ?」
「職場の同僚と数年前に来た時に同僚が釣っとる」
「え? 道具は?」
「(私から)もらってた150cmのタナゴ竿と仕掛けで」
「お~っ! そんならわしが釣ったも同然じゃ! ワハハハハハ・・・」
「そういうことになるな」
そう、友はこの渓流3度目の訪問なのである。
1人で海外で貧乏旅するよりもいいと、魚に興味のない職場の同僚をたぶらかし
私がプレゼントしてた竿と仕掛けで釣りをさせ、その間のんびりガサをするという悪だくみ道中。
なるほど! 思い出したぞ!
少々か細すぎて使い勝手の悪い竿と仕掛け2組あげたわ。
そのときにカオピンオイカワを釣ったんじゃわ。
「でも、カオピンオイカワかどうかわからんじゃんか」
「いえ、この流域で釣ったオイカワならば、ほぼ100%カオピンです」 と横から若(き研究者さん)。
(こういう都合のいい話のときは若だけにせんとこ)
ついでに、若が本流で採ったカオピンオイカワの大型個体
ここまででかくなると、顔はいっそう小さく見えるわなあ。
でもって、やはりつくづくと地域ごとにいろんな特色を示す淡水魚たちは面白いもんだね。
これを持って帰ったり、アチコチに移動させてまぜこぜにしたりしちゃいかんなあ、とあらためて思う。
現地で数匹程度、ちょこっとだけ見て楽しませてもらうのが一番。
(できるだけ手で触らんようにしながら)
それさえも、こういう趣味を持つ人たちが大勢増えたらやめんといけんようになるしなあ。
昨夏、台湾8日目(8月6日) 訪ねた渓流で友が採って撮った魚たちの紹介④
婚姻色のよく出たカオピンオイカワ(高屏鱲:Opsariichthys kaopingensis )
前も台湾には3種のオイカワがいることを紹介した。
その中で一番分布域が狭いのがコイツ。
あらためて日本のオイカワとこの3種を比べると
日本のオイカワ(追河:Opsariichthys platypus )
あくまで個人的意見だが、他の3種に比べ朱色が濃い。
台湾中北部に分布するタイワンオイカワ(長鰭鱲:Opsariichthys evolans )
体側の斑紋の間隔が広い。
婚姻色の出た個体も見てみたかったなあ。
台湾に広く分布してるタカサゴオイカワ(粗首鱲:Opsariichthys pachycephalus )
オイカワとハスとの中間的な特徴を感じるな。
そして、今回のカオピンオイカワ(高屏鱲:Opsariichthys kaopingensis )
こうして並べるとタカサゴオイカワとカオピンオイカワはとってもよく似てる。
どう違うのか? というと
・体長に対して頭長が短い(顔が小さい)
・同じく吻長が短い(口が小さい) のだそうだ。
こういう違いは、何匹も計測して偏差(種内変異の幅)を調べ、明らかな差が出たから言えるんだろうね。
数匹採集して、どうのこうのはいえない。
そんなことをよく知らんまま、採集後に合流した若から聞いたものだから・・・つくづくと悔やんだ。
「あ~あ、そんなことならタナゴ竿を持って降りればよかったなあ・・・釣れたかもしれんのに・・・」
「前に来たとき、ここで釣っとるよ」 と、友。
「え? 誰が? いつ?」
「職場の同僚と数年前に来た時に同僚が釣っとる」
「え? 道具は?」
「(私から)もらってた150cmのタナゴ竿と仕掛けで」
「お~っ! そんならわしが釣ったも同然じゃ! ワハハハハハ・・・」
「そういうことになるな」
そう、友はこの渓流3度目の訪問なのである。
1人で海外で貧乏旅するよりもいいと、魚に興味のない職場の同僚をたぶらかし
私がプレゼントしてた竿と仕掛けで釣りをさせ、その間のんびりガサをするという悪だくみ道中。
なるほど! 思い出したぞ!
少々か細すぎて使い勝手の悪い竿と仕掛け2組あげたわ。
そのときにカオピンオイカワを釣ったんじゃわ。
「でも、カオピンオイカワかどうかわからんじゃんか」
「いえ、この流域で釣ったオイカワならば、ほぼ100%カオピンです」 と横から若(き研究者さん)。
(こういう都合のいい話のときは若だけにせんとこ)
ついでに、若が本流で採ったカオピンオイカワの大型個体
ここまででかくなると、顔はいっそう小さく見えるわなあ。
でもって、やはりつくづくと地域ごとにいろんな特色を示す淡水魚たちは面白いもんだね。
これを持って帰ったり、アチコチに移動させてまぜこぜにしたりしちゃいかんなあ、とあらためて思う。
現地で数匹程度、ちょこっとだけ見て楽しませてもらうのが一番。
(できるだけ手で触らんようにしながら)
それさえも、こういう趣味を持つ人たちが大勢増えたらやめんといけんようになるしなあ。
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