私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ゲンノショウコ Geranium thunbergii :雄性先熟と知らなくて

2022-09-20 17:53:40 | 植物
2022年9月20日(火)

ゲンノショウコ Geranium thunbergii

20220911

知人との所用の休憩中、ツリフネソウの周りにたくさん咲いていて


フウロソウの仲間は、私好みの花(アメリカフウロは除く)だからと撮影をした。
岡山のビッチュウフウロなど、可憐に清楚に咲いている気がして好きなのである。
「『現の証拠』と言ってね、昔の人は下痢止めなどの即効薬として使っていたんだよ」と、知人へ知ったかぶり。

帰宅後、画像を整理していて・・・
おしべの葯がすっかり落ちた花もあるなあと、思った。


ところがである。
移動後に見た花は、花弁も細く、めしべの先が星形に広がっていて


てっきり「ゲンノショウコに近い別種のフウロソウだ」と、勘違いしたまま
「ほら、この赤花は全然違うよ、撮影しておいたら?」と、友に勧めた。

何のことはない。
どれもこれも同じ「ゲンノショウコ」だったではないか!

調べてみたら、自家受精を防ぐために
まず、おしべの葯が熟し
その次に、葯が落ち
その後、めしべが熟し、柱頭が発達し星形に広がる
という『雄性先熟』のシステムなのだそうだ。

知らなかった・・・
ちなみに、「東日本以北では白花が多い」ことも初めて知った。
ま、フィールドでの思考はいつもTry & Error だもの。
間違えたらすぐ訂正して、謝って、また進めばいいか。
コメント
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