三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【北海道と本州以南の「住宅技術」対話】

2016年11月02日 06時55分01秒 | Weblog



昨日は、スタッフと同行して仙台から盛岡へ。
なんですが、最近のわたしの「日本エコハウス大賞」に関しての投稿、
選者の西方さんからの「北海道の住宅の応募希望」コメントから
発想された北海道と他地域の「相違と対話」みたいなことに
たくさんのコメント、意見が寄せられておりました。
最初の投稿は【日本エコハウス大賞と北海道の住宅】10月28日6:24
と題した投稿で、こちらにはFacebookへのコメントが総数で36件。
さらに、【謙虚にシアワセを実現する「エコハウス」】10月30日 6:47
には、同じくFacebookへのコメントが総数で65件に上りました。
両方を併せると、なんと100を超えるコメント総数。
で、わたしは移動に際してパソコンは持っていなくて
幸いスタッフが運転してくれたのでiPhone画面ではチェックできたのですが、
そのコメントも、超長文のものが多くて小さな画面では
老眼にはたいへん厳しい状況で、
「なにやら盛り上がっている、いやこれは炎上か?」
と案じられるようなことでした。
で、仙台のホテルに帰着して、ようやく1時間ほどかかって
全コメントを確認し、必要最低限のレスを入れたりしておりました。
みなさんのコメント内容は、それこそ百家争鳴的で、
とてもまとまりきれるものではありませんでしたが、
おおまかには、表題のように「北海道と本州以南地域との住宅対話」
とでも言えるような内容で、わたしの対応できなかった時間には
同じ北海道の立場を代弁して知人の山本亜耕さんや丸田詢子さんなどが
適時コメントを入れていただいていたようでした。
こういった趣旨の住宅を巡っての「対話機会」というのは
なかなかなかったのが現実だと思います。

わたしはいま東北に居るのですが、実は
最近のひとつのミッションとして、北海道の住宅断熱技術資格である
BISの講習と試験を仙台で開催するべく活動していました。
おかげさまで各所のご理解ご支援が得られて、来年早々に実現の
運びとなったのですが、北海道と本州地区の技術交流機会をそのように
仕掛けている最中でもあったのであります。
ちなみに、このBISの講習と試験、確定した日程は
2017年1月19日(養成講習会〜新規取得者向け) 9:30~17:00
2017年1月20日(更新講習会) 9:10~12:00
で、養成講習受講者向けの「試験」は、
2017年2月14日(火)13:30~16:00
会場はどちらも仙台市のフォレスト仙台<仙台市青葉区柏木1-2-45>
という次第で実施されることになりました。以下要旨です。
主催/一般社団法人北海道建築技術協会
後援/宮城県(予定)、仙台市(予定)
(公社)日本建築家協会東北支部(予定)
(一社)宮城県建築士事務所協会、
(一社)新住協、住まいと環境 東北フォーラム
協力/(株)札促社(住まいの雑誌Replan)  となっています。

東北地域などのみなさんにとっては、
北海道のオフィシャルな立場での「断熱」技術の習得機会。
テキスト自体も北海道の住宅進化経験が凝縮された内容ですので、
技術ベースとして活用していただけるものと思います。
わたしとしては今後ともこうした交流機会を拡大させたいと考えています。
ぜひこの機会をご利用いただければと思います。
コメント
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