三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

来年は巳年ですね

2012年11月08日 06時28分52秒 | Weblog



写真は、10月はじめの気仙地域訪問時の古民家でのひとこま。
ヘビって、こういう彫り物としては造形化しにくい素材。
そういうなかでは、この彫り物、バランスは悪くない。
ただ、造形的にどうしても真ん中あたりに重量感を持って来たくなるので
そうすると結び目ができてしまう。
本当のヘビって、こんなふうにはなるわけがないのではないか(笑)。
これじぁ、コンブ巻きのようなヘビになって
外敵から格好の餌食にされてしまうのは必定。
このあたり、難しさがあるように思いますが、
案外、ヘビってこのような体躯の巻き込み方をするのでしょうか?
あんまり好きな動物ではないので
注意して見つめ続けるようなことはしたことがありませんので、
定かではない。
とぐろを巻いて、いまにも飛びつきそうな体勢をとっているヤツでは
床の間に飾るのには、すこしおどろおどろしすぎる。
そういったことで、多少ユーモラスに動けなさそうな体勢にしたのか。
あるいは、制作の都合で、素材になった木の素性が
このような体勢を選択させたものか。
それと、へびを造形化するときに次のテーマになるのが色合いでしょうね。
白いヘビというのは、民話や伝承などで
なかなか好意的に描かれることが多い。
それ以外では大蛇というように、どちらかといえば悪役が多い。
そのなかでは、白蛇は瑞夢の象徴とされるので
このような置物にしても、見るひとに悦ばしく思われやすい。
いまにも噛みつきそうな毒蛇では、置物にしても気味が悪い(笑)。

ことしは辰年で、もう11月。
いかにも早い展開で、あわただしさだけが感じられるようになってきました。
若い時って、もっともっと時間がゆっくりと過ぎていった気がする。
味わいがもう少し感じられたのではないか。
ことしは暑い日が続きましたが、いまでも札幌、初雪がみられない。
昨年は15日に初雪で観測史上3番目に遅かったと言うことですが、
どうもことしは、寒さの実感が迫ってこない。
いまの様子では東京での11月のような季節感だなぁと感じています。
さて、仕事の追い込み、なんとか間に合うかどうか。ふ~~~。
コメント
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