東京ではここのところ、大雪が降るかどうか
っていうことで、身構えるようなニュースが流れてきています。
わたしが東京で大学生活~広告人生活を送っていた時期の
冬の様子を思い起こさせてくれてほほえましい。
北海道から東京に来て生活している人間にとっては
大都会の喧噪が、一瞬ぴたりと消えてしまうような
あの東京での降雪の感覚は、なんとも表現しにくい感覚です。
インターネットで調べてみたら、
写真のような新聞の天気覧の記録に巡りあった。
1967年と言うからいまから44年前、わたしはまだ札幌にいたわけですが、
なかなかに面白い。
44年前の今日も、東京、雪だったのですね。
旭川の最低気温はマイナス22.3度で、最高気温でマイナス10.1度。
天気記録の地点が面白い。
なぜか、中禅寺とか、網代とかが掲載されている。
冬の特別バージョンで、なにかの象徴性を持たせたのか。
で、反対側に本日掲載になった日経新聞の天気覧です。
いまは札幌に住んでいるので、北海道版ですので
観測地点は北海道内各地と、道外主要都市です。
温暖化というべきなのか、たまたまここのところは北海道が暖かいのか。
大きく違いがあってびっくりしますね。
旭川は平年値と比べて13度も高くなっている。
そんなこんなでありますが、東京での雪。
ちょっとした雪で交通は終日マヒ状態になるし、
そういう意味では、年に数回の特別な日の感覚がある。
もちろん、気温は日中になれば上昇するので
淡雪で消えてしまうけれど、
やはりこの街も雪が降れば、また違う美しさを持っているものなのだ、と
そんな思いを感じながら、湿度の上昇した空気感の中を
ちょっと生き生きと、歩き回っていた記憶がある。
どうも雪が雨に変わっているようですが、
東京のみなさん、まだ雪の降ることはあるので、充分ご注意くださいね。