レモン vs 蝶々












祖母が亡くなってもう何年にもなるが、亡くなってしばらくの頃は、トンボや蝶々が飛んでいると「大ママ(祖母をそう呼んでいた)が来たわ」と皆でよく喜んでいた。

今の季節、庭には蝶々がよくやって来る。お花がたくさんだからかしらと思っていたら、そうではなくて、なんとレモンの木のせいだそう。

母があるときレモンの木を買ってきた。レモンといってもなぜか丸い実がなってしまうので、実はみかんではないか?という説も流れたのだが、専門家に伺ってみたら確かにレモンだそうだ。今年は白い花がきれいにたくさん咲いている。実のりはどうなるのかこれからが楽しみ。

よく陽があたるように外に出しているのだが、アゲハチョウはレモンの葉を好み、レモンの木に卵を産むのだそう。道理でレモンの周りにはいつも蝶々が飛んでいるわけだ。先日ブログに載せたこのアゲハチョウの写真も、うちのレモンの木にやってきたところをパチリと撮ったもの。お花の蜜を吸いにきているというより卵を産みにきているらしい。見ているだけなら美しく、甥も喜ぶ”ちょうちょ”だけれど、実はレモンの木にとっては天敵なのだ。

そうはいっても、良く晴れた日に、お花のまわりをひらひらと蝶々が舞っているのを見ると、なんだか嬉しくなって、なかなか追い払う気にはなれない。それに、やっぱりもしかしたら祖母がときどきやってきてるのかもしれないとも思うし。。。






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