身体に優しい心遣い
























先日、この季節ならではの「上海蟹」をいただきました。飯野さんのお招きで銀座の上海料理のお店「上海 小南国」のディナーパーティに伺ったのです。

こちらのレストランは上海や香港ではすでに数店舗展開している中国企業の直営するレストラン。上海でも新しいタイプの中華料理を紹介しているそう。

写真のように、お料理は野菜がふんだんにつかわれていて繊細で盛り付けも美しく、エレガントな気分でいただける中華料理。上海蟹もきれいにほぐされてサーブされてきました。

面白いと思ったのは(写真がなくて残念ですが)、お箸がめいめいに黒と白の2膳用意されていて、白いお箸はお取り箸、黒いお箸は食べるためのお箸なのだそう。そういった細やかな演出は日本人に受けそうな気がします。

デザートには、しょうが湯に入ったゴマ餡のお団子が出てきました。この時期人気の蟹は実は身体を冷やす食べ物だそう。最後にしょうがをいただくことによって食のバランスをとるそうです。こんな身体に優しい心遣いも素敵で嬉しいですね。

デザートセミナーでも、なるべく旬の素材を選び、それぞれの食材の効用もお知らせしています。また色にも暖かく感じる色や涼しく感じる色、美味しく感じる色など色の持つ特性がありますから、セッティングやフラワーアレンジメントにもふんだんに、五感を刺激するように取り入れています。ご紹介しているお菓子やアレンジメントも、こんな風に皆様のお食事の流れや体調と組み合わせてつくっていただけるとより効果的でよいなと思います。






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