前回blogで紹介した木を「後くらみの白散り斑芸に後冴えの中透け芸」と
書いてしまいましたが、間違ってました。
あれから半年、こんなになりました。
出芽は一瞬中透っぽく出たものの崩れて、元の散り斑縞に先祖帰りしてしまいました。
この葉が中透けっぽいんですよね。
出芽の時にこんなでしたから
てっきり、いつも散り斑で出てから中透けへ移行しているものだったと勘違いしてしまいました。
ちなみに本芸はこうです。
最初から中透けで出ています。
雪丸は、素心→散り斑→縞→中透けへと変化してできたものですが、
普通、散り斑は抜けたりせずにそのまま固定するのに、
雪丸の親は散り斑が抜けて変化することが多く不思議な木です。
抜けやすい性質があるがゆえに、縞に移行もするのだと思われます。
この木もまた雪丸に戻ってくれることを願って、バラバラに割ってみようと思います。