由緒正しい友禅錦からの芽変わりですが、黄縞に出て、暗まずに白く爆ぜていきます。
一般的な友禅錦とは明らかに縞の色も性質も異なります。
山田氏が友禅錦と名付けられた木は、後暗みの乳白縞、
金牡丹グループに例えると、月笙と金牡丹の中間のような木であり、
黄縞のこの木はいわゆる黄牡丹錦にあたります。
アントシアニンの発色がよく、黄縞+深紅の縞+墨と多彩な、芸西村産の宝物です。
こちらが親木です。
お婆さんになったので、昨年下葉を半分くらい落として、めでたく三つ子を生みました。
よく見るとまた次の子が顔を出しています。
おいおいそんなに養えるのかよ、と思ってしまいますが、親より子の方が勢いがありそうです。