温室の入り口の脇の壁でシシンランの花がひっそりと咲いています。










私は自生地を見たことはなく。子供の頃自生地を夢に見た植物の一つです。
40年ぶりくらいに栽培してみてますが、鉢ではなく壁の軽石に植え込んでます。

温室北側の1階部分は、コンクリート擁壁で、3分の1は庭土で埋まってます。
そこから入り口のドアまでの壁には、鹿児島からサングリーンきむらさんに運んで貰った軽石を
ノコギリで切ってはアンカーボルトで固定して張り付けてます。








石垣のように敷き詰めずに、間隔を空けて散らしたり、集めたりしてあります。
そこに穴を開けて、イワヒバ、イワオモダカ、コウザキシダ、ミツデウラボシ、
タカノハウラボシ、ツクシノキシノブ、ビロードシダ、アオネカズラ、ヒモラン、
オシャグジデンダなどのシダを植えて、シダの壁を制作中です。
1年前から作り始め、まだ先月植え終えたばかりなので、
2年後くらいにはいい感じ〜になってる予定です。

花を咲かせるものはあまり植えないつもりで、
今のところシシンランとジガバチソウ、キバナノセッコクくらいです。
そんなこと言って、苔庭も今では蘭の庭になって来てるじゃん、
と自分でつっこみを入れる私でした。

ちなみにシシンランは蘭ではなく、イワタバコ科の植物です。
ちなみにシシランはこちらで、これも蘭ではなくシダの仲間です。

